Arch Linux、最新版「2009.02」リリース
Linuxディストリビューション「Arch Linux」の開発チームは2月16日、最新の「Arch Linux 2009.02」を発表した。Linuxカーネル2.6.28を採用、ext4ファイルシステムをサポートする。
Arch Linuxは、i686とx86-64をサポートするシンプルで軽量なLinuxディストリビューション。バージョン2009.02は、2008年6月にリリースしたバージョン2008.06以来のアップグレードとなる。
最新版ではカーネル2.6.28を採用した。ext4ファイルシステムをサポート、ext4ルートパーティションでインストールすることもできる。ext4ルートパーティション向けのレスキューやメンテナンス機能もある。
インストーラのバグを修正したほか、ドキュメンテーションも最新のものにした。現在開発中の次世代インストーラ「AIF(Arch Linux Installation Framework)」も含まれるという。
開発チームによると、今後はカーネルリリースに合わせて新版のリリース時期を調整していくという。次期版は、カーネル2.6.29を採用する予定だ。
Arch Linux
http://www.archlinux.org