米CloudLinuxは3月30日(米国時間)、CentOSの代替と位置付ける「AlmaLinux OS」の一般公開を発表した。同社はまた、AlmaLinuxプロジェクトの母体となる非営利団体も立ち上げる。
「fish 3.2.0」が公開
Linux向けコマンドラインシェル「fish」開発チームは3月1日、最新版となる「fish 3.2.0」を公開した。
ARMサポートがほぼ完成、「Mageia 8」公開
GNU/Linuxディストリビューション「Mageia」開発チームは2月26日、最新のメジャーリリースとなる「Mageia 8」の公開を発表した。ARMのサポートをさらに強化させ、「ほぼプライマリ」のレベルとしている。
Red Hat、プロジェクトや非営利団体向けの無償RHELプログラムを発表
Red Hat(米IBM傘下)は2月25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のノーコストプログラム「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) for Open Source Infrastructure」を発表した。「CentOS Linux」の打ち切りを受けて混乱するコミュニティに対する救済策の1つと位置付けられる。
Linux FoundationとGoogle、Linuxカーネル安全性強化に向け専任担当を起用
Linuxを推進する非営利団体Linux FoundationとGoogle(米Alphabet傘下)は2月24日(米国時間)、Linuxカーネルの安全性にフォーカスするためにフルタイムの開発者2名を起用する資金の設立を発表した。今後長きに渡りLinuxが持続できるための安全性の取り組みを前進させる狙い。Linuxは2020年8月時点で20万人以上の貢献者が開発に参加しており、コミット数は100万件にのぼるという。
米Oracle、「Unbreakable Enterprise Kernel 5 Update 5」公開
米Oracleは2月17日、Oracle Linux向けの「Unbreakable Enterprise Kernel 5 Update 5(R5U5)」を公開した。
「Linux 5.11」が公開
Linus Torvalds氏は2月14日、「Linux 5.11」を公開した。2021年初のリリースとなり、ファイルシステム、ハードウェアなどで多数の強化が加わっている。Linux 5.11は2020年12月に公開されたバージョン5.10に続く最新版。7回のリリース候補(RC)リリースを経ての正式版公開となる。
Ubuntuベースの商用Linux「Linspire 10」が公開
Ubuntuベースの商用Linuxディストリビューション「Linspire」の開発チームは2月8日、最新のメジャーリリースとなる「Linspire 10.0」を公開した。
「Debian 10.8」が公開
The Debian Projectは2月6日、Linuxディストリビューションの最新版となる「Debian 10.8」の公開を発表した。セキュリティ問題の修正が中心のポイントリリースとなる。
RHELのフォーク「AlmaLinux」が初のベータを公開、CentOS Linuxの後釜狙う
米CloudLinuxは2月1日、Red Hat Enterprise Linux 8(RHEL 8)とバイナリ互換のあるフォーク「AlmaLinux」の初のベータ版公開を発表した。
exFATサポートが加わった「GParted 1.2.0」が公開
ディスクパーティション管理「GParted」開発チームは1月25日、最新版となる「GParted 1.2.0」を公開した。exFATのサポートが目玉となる。
「CentOS」終了への対応として、Red HatがRHELの無償オプションを拡充
Red Hat(米IBM傘下)は1月20日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux」を最大16システムまで無償で実装できる新プログラムを発表した。2020年末の「CentOS Linux」打ち切り時に予告された「様々なユースケース向けの低コストまたは無償のプログラム」のひとつであり、今後もオプション拡充を進めて行くとしている。
米CloudLinux、CentOSの後継ディストリビューションの名称を「AlmaLinux」と発表
米CloudLinuxは1月12日(米国時間)、「Project Lenix」として進めているCentOSのリプレースのディストリビューションの正式名称を「AlmaLinux」とすることを発表した。3月までに最初のリリースを目指す。
米CloudLinux、CentOSの代替目指す「Project Lenix」を発表
米CloudLinuxは12月15日、新イニシアティブ「Project Lenix」の立ち上げを発表した。「Red Hat Enterprise Linux 8」以降とバイナリ互換のあるディストリビューションの開発とメンテナンスを行うもので、2021年第1四半期に初期リリースを目指す。
長期サポート版となる「Linux 5.10」が登場
Linus Torvalds氏は12月13日、最新のLinuxカーネル「Linux 5.10」公開を発表した。2026年まで最低5年間バグ修正などのサポートを行う長期サポート(LTS)版となり、多数の機能が加わっている。
CentOSのオリジナル共同開発者が「Rocky Linux」を開始、CentOS Linuxの後継目指す
CentOSのオリジナル共同開発者が「Rocky Linux Project」を立ち上げた。CentOSの方針変更を受けてのもので、CentOS Linuxと同様、ダウンストリームビルドとすることで運用環境で利用できるLinuxディストリビューションを目指す。
Linux Foundationが年次レポート公開、加入企業数は5年で20%増
非営利団体Linux Foundationは12月3日、年次レポート「2020 Linux Foundation Annual Report」を発表した。
「Manjaro 20.2」が公開
LinuxデスクトップManjaro開発チームは12月4日、最新安定版となる「Manjaro 20.2(”Nibia”)」を公開した。
CentOS Project、RHEL 7.9互換の「CentOS Linux 7(2009)」公開
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューション「CentOS」の開発チームは11月12日、最新安定版となる「CentOS Linux 7(2009)」公開を発表した。
「Linux Lite 5.2」が公開、ZoomとTeamsをサポート
Ubuntu LTSをベースとしたLinuxディストリビューションLinux Liteの開発チームは11月1日、最新安定版となる「Linux Lite 5.2」を公開した。ZoomとMicrosoft Teamsが追加されるなどの強化が加わっている。