非営利団体のLinux Foundationは4月14日(米国時間)、調査部門Linux Foundation Researchの立ち上げを発表した。オープンソースプロジェクトの影響力やエコシステムを調べることで、問題解決の一助となることを目指す。
FSFがStallman氏の取締役復帰について説明、Stallman氏は自分は「ソーシャルスキルがない」とコメント
非営利団体のFree Software Foundation(FSF)は4月12日、Richard Stallman(RMS)氏が取締役として復職することについての説明を発表した。Stallman氏も声明文を出し、「FSFではなく、自分を批判してほしい」と記している。
OSIの取締役会選挙プロセスに脆弱性、再投票へ
オープンソースライセンスの承認などを行う非営利団体Open Source Initiative(OSI)は3月19日、取締役会の投票プロセスに脆弱性があったとして再度投票を行うことを発表した。脆弱性の詳細については明確にしていない。
FSFがFree Software Awardsを発表、個人部門はSFCのBradley Kuhn氏が受賞
フリーソフトウェアを推進するFree Software Foundation(FSF)は3月20日(米国時間)、フリーソフトウェアに貢献した人と団体を讃える「2020 Free Software Awards」の受賞者を発表した。
Linux Foundationが年次レポート公開、加入企業数は5年で20%増
非営利団体Linux Foundationは12月3日、年次レポート「2020 Linux Foundation Annual Report」を発表した。
MozillaとRust Core Team、Rustの非営利団体を立ち上げへ
Mozillaのプログラミング言語「Rust」を開発するRust Core TeamとMozillaは8月18日、独自の非営利団体を立ち上げることを発表した。Mozillaの大規模なリストラ計画を受け、Rustプロジェクトの安定を図る。
Mozillaがリストラ発表、コロナで売り上げに大きな影響ーーより小さな組織で敏捷に動く
「Firefox」ブラウザを開発するMozilla Corporationが8月11日、組織再編として250人を解雇することを明らかにした。新型コロナウイルス感染症により財務状況が悪化したことを原因の1つに挙げている。
FSF、Stallman氏の後任にGeoffrey Knauth氏を任命
フリーソフトウェアを推進するFree Software Foundationは8月5日(米国時間)、プレジデントとしてGeoffrey Knauth氏が選出されたことを発表した。創始者のRichard M. Stallman氏の辞任以来、11ヶ月空いていたポストが埋まった格好だ。
OSSの安全性に取り組むLinux FoundationのOpenSSF、Microsoftらが設立メンバーに
Linuxなどオープンソースを推進する非営利団体Linux Foundationは8月3日(米国時間)、オープンソースソフトウェアのセキュリティ向上のための取り組み「Open Source Security Foundation(OpenSSF)」を発表した。設立メンバーとして米Microsoftも名を連ねている。
ownCloud開発者ら、「ownCloud Foundation」を設立
オープンソースのクラウドコラボレーションプラットフォーム「ownCloud」の開発チームは8月21日、ownCloud Foundationの立ち上げを発表した。今後ownCloud開発やコミュニティの母体となるもので、オープンソースプロジェクトとしてのガバナンスを確立する。
オープンソースのペイントツール「Krita 4.0」リリース、多くの新機能を導入
オープンソースのペイントソフトウェアKritaの開発チームは3月22日、新しいメジャーリリース版となる「Krita 4.0.0」を公開した。SVGベースのベクターツールの強化など、多数の機能強化が加わっている。
オープンソースソフトウェアに関する論文や白書を容易に作成/公開できるオンライン学術論文誌「Journal of Open Source Software」がスタート
オープンソースソフトウェアについての論文や白書を公開するプロジェクト「The Journal of Open Source Software(JOSS)」が立ち上がった。査読プロセスや編集委員会などを備える、本格的なオンライン学術論文誌となるという。
米GoogleとDropboxら、オープンソースのセキュリティコミュニティを支援する新組織Simply Secureを立ち上げ
米Dropboxと米Googleは9月18日(英国時間)、両者のセキュリティ研究者がインターネットの自由を支援するOpen Technology Fundと共同で新組織「Simply Secure」を立ち上げたことを発表した。セキュリティやプライバシー技術を開発するオープンソースプロジェクトに対し、その使い勝手を改善するために支援を行うという。
米FacebookやGoogle、GitHubなどがオープンソース利用を促進する「TODO」プロジェクトを立ち上げ
米Facebookは9月15日、開発者向けカンファレンス「@scale 2014」でオープンソースの利用を推進するプロジェクト「TODO」を発表した。米Google、米Twitter、米GitHubらと共同で展開するコラボレーションプロジェクトで、自社がオープンソースソフトウェアとして公開するプログラムの利用促進を目指す。
仮想化技術「Xen」開発プロジェクト、米Citrixを離れLinux Foundation傘下に
Linuxの普及推進や開発支援を行っている非営利団体The Linux Foundationは4月15日(米国時間)、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Xen」開発プロジェクトを同団体が支援を行う「Collaborative Project」とすることを発表した。今後、同団体の下で独立したオープンソースプロジェクトとして運営される。
Linux Foundation、米HPがプラチナ、Citrixはゴールドメンバーにアップグレードしたことを報告。新規加入者も発表
非営利団体Linux Foundationは11月5日(スペイン時間)、新規加入企業4社とともに、既存メンバーである米Hewlett-Packard(HP)、米Citrix Systemsの2社がそれぞれのメンバーシップをアップグレードしたことを発表した。HPは最上位のプラチナメンバーとなる。
韓SamsungがLinux Foundationのプラチナメンバーに、Linuxへのコミットを再表明
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは6月5日、韓国Samsung Electronicsがプラチナメンバーとなることを発表した。Samsungはこれまでシルバーメンバーとして同団体に加入していたが、最高レベルのメンバーとして年50万ドルを出資する。
Software Freedom Conservancy、ライセンス遵守についてSamba、Linuxカーネル開発者と協業
フリー/オープンソースソフトウェアプロジェクトを支援する非営利団体Software Freedom Conservancy(SFC)は5月29日、フリー/オープンソースプロジェクトのライセンス遵守に向けた取り組み拡大を発表した。すでに協業しているBusyBoxに加え、SambaとLinuxカーネルについても、すべての開発者やユーザー、一般に向けてライセンス違反を無くすよう取り組みを開始するという。
米IntelがDocumentFoundationに参加、Windows版「LibreOffice」をIntelアプリストアで提供
オープンソースのオフィススイート「LibreOffice」の開発母体となる非営利団体The Document Foundationは2月23日(ドイツ時間)、米Intelが顧問役員(アドバイザリーボード)として参加したことを発表した。Intelは同社が展開するアプリケーションストア「Intel AppUp Center」において、SUSEがリリースしているWindows版LibreOfficeの提供も開始している。
米TwitterとCiscoがLinux特許保護のOpen Invention Network(OIN)に加入
Linux特許管理を専業とするOpen Invention Networkは8月10日(米国時間)、2011年第2四半期(4~6月期)に新たに35社が加入したことを発表した。米Cisco Systems、米Twitter、富士通などが新メンバーとして名を連ねている。