Sambaプロジェクトのおかげで今やフリーソフトウェア開発者は、希望すればWindowsのネットワークプロトコルについての文書を入手することができるようになった。SFLC(Software Freedom Law Center)とFSFE(Free Software Foundation Europe)からの協力を得てSambaプロジェクトは、プロトコルの文書を取得できるようにするための契約の成立にこぎつけ、さらに、他のフリーソフトウェアプロジェクトにも文書を利用可能にするための
PFIF(Protocol Freedom Information Foundation)を新たに設立した。
Acacia Technologies Groupが同グループの有する3件の特許をRed HatおよびNovell版Linuxが侵害したとして起こした特許侵害訴訟以降、Linux業界は色めき立っている。ところで、この種の特許侵害訴訟はLinux全体にとってどの程度の危険性を秘めているのだろうか? 本稿ではその1つの指標として、Linuxに関連する米国特許公報の現状について考察してみることにする。
公衆衛生学には、ハームリダクションという考え方がある。ハームリダクションとは、売春のように潜在的に有害となり得る悪習慣を根こそぎ撲滅しようとする代わりに、その悪影響を最低限に抑えようとする考え方のことだ。ハームリダクションでは、例えば麻薬中毒者のために安全な注射方法を説明するウェブサイトを設置するなど、悪習慣を部分的に許容していることが多い。今回
Fedora 8は、MP3などの非フリーなコーデックの問題に対して、
Codec Buddyという形でハームリダクション的な解決法を採用した。
Red HatとNovellに対する特許侵害訴訟が先週発表されて以来、訴訟の動機、方法論、意図、黒幕についてなど様々な憶測が飛び交っている。もうついていけないという人のために、本記事では登場人物やあらすじなどをまとめた。
New York Law School(NYLS)のInstitute for Information Law and Policyは、7月15日、米国特許商標庁(USPTO)と共同で、
Peer-to-Patentコミュニティー・パテント・レビュー・パイロット・プログラムを開始した。フリー・オープンソース・コミュニティーの中にはほとんど関心を示さない団体もあるが、同プログラムのリーダーであるNYLSのBeth Noveckは楽観的だ。商務省を含む連邦機関や、Red Hat、Microsoftなどのソフトウェア企業が関心を示しており、各国でも広がりを見せているからだ。