ディストリビューション・レビュー [4/28更新] 6ページ

システム管理者向け軽量ディストリビューションの比較 2008年09月19日
 トラブルは世の常だ。ハードディスクが壊れたり、サーバが丸ごとクラッシュしたり。幸い、軽めの惨事に対処するためにシステム管理者が利用できる Linuxベース・ディストリビューションがたくさんある。この記事では、最軽量の4つ(どれも210MBの8cm CDに収まる)─ SliTaz、Parted Magic、GParted、RIPLinuX ─ を取り上げ、それぞれの特徴を解説する。 [記事全文]

堅牢で実用可能なOpenSolaris 2008.05 2008年09月18日
 ここ数年、Sunは自社ソフトウェアのオープン化に本格的に取り組むようになってきた。その最新の成果は、LinuxやBSD同様のオープンソースUnixオペレーティング・システムでこの5月にリリースされた OpenSolaris だ。試用したところ、デスクトップにもサーバーにも十分使えるOSだった。 [記事全文]

Red Flag Linuxオリンピック・エディション、メダルに届かず 2008年09月16日
 Red Flagは、Red Hat Linuxを基にしたRed Flag Linuxディストリビューションを提供している中国最大のLinuxサプライヤーだ。先だって、そのRed FlagからRed Flag Linux 7「オリンピック・エディション」のベータ版がリリースされたので、試用してみた。しかし、結果は、ベータ版であることを差し引いても、芳しいものではなかった。 [記事全文]

通常マシンをエンタープライズストレージとして使用可能にするOpenfiler 2008年09月12日
 システムエンジニアである私は、各種の企業クライアントの求めに応じる形で、これまで様々なストレージを扱ってきた。実際そうした環境で使われている方式は、DAS(Direct-Attached Storage)、NAS(Network-Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)、iSCSI(Internet Small Computer System Interface)など様々だ。そしてこれらの実装時にクライアントが選択するのは、EMC、Dell、Hewlett-Packard、 EqualLogicなどのベンダから販売されているプロプライエタリ系のストレージ製品となるのが通常である。とは言うものの、この種のデバイスの実体は、ごく一般的なサーバに制御用のオペレーティングシステムと複数のハードディスクを搭載しただけのものでしかない。そのためのオペレーティングシステムとしても、一部ではUnixやLinuxベースのものが使われているのである。それならば、通常のサーバに要件を満たすオペレーティングシステムを搭載することで、ストレージ専用マシンに仕立て上げられるのではなかろうか? [記事全文]