ディストリビューション・レビュー [4/28更新] 4ページ
隠れたベスト・デスクトップLinux、SimplyMEPIS
2008年11月26日
今日、Linuxといえば、Ubuntu、Fedora、openSUSEだろう。すべての人がUbuntuを使い、ほとんどの人がFedoraを使ったことがあり、多くの人がopenSUSEを選択肢の1つに入れる。しかし、ウェストバージニア州モーガンタウンで生まれたDebian系デスクトップ・ディストリビューション SimplyMEPIS を知る人は少ない。優れたデスクトップ・オペレーティング・システムなのに残念なことだ。次期バージョン8は現在ベータ5が出ており、まもなく正式リリースされるだろう。試用したので報告する。
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Linuxの水準を引き上げたUbuntu Intrepid Ibex
2008年11月10日
新たなUbuntuがリリースされるたびに、ほかのLinuxディストリビューションを見る目が厳しくなる。最新のUbuntu 8.10(コードネームIntrepid Ibex)が注力しているのは、モビリティと3Gネットワークのサポートだ。高速で安定したリリースというのがIntrepidに対する私の印象だが、小さな問題がいくつか見受けられ、まだ完全とはいえない。
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FreeNASでのストレージの設定方法
2008年10月28日
ネットワークから容易にアクセス可能なストレージを提供すること。それがFreeNASサーバーの目的だ。その目的を果たすには、ハードディスクがFreeNASでどのように扱われるかを理解し、ハードディスクをどのように構成すればそのネットワークにとって最も適切かつ信頼できるストレージになるかを知ることが重要である。
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TinyMe――驚嘆すべき安定性と軽量性を兼ね備えた小型ディストリビューション
2008年10月27日
私は、1つのコンピュータを可能な限り使い続けることを信条にしていることもあり、最近は旧式化したコンピュータの延命に役立つであろう、軽量型Linuxディストリビューションに興味を抱いている。その1つが本稿で取り上げる TinyMe 2008.0 だ。 TinyMeはPCLinuxOSをベースとしているが、オリジナルのディストリビューションが700MBクラスであるのに対して、TinyMeのサイズはわずか200MB程度に収まっている。TinyMeが貧弱なハードウェアに優しいディストリビューションに仕上がっているのは、Openboxウィンドウマネージャなどの軽量ソフトウェアのみを取り揃えた、スリム化の成果だとしていいだろう。
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大幅な改善が見られるSTUX 2.0
2008年10月24日
先月リリースされた STUX 2.0は、私が数年前にレビュー(翻訳記事)したバージョン0.9.2から著しく改善されている。Slackwareをベースとした同ディストリビューションのルック&フィール(外観と操作性)にはほとんど変わりがないが、システムを使えないものにしていた前回の大きな技術的問題は解決されている。
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Minisys Linux:強化されたPuppy Linuxディストリビューション
2008年10月23日
Puppy Linuxではディストリビューションを簡単にリマスタリングできるため、おそらくそれがpupletと呼ばれるPuppy Linuxの派生版が多く存在する理由だろう。pupletの中には、同梱されるソフトウェアやウィンドウマネージャがオリジナル版と異なるだけというものもあれば、特定のハードウェアプラットフォームをターゲットとしたものもある(Pupeeeなど)。本記事では興味深いpupletの1つとして、Puppy LinuxとSlackware 12をベースとしたモジュール型のLinuxディストリビューションであるMinisys Linux(Muppy)を紹介する。
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