CoreOS開発チームは7月25日、「CoreOS 367.1.0」のリリースを発表した。仮想マシン上での実行に適した軽量Linux OSで、運用環境で利用できる初の安定版という。
Xen Project、アプリケーションを直接ハイパーバイザ上で実行できる「Mirage OS 2.0」をリリース
The Xen Projectは7月22日、 仮想環境上で動かすことを目的とした「クラウドOS」の最新版「Mirage OS 2.0」を公開した。ARMデバイスのサポート、分散コンピューティング、ネットワーク、ストレージへの対応が特徴となる。
「Docker 1.1.0」リリース、.dockerignoreファイルの導入などが行われる
オープンソースのLinuxコンテナ管理ツールを開発する米Dockerは7月3日、最新版となる「Docker 1.1.0」をリリースした。バグの修正だけでなく、新機能も加わっている。
米Oracleがサーバー仮想化「Oracle VM 3.3」を発表、OpenStackサポートやWindows相互運用を強化
米Oracleは7月2日(米国時間)、サーバー仮想化製品「Oracle VM 3.3」をリリースした。SPARCアーキテクチャにおける管理機能やWindowsとの相互運用などが強化されており、またパフォーマンスも向上している。WindowsおよびLinux、Solarisで利用できる。
OpenStackの「Trove」を基盤とするデータベース仮想化エンジン「Tesora DVE」、オープンソースで公開
米Tesoraがデータベース仮想化エンジン「Tesora Database Virtualization Engine(DVE)」をオープンソースソフトウェアとして公開した。「OpenStack Icehouse」のDatabase as a Service(DaaS)「Trove」をベースとし、需要に合わせたデータベースのスケールアウトが可能という。
Linuxコンテナ技術のDockerがついに正式版に、「Docker 1.0」リリース
オープンソースのLinux向けコンテナ管理ツール「Docker」開発チームは6月9日、初の正式版となる「Docker 1.0」をリリースした。コンテナと呼ばれる仮想環境の作成や管理を行うツールで、本バージョンは機能やAPIの安定性などで運用環境で利用できる品質という。
プロビジョニングを強化したクラウド管理ツール「OpenNebula 4.6」が公開
オープンソースのクラウドコンピューティング管理プラットフォーム「OpenNebula」開発チームは4月29日、最新版となる「OpenNebula 4.6」(開発コード「Carina」)をリリースした。プロビジョニング機能の強化にフォーカスしており、リソースの割り当てなどが容易に行えるようになったという。
ARMエミュレーションを強化した「QEMU 2.0」がリリース
QEMU開発チームは4月17日、オープンソース仮想化ソフトウェア「QEMU 2.0.0」を公開した。ARMおよびx86のエミュレーションを強化するなど、多数の機能強化が加わっている。
「Xen 4.4」リリース、正式にARMアーキテクチャをサポート
仮想化ソフトウェアXenを開発するXen Projectは3月10日、最新版となる「Xen 4.4」をリリースした。ARMを正式にサポートするなど、多数の強化が加わっている。
デスクトップ向け仮想化ソフトウェア「Oracle VirtualBox 4.3.8」リリース
米OracleのVirtualBox開発チームは2月25日、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox 4.3.8」を公開した。メンテナンスリリースとなり、細かな機能強化が数多く加わっている。
Linuxカーネルコンテナ向けユーザー空間ツール「LXC 1.0」リリース
2月21日、Linux向けの仮想化ソフトウェア「LXC(Linux Containers) 1.0」がリリースされた。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
米Red Hatが仮想化管理「RHEV」とIaaS基盤「RHCI」の最新版を発表
米Red Hatは1月22日(米国時間)、クラウド製品の最新版として「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) 3.3」と「Red Hat Cloud Infrastructure(RHCI) 4.0」を発表した。同社はクラウド基盤OpenStack対応にフォーカスしており、これらを利用してプライベートとパブリックの両クラウドを組み合わせて利用するハイブリッドクラウド戦略を強化する。
さまざまなクラウドを一元的に操作できるAPIを提供する「Apache Libcloud 0.14」
Apache Libcloud開発チームは1月22日、「Apache Libcloud 0.14.0」をリリースした。クラウド事業者向けドライバを強化し、リージョン対応など機能を拡充した。
「QEMU 1.7」リリース、USB 3.0やオーディオを強化
11月29日、オープンソースのエミュレータ「QEMU 1.7.0」がリリースされた。オーディオの強化やUSB 3.0サポートの強化が加わっている。
Linux Foundation、「Open Virtualization Alliance」を傘下に
Linuxを推進する非営利団体のLinux Foundationは10月21日、KVMの認知普及促進を目的とした団体「Open Virtualization Alliance(OVA)」を傘下プロジェクトにすることを発表した。OVAは仮想化技術KVM(Kernel-based Virtual Machine)促進を目的とした業界団体。今後、Linux Founationと協業しながらKVMの啓蒙や開発者コミュニティ向けの取り組みを進めていくという。
新サービス「Orchestration」と「Matering」が加わった「OpenStack 2013.2(Havana)」がリリース
オープンソースのクラウド基盤「OpenStack」を開発する非営利団体OpenStack.orgは10月17日、最新版となる「OpenStack 2013.2」(開発コード「Havana」)公開を発表した。OpenStackの利用者がどの程度リソースを消費したのかを計測する「OpenStack Metering」や、Amazon Web Services(AWS)などと互換性のあるオーケストレーションサービス「OpenStack Orchestration」という新コンポーネントが導入されたほか、約400もの新機能が加わっている。
タッチOSサポート、動画キャプチャが加わった「Oracle VirtualBox 4.3」
米Oracleは10月15日(米国時間)、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox 4.3.0」を公開した。タッチ操作機能を持つゲストOSのサポート強化や動画キャプチャなどの新機能が加わっている。
UIプラグイン機構を導入した「Apache CloudStack 4.2」リリース
Apache CloudStack開発チームは10月1日、クラウド基盤ソフトウェア「Apache CloudStack 4.2」をリリースした。3月にトップレベルプロジェクト(TLP)となってから2回目のリリースとなり、サードパーティ向けUIプラグインアーキテクチャの導入などが加わっている。
米Red Hat、仮想化インフラ管理ツール「oVirt 3.3」公開
米Red Hatは9月24日(米国時間)、オープンソースの仮想化インフラストラクチャ管理ツール最新版「oVirt 3.3」の一般提供(GA)を発表した。本バージョンではKVMやXenといった従来サポートされていた仮想化技術に加え、OpenStackやGlusterといった仮想化技術/クラウドインフラストラクチャ技術のサポートも追加されている。
KVM開発エンジニアらが立ち上げたベンチャーCloudius、クラウド向けOS「OSv」を発表
米Cloudius Systemsは9月17日、クラウド向けに設計したOS「OSv」を発表、バージョン0.01を公開した。XenやKVMなどのハイパーバイザ上で動作する専用OSで、仮想マシン上での実行に向けて最適化されているのが特徴。ライセンスはBSDライセンスで、プロジェクトのWebサイトからソースコードを入手できる。