プロビジョニングを強化したクラウド管理ツール「OpenNebula 4.6」が公開

 オープンソースのクラウドコンピューティング管理プラットフォーム「OpenNebula」開発チームは4月29日、最新版となる「OpenNebula 4.6」(開発コード「Carina」)をリリースした。プロビジョニング機能の強化にフォーカスしており、リソースの割り当てなどが容易に行えるようになったという。

米Red Hatが仮想化管理「RHEV」とIaaS基盤「RHCI」の最新版を発表

 米Red Hatは1月22日(米国時間)、クラウド製品の最新版として「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) 3.3」と「Red Hat Cloud Infrastructure(RHCI) 4.0」を発表した。同社はクラウド基盤OpenStack対応にフォーカスしており、これらを利用してプライベートとパブリックの両クラウドを組み合わせて利用するハイブリッドクラウド戦略を強化する。

Linux Foundation、「Open Virtualization Alliance」を傘下に

 Linuxを推進する非営利団体のLinux Foundationは10月21日、KVMの認知普及促進を目的とした団体「Open Virtualization Alliance(OVA)」を傘下プロジェクトにすることを発表した。OVAは仮想化技術KVM(Kernel-based Virtual Machine)促進を目的とした業界団体。今後、Linux Founationと協業しながらKVMの啓蒙や開発者コミュニティ向けの取り組みを進めていくという。

新サービス「Orchestration」と「Matering」が加わった「OpenStack 2013.2(Havana)」がリリース

 オープンソースのクラウド基盤「OpenStack」を開発する非営利団体OpenStack.orgは10月17日、最新版となる「OpenStack 2013.2」(開発コード「Havana」)公開を発表した。OpenStackの利用者がどの程度リソースを消費したのかを計測する「OpenStack Metering」や、Amazon Web Services(AWS)などと互換性のあるオーケストレーションサービス「OpenStack Orchestration」という新コンポーネントが導入されたほか、約400もの新機能が加わっている。

米Red Hat、仮想化インフラ管理ツール「oVirt 3.3」公開

 米Red Hatは9月24日(米国時間)、オープンソースの仮想化インフラストラクチャ管理ツール最新版「oVirt 3.3」の一般提供(GA)を発表した。本バージョンではKVMやXenといった従来サポートされていた仮想化技術に加え、OpenStackやGlusterといった仮想化技術/クラウドインフラストラクチャ技術のサポートも追加されている。

KVM開発エンジニアらが立ち上げたベンチャーCloudius、クラウド向けOS「OSv」を発表

 米Cloudius Systemsは9月17日、クラウド向けに設計したOS「OSv」を発表、バージョン0.01を公開した。XenやKVMなどのハイパーバイザ上で動作する専用OSで、仮想マシン上での実行に向けて最適化されているのが特徴。ライセンスはBSDライセンスで、プロジェクトのWebサイトからソースコードを入手できる。