オープンソースの分散型バージョン管理システム「Git」開発チームは7月27日、最新版となる「Git 2.5」を発表した。バージョン管理ツール「Perforce」のリポジトリを扱うための「git p4」コマンドの強化などが加わっている。
米Microsoft、Visual Studioのデバッガ拡張「MIEngine」を公開
米Microsoftが「Visual Studio」向けデバッガ拡張「Visual Studio MI Debug Engine(MIEngine)」をオープンソースで公開した。GDBやLLDBといったオープンソースのデバッガとVisual Studioを連携させるもので、GitHubのプロジェクトページより入手できる。
Ruby 2.2互換の「JRuby 9.0.0.0」リリース
JavaによるRuby実行環境実装「JRuby」の開発コミュニティは7月22日、「JRuby 9.0.0.0」をリリースした。約3年ぶりのメジャーリリースとなり、Ruby 2.2系と互換性がある。
「GCC 5.2」リリース、多数のバグが修正される
The GNU ProjectとGCC開発チームは7月16日、「The GNU Compiler Collection(GCC) 5.2」をリリースした。バグ修正が中心のリリースで、80件以上のバグが修正されている。
バグ追跡システム「Bugzilla 5.0」公開、4年ぶりのメジャーアップデート
Bugzilla開発チームは7月7日、バグ追跡システム(バグトラッカー)「Bugzilla 5.0」を公開した。コメントへのタグ機能、WebServicesインターフェイスの強化が大きな特徴となる。
Windows 10に対応した「Qt 5.5」がリリース
The Qt Companyは7月1日、クロスプラットフォームのUI/アプリケーション開発フレームワーク「Qt 5.5」をリリースした。次期「Windows 10」のサポート、グラフィック関連の強化など、多数の機能が加わっている。製品体系も簡素化されている。
「Rust 1.1」リリース、性能強化に注力
MozillaのRust開発チームは6月25日、プログラミング言語「Rust 1.1」をリリースした。性能にフォーカスしたリリースで、コンパイル時間を大幅に短縮したという。
「Vert.x 3.0」がリリース
Java仮想マシン上で動作するアプリケーション開発ツール「Vert.x」の開発コミュニティが6月24日、「Vert.x 3.0」をリリースした。既存のアプリから容易にWebアプリケーションを構築できるツールや非同期テスト作成のためのツールが加わったほか、Dockerコンテナ内での実装、米Red HatのPaaSであるOpenShiftでの実装サポートなども加わっている。
米GitHub発のテキストエディタ「Atom 1.0」リリース
米GitHubは6月25日、オープンソースのテキストエディタ「Atom 1.0」をリリースした。安定性の強化などが行われているという。
米Facebook、「Atom」エディタにリモート開発機能などを追加するパッケージ「Nuclide」を発表
米Facebookは6月24日、社内向けに開発した開発環境「Nuclide」のソースコードを公開した。GitHubが開発する開発者向けエディタ「Atom」上で動くパッケージ集で、遠隔からの開発機能などを提供する。
10回目のリリースとなる「Eclipse Mars」が登場、Docker対応へ
The Eclipse Foundationは6月24日(カナダ時間)、オープンソースの統合開発環境(IDE)の最新版「Eclipse 4.5」(開発コード「Mars」)リリースを発表した。Dockerコンテナのサポートなどの新機能が導入されている。
オープンソースのプロジェクト/リポジトリ管理ツール「Apache Allura 1.3」リリース、Webhooksを実装
「Apache Allura」開発チームは6月18日、最新版となる「Apache Allura 1.3.0」をリリースした。Webhooksの実装やマージツールの強化などが加わっている。
「Microsoft Edge」初期対応が加わったJavaScriptフレームワーク「Qooxdoo 5.0」
JavaScriptフレームワーク「Qooxdoo」開発チームは6月15日、最新版となる「Qooxdoo 5.0」リリースを発表した。米Microsoftの次期ブラウザ「Edge」にプレビュー対応するなどの強化が加わった。
Node.jsからフォークしたio.jsプロジェクト、「io.js 2.3」をリリース
Node.jsからフォークしたio.js開発チームは6月13日、最新版となる「io.js 2.3.0」をリリースした。非同期処理ライブラリ「libuv」のマイナーアップデートなどを含む。
コンテナ開発機能を強化した「Red Hat Software Collections 2」がGAに
米Red Hatは6月4日(米国時間)、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)の追加ソフトウェアパッケージスイートの最新版となる「Red Hat Software Collections 2」の一般提供(GA)版を発表した。RHEL 6および7、Red Hat Enteprise Linux Atomic Host、OpenShift上でのアプリケーション開発に利用できる。
米MapR Technologies、Apache Hadoopの商用ディストリビューション「MapR 5」を発表
米MapR Technologiesは6月9日(米国時間)、Apache Hadoopベースの商用ディストリビューションの最新版「MapR Distribution 5」を発表した。Hadoop 2.7をベースとしており、単一クラスタ利用向けにリアルタイム機能などを強化している。
GUIがデフォルトになった数値解析ソフト「GNU Octave 4.0」が登場
オープンソースの数値解析ソフトウェアGNU Octave開発チームは5月29日、最新のメジャーリリース「GNU Octave 4.0」をリリースした。GUIによる操作がデフォルトになるなどの機能強化が加わっている。
JavaScriptフレームワーク「AngularJS 1.4」がリリース
米GoogleのAngularJS開発チームは5月28日、JavaScript向けWebアプリケーション開発フレームワーク「AngularJS 1.4」(開発コード「jaracimrman-existence」)をリリースした。コードのリファクタリングを進め性能を強化したという。
Node Foundationに加入するio.jsプロジェクト、「io.js 2.1」をリリース
Node.jsからフォークしたJavaScriptプラットフォームio.jsが5月24日、最新版「io.js 2.1」を公開した。WindowsおよびMac OS X、Linuxに対応する。バイナリやソースコードはプロジェクトのWebサイトより入手できる。
2要素認証を導入した「GitLab 7.11」リリース
オランダGitLabは5月22日、Gitレポジトリ管理ツール「GitLab 7.11」をリリースした。2要素認証の導入などが特徴となる。