Mozillaは3月31日、Webブラウザ「Firefox」の最新版「Firefox 37」をリリースした。デスクトップ版とAndroid版のリリースとなり、ユーザーのフィードバックを得る新しい仕組み「Heartbeat」の導入といった新機能を盛り込んだ。
HTTP/2に完全対応した「Firefox 36」がリリース
Mozillaは2月24日、オープンソースのWebブラウザ最新版「Firefox 36」をリリースした。HTTP/2プロトコルのフルサポートが加わり、同期面でも強化が図られた。
MozillaのFirefox担当が辞職、Firefoxとクラウドサービスの2グループが合体へ
MozillaのFirefox担当バイスプレジデントJohnathan Nightingale氏が、3月でMozillaを離れることが明らかになった。後任は現在クラウド分野を担当するMark Mayo氏となる。MozillのCEOはこれに合わせて、クラウドとFirefoxの取り組みを合体させる方針も発表している。
WebRTC「Firefox Hello」を強化した「Firefox 35」がリリース
Mozillaは1月13日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」の最新版となる「Firefox 35」を公開した。WebRTCベースのリアルタイムコミュニケーション機能「Firefox Hello」が強化されたほか、CSSフィルタのデフォルトでの有効化など、技術面でも多数の強化が図られている。
Firefox 34リリース、リアルタイムコミュニケーション機能「Firefox Hello」を導入
Mozillaは12月1日、Webブラウザ「Firefox 34」をリリースした。WebRTCを使用するリアルタイムコミュニケーション機能「Firefox Hello」が導入されたほか、米国など一部の国ではデフォルトのWeb検索サービスがGoogle以外のものに変更されている。
MozillaがFirefox検索でのGoogleとの提携を打ち切り、国毎にデフォルトを設定へ
Mozillaは11月19日、Webブラウザ「Firefox」における検索分野の提携方針を変更したことを発表した。2004年以来、FirefoxではGoogleとの提携に基づき全世界共通でGoogleをデフォルトの検索サービスとしてきたが、今後は地域毎にデフォルトの検索サービスを設定する。新しい検索エンジンの方針がユーザー側に反映されるのは12月からという。
「Firefox 33」リリース、OpenH264をサポート
Mozillaは10月14日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 33」を公開した。デスクトップ版では新たにH.264のオープンソースソフトウェア向け実装「OpenH264」をサポートしたほか、Android版ではChromecastを使った動画の転送がサポートされている。
新たなHTTPキャッシュ機構や公開鍵ピンニングなどの機能を導入した「Firefox 32」リリース
Mozillaは9月2日、Webブラウザの最新版「Firefox 32」をリリースした。新たなHTTPキャッシュ機構や世代別ガベージコレクションなどの導入により、性能が向上しているという。デスクトップ版のほか、Android向けモバイル版も同時にリリースされている。
Mozillaが暫定CEOのChris Beard氏を正式CEOに任命
Mozilla会長のMitchel Baker氏は7月28日、現在Mozillaの暫定CEOを務めているChris Beard氏が正式にCEOとなることを発表した。2013年にGary Kovacs氏がCEOを退任以来、正式なCEOが不在という状態が続いてきたが、それに終止符を打つことになりそうだ。
「Firefox 31」登場、安定性やセキュリティの強化が中心のリリースに
Mozillaは7月22日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 31」をリリースした。大きな機能変更はなく、安定性やセキュリティの強化、マルウェア対策機能の追加などが行われている。デスクトップ版のほか、Android版も同時にリリースされている。
MozillaがJPEGエンコーダー最新版「mozjpeg 2.0」をリリース、Facebookが同技術をテストへ
Mozillaは7月15日、オープンソースのJPEGエンコーダー「mozjpeg 2.0」をリリースした。圧縮効率の改善により画像のファイルサイズを5%削減できるという。米Facebookがmozjpeg 2.0をFacebook.com上でテストすることも明らかにしている。
FirefoxのNightlyビルドに開発環境「WebIDE」が統合される
Mozillaは6月23日、最新の「Firefox」のNightlyビルドに「WebIDE」を導入したことを発表した。HTML5アプリケーション構築環境をWebブラウザに統合する試みとなり、同社がプッシュするモバイルOS「Firefox OS」向けアプリの開発促進にもつなげる狙いだ。
Mozillaが「Firefox」でDRM実装へーー苦渋の選択とBaker会長
Mozillaは5月14日、将来的にWebブラウザ「Firefox」でDRM技術を実装する決定を下したことを発表した。Mozilla会長のMitchell Baker氏が公式ブログで述べたもの。主要WebブラウザにおいてはDRM技術が実装される状況となっており、Mozillaもこれに屈する形となる。
UIを大きく改善、カスタマイズモードが加わった「Firefox 29」が公開
Mozillaは4月29日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 29」をリリースした。ユーザーインターフェイスが刷新され、またカスタマイズ機能も強化されている。WindowsおよびMac OS X、Linux向けのバイナリが提供されているほか、Android版も同時にリリースされている。
Mozilla、Firefoxのデバック用に開発したデバッガ「rr」を発表
Mozillaの開発者は3月26日、デバッガ「rr」を発表した。記録と再生にフォーカスしたツールでFirefoxのデバッグ用に開発したもので、gdbを強化、あるいはリプレース(置き換える)という。プロジェクトの専用サイトより1.0を入手できる。
Mozilla、暫定CEOとしてマーケティングトップのChris Beard氏を任命
Mozillaは4月14日、マーケティング部門トップのChris Beard氏が暫定CEOに就任したことを発表した。今月初めの新CEO退任を受けてのもので、Beard氏およびMozilla幹部は社内やコミュニティとの関係修復を図りながらリーダーシップを実行していくことになる。
Mozilla新CEOのEich氏、コミュニティからの反対を受けて約10日で辞任へ
Mozillaは4月3日、3月末にCEOに就任したBrendan Eich氏の退任を発表した。Eich氏が過去に同性婚に反対する活動を行っていたことからコミュニティやスタッフの間で退任を求める声が上がっており、これに応じてのもの。次期CEOは決まっておらず、トップの役職が空いた形となる。
JavaScriptの開発者、Brendan Eich氏がMozillaのCEOに就任
Mozillaは3月24日、新CEOをはじめとした人事関連の発表を行った。CEOにはJavaScriptの開発者であるBrendan Eich氏が就任、会長はMitchell Baker氏が続投する。Eich氏とBaker氏は15年前にMozillaを始めた共同創業者であり、2人が中心となってオープンなWebに向けた活動を展開する。
「Firefox 28」リリース、VP9形式ビデオの再生をサポート
Mozillaは3月18日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 28」をリリースした。デスクトップ版およびAndroid版が公開されている。
Modern UI(Metro)版Firefox、開発打ち切りへ
Mozillaは3月14日、WebブラウザFirefoxのModern UI(旧称Metro)版について、開発の打ち切りを発表した。Modern UIの受け入れがあまり進んでいない状況を受け、正式版をリリースする前に撤回を選んだと説明している。