
Docker向けのコンテナを公開するDocker Hubでは多数のコンテナが公開されており、これらをベースにして独自のコンテナを作成できる。しかし、新規に独自のコンテナを作成したい場合もあるだろう。今回は、Dockerコンテナにおけるファイル/ディレクトリ情報の格納方法について解説するとともに、新規にコンテナを作成するのに必要な作業手順を紹介する。
Docker向けのコンテナを公開するDocker Hubでは多数のコンテナが公開されており、これらをベースにして独自のコンテナを作成できる。しかし、新規に独自のコンテナを作成したい場合もあるだろう。今回は、Dockerコンテナにおけるファイル/ディレクトリ情報の格納方法について解説するとともに、新規にコンテナを作成するのに必要な作業手順を紹介する。
LXCは単に仮想環境を構築するためだけでなく、権限を分離してセキュリティを高めるという目的にも利用可能だ。前回はLXCの基本について紹介したが、今回はLXCを使用した権限分離の例や、テンプレートをカスタマイズする例を紹介する。
最近注目されている仮想化技術の1つにLXC(Linux Containers)がある。LXCはコンテナ型仮想化技術と呼ばれるものの1つで、OS上に別の隔離された環境を構築するものだ。今回はLXCの仕組みと、インストール方法、コンテナの作成/起動方法について紹介する。
米Dockerは8月12日、コンテナ技術の最新版「Docker 1.8」をリリースした。署名を利用してコンテナ利用の安全性を強化する「Docker Content Trust」を導入、最新のインストーラーも含まれる。
米Googleは7月21日、オープンソースのコンテナ管理技術「Kubernetes 1.0」リリースを発表した。2014年6月のプロジェクト立ち上げから1年でのバージョン1.0リリースとなり、Googleのコンテナ戦略を強化するものとなる。
米Oracleは7月9日、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox 5.0」を公開した。USB 3.0をサポートしたほか、セキュリティと性能にフォーカスした機能強化が加わっている。
米Dockerは6月22日、オープンソースのLinuxコンテナエンジン「Docker 1.7」をリリースした。ZFSファイルシステムのサポートが加わり、イメージをZFSで保存できるようになっている。
OpenVZチームは6月2日、Virtuozzo(旧名称「Parallels Cloud Server」)のユーザースペースユーティリティ6種のソースコード公開を発表した。プロジェクトのWebサイトよりコードを入手できる。
Xen Orchestra開発チームは5月29日、XenServer向けWebユーザーインターフェイス「Xen Orchestra 4.0」(開発コード「Double bass」)をリリースした。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
米IntelがLinuxベースのコンテナ環境向けOSを開発するプロジェクト「Clear Linux Project for Intel Architecture」を立ち上げた。クラウドにフォーカスした取り組みで、仮想化向けのハードウェアアクセラレーションなどIntel Architecture技術の特性を生かしたOSになるという。
Linux FoundationのXen Projectは1月15日、x86およびARMアーキテクチャに対応するオープンソースのハイパーバイザ「Xen」の最新版「Xen 4.5」をリリースした。性能の改善、ARMサポートの強化など計43もの新機能が加わっているという。
米Dockerは10月17日、Dockerと組み合わせて利用するオーケストレーションツール「Fig 1.0」をリリースした。初のメジャーリリースとなり、Dockerとの統合が強化されている。
米Dockerは10月16日、オープンソースのコンテナ型仮想環境構築ツール「Docker Engine 1.3」をリリースした。技術プレビューでとしてDockerイメージに対するデジタル署名機能が導入され、Dockerイメージの信頼性を強化している。
米Red Hat傘下のoVirt Projectは10月17日、オープンソースの仮想マシン管理ツール「oVirt 3.5.0」をリリースした。物理/仮想両対応のサーバー管理ツール「Foreman」の統合や、ストレージドメインのインポートといった機能が導入されている。
さくらのクラウドでは、公開されているAPIを利用することでサーバーの作成や各種設定などを自動処理できる。今回はこのAPIをRubyを使って操作する例を紹介する。
8月29日、Linux向けのハイパーバイザ型仮想化ソフトウェア「Jailhouse 0.1」がリリースされた。x86 CPUサポートに必要な機能を備えたことを記念してのリリースとなり、重要なマイルストーンになるという。
英ClosterHQは8月13日、ZFSベースのDockerクラスタ管理ツール「Flocker」を発表した。これを利用することで、データとそれを利用するアプリケーションを同時にコントロールできるという。
仏Vatesは8月14日、Xen ServerおよびXAPIに対応したWebベースの仮想マシン管理ツール「Xen Orchestra 3.5」をリリースした。WebブラウザからでXen Server上の仮想マシン作成や管理を行えるもの。
データセンター事業を行っている米Centurylinkは8月12日、Docker環境の管理ツール「Panamax」をオープンソースソフトウェアとして公開した。複雑なコンテナのデプロイをテンプレートを利用して容易に行えるという。
QEMU開発チームは8月1日、オープンソースの仮想化ソフトウェア「QEMU 2.1」をリリースした。このところ強化しているARMサポートに引き続きフォーカスしたメンテナンスリリースとなる。