JS FoundationとNode.js Foundationが合体、「OpenJS Foundation」発足
Linux Foundationは3月12日(米国時間)、JS FoundationとNode.js Foundationが合体した「OpenJS Foundation」の発足を発表した。
JS Foundationは2016年にLinux Foundationの下でスタートしたプロジェクト。jQueryなどJavaScript関連のプロジェクトを抱える。Node.js FoundationはNode.jsを中心としたプロジェクトを持ち、2015年にスタートした。その後Linux Foundationの傘下となっている。
ともにJavaScriptのプロジェクトで、これを統合する。合体は双方のコミュニティとガバナンスの考えやこれまでのコラボレーションの結果であり、「中立的な組織がプロジェクトのホスティングと維持を行うことで、JavaScriptの健康的な成長を支援する」と説明している。投資効率のメリットもあるとしている。
jQuery、Node.js、Appium、Dojo、webpackなど2団体が抱えてきたプロジェクトがそのままOpenJS Foundationのプロジェクトとなる。合計31のJavaScript関連プロジェクトを擁することになるという。
企業メンバーとしては、Node.jsのオリジナル開発者であるJoyentのほか、Google、IBM、Microsoftなど30社が名を連ねる。
OpenJS Foundation
https://openjsf.org/