Mozillaは8月4日、オープンソースに支援する「Mozilla Open Source Support(MOSS)」の下で、2016年第2四半期(4月~6月期)に9種類のフリー/オープンソースプロジェクトへの支援を行ったことを発表した。支援金の合計は58万5000ドルに上る。
Mozilla、オープンソースのセキュリティ問題に取り組む「Secure Open Source」プログラムを発表
Mozillaは6月9日、オープンソースソフトウェアプロジェクトのセキュリティ対策を支援するプログラム「Secure Open Source(SOS)」を発表した。初期投資として50万ドルを投じてオープンソースプロジェクトのセキュリティ監査などを行う。同時に、オープンソースを利用する企業や政府に財務支援も呼びかけている。
Firefox 47がリリース、Googleによる動画DRM「Widevine CDM」に対応
Mozillaは6月7日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」の最新版「Firefox 47」をリリースした。複数の端末間におけるタブの共有機能をさらに効率化したほか、動画関連の強化も加わった。WindowsおよびMac OS X、Linux向けデスクトップ版のほか、Android版も同時にリリースされている。
Mozilla、次期「Firefox 48」で拡張用WebExtensions APIを安定扱いに
Mozillaは4月29日、今週開発版(Aurora)を公開した次期版「Firefox 48」で「WebExtensions API」が安定扱いとなる見通しを発表した。アドオン開発者に対し、WebExtensions APIを利用したアドオン開発を促している。
GTK3に対応した「Firefox 46」が公開
Mozillaは4月26日、オープンソースのWebブラウザ最新版「Firefox 46」を公開した。先延ばしになっていたGTK 3の統合を実現したほか、JavaScriptのJITコンパイラのセキュリティ改善などが特徴となる。
Mozilla、オープンソースのメールクライアント「Thunderbird 45」公開
MozillaのThunderbird開発チームは4月12日、オープンソースのメールクライアント最新版「Thunderbird 45」を公開した。
「Firefox 45」リリース、「Firefox Hello」の強化などが特徴
Mozillaは3月8日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 45」を公開した。ブラウザ内で通話やチャットができる「Firefox Hello」やタブの同期などを強化したほか、開発者向けにも多数の新機能が加わった。
「Firefox 44」リリース、プッシュ通知機能が導入される
Mozillaは1月26日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 44」を公開した。デスクトップ版でのプッシュ通知のサポートといった新機能が加わっている。WindowsおよびMac OS X、Linux向けのデスクトップ版やAndroid版が公開されている。
Mozillaがオンライン認証サービス「Persona.org」を11月末に閉鎖へ
Mozillaは1月12日、オンライン認証サービス「Persona.org」の閉鎖を発表した。11月30日をもってPersona.orgをオフラインにし、その後ユーザーのデータをすべて完全に抹消するという。
MozillaがWebAssemblyに向けたツールチェインの取り組み「Binaryen」を明らかに
Mozillaの開発者は12月17日、Webブラウザ上で実行できるバイナリコードフォーマット「WebAssembly」に向けたツールチェイン側の取り組みを明らかにした。コンパイラインフラとツールチェインライブラリのプロジェクトとして「Binaryen」を立ち上げ、それまでの成果を公開している。
プライバシー保護に厳格モードが加わった「Firefox 43」リリース
Mozillaは12月15日、Webブラウザの最新版「Firefox 43」をリリースした。プライベートブラウジング利用時におけるトラッキング保護の強化や、URLバーでの検索候補表示など多数の機能が加わっている。
Mozilla、オープンソース支援プログラム「MOSS」受賞プロジェクトを発表
Mozillaは12月10日、フリー/オープンソースプロジェクトを助成するサポートプログラム「Mozilla Open Source Support Program(MOSS)」の「還元(恩返し)」(「Projects Mozilla Relies On」)部門最初の受賞プロジェクトを発表した。Mercurialなど7プロジェクトが受賞し、助成金額は合計で50万3000ドルとなった。
Mozilla、iOS向けのコンテンツブロック/追跡保護アプリ「Focus by Firefox」をリリース
Mozillaは12月7日、iOS向けのコンテンツブロック/追跡保護アプリ「Focus by Firefox」をリリースした。iOS 9端末上で「Safari」を利用するユーザー向けの無料アプリで、プライバシの観点でモバイルでのWeb体験のコントロールを改善するとしている。
Mozillaがオープンソースプロジェクト報奨制度「Open Source Support Program」を発表、100万ドルを投資
Mozillaは10月23日、Mozillaに関連するオープンソース・フリーソフトウェアを支援する「Mozilla Open Source Support Program(MOSS)」を発表した。合計100万ドルを用意し、プロジェクトを財務的に支援する。
「Firefox 41」リリース、「Firefox Hello」でインスタントメッセージングをサポート
Mozillaは9月22日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 41」をリリースした。ブラウザ内でビデオ通話ができる「Firefox Hello」でチャット機能をサポートするなどの機能が加わっている。
Mozilla、FirefoxアドオンでChromeとの互換性がある新しいAPIを採用へ
Mozillaは8月21日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」のアドオンについて方針変更を行う計画を発表した。APIの変更を含むもので、Googleの「Chrome」などとの互換性のあるAPIを提供するという。一方で、XUL、XPCOMなどの既存技術については非推奨としていく。
Mozilla、Android端末上でWebサイトを作成できるアプリ「Webmaker」をリリース
Mozillaは8月17日、Androidアプリ「Webmaker for Android」を発表した。Android端末上でWebサイトの作成ができるアプリで、ユーザーが構築しているコンテンツを発見したり、共有することもできる。
「Firefox 40」リリース、Windows 10への正式対応やダウンロード時の安全性を強化
Mozillaは8月11日、Webブラウザ「Firefox 40」を公開した。Windows 10に正式対応したほか、アドオンやソフトウェアダウンロードに対する安全性を強化したという。WindowsおよびMac OS X、Linux向けのデスクトップ版およびAndroid版が公開されている。
「Firefox 38.0.5」リリース、あとで読む機能「Pocket」を統合
Mozillaは6月2日、Webブラウザ「Firefox」の最新版「Firefox 38.0.5」をリリースした。ポイントリリースながら、特定の記事などをあとで読むために保存できる「Pocket」機能の統合などの機能強化が加わっている。
ルビ表示に対応、設定画面がタブベースになった「Firefox 38」リリース
Mozillaは5月12日、オープンソースのWebブラウザ最新版「Firefox 38」をリリースした。延長サポート版「Extended Support Release(ESR)」のベースとなるもので、レスポンシブイメージの対応、日本語向けのルビ表示サポートなどが加わっている。