Debian Projectは4月18日、Debian Projectのリーダー選挙の結果、Jonathan Carter氏が再選したことを発表した。
「FreeBSD 13.0-RELEASE」が公開
The FreeBSD Release Engineering Teamは4月13日、最新のメジャーリリースとなる「FreeBSD 13.0-RELEASE」公開を発表した。
GitHub人気プロジェクト、トップはTensorFlowに
GitHub上で人気の上位3プロジェクトは、機械学習フレームワーク「TensorFlow」、フロントエンドフレームワーク「Bootstrap」、JavaScriptライブラリ「React」ーーベンチャーキャピタルの米Two Sigma Venturesが、「Two Sigma Ventures Open Source Index」を公開している。
CentOS代替目指す「AlmaLinux OS」がGAに、非営利団体設立も発表
米CloudLinuxは3月30日(米国時間)、CentOSの代替と位置付ける「AlmaLinux OS」の一般公開を発表した。同社はまた、AlmaLinuxプロジェクトの母体となる非営利団体も立ち上げる。
Open Collective、企業がオープンソース開発者に出資できる「Funds for Open Source」を発表
コミュニティの持続性を支援するOpen Collectiveは3月24日、企業がオープンソース開発者を支援できるファンドプログラム「Funds for Open Source」を発表した。
OSIの取締役会選挙プロセスに脆弱性、再投票へ
オープンソースライセンスの承認などを行う非営利団体Open Source Initiative(OSI)は3月19日、取締役会の投票プロセスに脆弱性があったとして再度投票を行うことを発表した。脆弱性の詳細については明確にしていない。
Google、ファジング「OSS-Fuzz」でJavaをサポート
Google(米Alphabet傘下)は3月10日、オープンソースソフトウェア向け継続的ファジングサービス「OSS-Fuzz」で、Java、およびKotlin、Scala、ClojureなどのJava仮想マシン(JVM)言語に対しても対象を拡大したことを発表した。
Linux Foundation、オープンソースソフトウェアの署名を容易にする「Sigstore」
非営利団体Linux Foundationは3月9日(米国時間)、最新のプロジェクト「Sigstore」を発表した。リリースファイルへの署名を容易にすることで、ソフトウェアサプライチェーン攻撃に対する保護対策を進める狙い。
Googleが「Flutter 2」を公開、モバイルからWeb、デスクトップに拡大
Google(米Alphabet傘下)のUI/アプリケーションツールキット「Flutter」開発チームは3月3日、最新のメジャーリリースとなる「Flutter 2」公開を発表した。モバイルフレームワークからデスクトップなどでも動く移植性のあるフレームワークにフォーカスを拡大した。
「NomadBSD 1.4」が公開
FreeBSD系ディストリビューション「NomadBSD」の開発チームは3月3日、最新版となる「NomadBSD 1.4」を公開した。
「OpenSSH 8.5」が公開
SSHプロトコルのオープンな実装「OpenSSH」開発チームは3月3日、最新版となる「OpenSSH 8.5」を公開した。ベターなアルゴリズムに自動アップデートできるUpdateHostkeysがデフォルトで有効になるなどの強化が加わっている。OpenSSH 8.5は2019年に初版が公開された8系の最新版で、2020年9月に公開されたバージョン8.4に続くリリース。
Red Hatが企業におけるオープンソース利用調査を発表、コンテナの受け入れが進む
オープンソースを利用する企業は90%にのぼるなど、企業におけるオープンソースの利用は進んでいるが、その中でもKubernetesなどコンテナ関連の増加が目立つという。Red Hat(米IBM傘下)が年次調査「2021 State of Enterprise Open Source Report」を発表した。
Red Hat、プロジェクトや非営利団体向けの無償RHELプログラムを発表
Red Hat(米IBM傘下)は2月25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のノーコストプログラム「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) for Open Source Infrastructure」を発表した。「CentOS Linux」の打ち切りを受けて混乱するコミュニティに対する救済策の1つと位置付けられる。
Linux FoundationとGoogle、Linuxカーネル安全性強化に向け専任担当を起用
Linuxを推進する非営利団体Linux FoundationとGoogle(米Alphabet傘下)は2月24日(米国時間)、Linuxカーネルの安全性にフォーカスするためにフルタイムの開発者2名を起用する資金の設立を発表した。今後長きに渡りLinuxが持続できるための安全性の取り組みを前進させる狙い。Linuxは2020年8月時点で20万人以上の貢献者が開発に参加しており、コミット数は100万件にのぼるという。
オープンソースのメディアプレイヤー「Kodi 19.0 "Matrix"」公開
Team Kodiは2月20日、オープンソースのメディアプレイヤーの最新メジャーリリースとなる「Kodi 19.0」(開発コード”Matrix”)を公開した。
Google Cloud、Python Software Foundationの最上位スポンサーに
プログラミング言語「Python」を推進するPython Software Foundation(PSF)は2月11日、Googleがビジョナリースポンサー(Visionary Sponsor)として加わったことを発表した。
クラウド時代、プロプライエタリよりKubernetesなどのオープンソースを重視ーーIBMとO'Reilly調査
米IBMは2月9日、O’Reilly Mediaと共同で行ったクラウドとオープンソースに関する調査をまとめた「The Value of Open Source in the Cloud Era」の公開を発表した。「特定のベンダーのクラウドに関連したスキルにフォーカスするより、クラウドの土台をなすオープンソース技術に関連したスキルを構築したいと思っている」とまとめている。
Rust Foundation設立、AWS、Google、Microsoftらが設立メンバーに
プログラミング言語「Rust」のRust Core Teamは2月8日、Rust Foundationの立ち上げを発表した。独立した非営利組織として、Rustの開発とエコシステムを取りまとめる。
Googleがオープンソースのセキュリティ問題に対し、「知る、予防する、修正する」アプローチを提案
Google(米Alphabet傘下)は2月3日、Open Source公式ブログでオープンソースの脆弱性問題に対し、「知る、予防する、修正する(Know, Prevent, Fix)」フレームワークを提唱した。
企業ユーザーはターゲット外の「LibreOffice 7.1 Community」が公開
The Document Foundationは2月3日(ドイツ時間)、オープンソースの生産性スイートの最新版「LibreOffice 7.1 Community」を公開した。企業ユーザーをターゲットにしないエディションと明確に位置づけるために「Community」を冠している。