Let's EncryptがFSFの年次アワードを受賞、新貢献者を表彰する部門を新設

 フリーソフトウェアを支援するFree Software Foundataion(FSF)は3月14日、フリー/オープンソースの年次アワード「2019 Free Software Awards」を発表した。個人部門は新たにフリーソフトウェアコミュニティで活動を始めた人を認める賞が設けられ、ブラジルの学生が受賞した。また、団体部門はLet’s Encryptが受賞している。

Stallman氏、GNU Projectトップを引き続き務めることを表明。プロジェクト内からは反発の声も

 フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)は10月6日、先にプレジデントの役職を退任したRichard M. Stallman氏について、FSFプレジデント職と兼任してきたGNU Projectのトップという役職についての話し合いを続けていることを発表した。一方で、複数のGNUメンテナーは「GNU Projectを代表できない」として反発している。

FSF、「High Priority Free Software Projects(HPP)」を12年ぶりに改定

 フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)は1月17日(米国時間)、コンピューターユーザーの自由のために優先度が高いとするプロジェクト「High Priority Free Software Projects(HPP)」の見直しを発表した。コンピューティングの変化を受け、スマートフォンOS、AIを利用した個人アシスタントなど新たに6種類のプロジェクトが加わった。

スタッフ解雇を理由にFSFと対立していた「Libreboot」、GNU Projectから正式に離脱

 フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)のRichard Stallman氏は1月5日、フリーのBIOSファームウェアを目指すプロジェクト「GNU Libreboot」がGNUプロジェクトを去ることを正式に認めた。2016年秋にLibreboot開発チームが離脱を発表して以来、4か月での正式発表となった。

米Black Duckが企業のオープンソース利用に関する年次調査を発表、オープンソースを運用土台とする企業は78%に

 米Black Duck Softwareは4月16日(米国時間)、企業のオープンソース利用に関する年次報告書「The Future of Open Source Survey」を発表した。企業の78%がオープンソース技術を使ってシステムを運用しているなど、オープンソースの利用が進んでいることが分かったという。