米Microsoftと日本ビクター、特許クロスライセンスを締結

 米Microsoftは2008年1月16日、消費者向け製品の分野で、日本ビクターと特許クロスライセンス契約を結んだと発表した。技術情報の交換や、それぞれの特許の自社製品への組み込みを促進するとしている。

 契約は、両社の現行および将来製品の開発促進を目的としたものといい、広範な消費者向け製品を対象とする。具体的な契約内容は公表していないが、日本ビクターがMicrosoftに対して経済的な補償を行ったことを明らかにしている。

 Microsoftはこれまでも世界各地の企業と同様の特許クロスライセンスの契約を結んでおり、日本国内企業では、富士ゼロックス、ケンウッド、京セラミタ、NEC、オリンパス、セイコーエプソンなどと契約済み。日本ビクターは10社目となる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

Microsoft
http://www.microsoft.com/

日本ビクター
http://www.jvc-victor.co.jp/