Linus Torvalds氏は12月13日、最新のLinuxカーネル「Linux 5.10」公開を発表した。2026年まで最低5年間バグ修正などのサポートを行う長期サポート(LTS)版となり、多数の機能が加わっている。
「Linux 5.9」が公開
Linus Torvalds氏は10月11日、最新のLinuxカーネルとなる「Linux 5.9」の公開を発表した。
Linuxカーネル 2.6.34リリース、新ファイルシステム対応や電源管理機構の強化など改善点多数
Linus Torvalds氏は5月16日、Linuxカーネル 2.6.34のリリースを発表した。2月末の2.6.33公開以来、約3か月ぶりのリリースとなる。「特に興味深いものはない」とTorvalds氏は記しているが、新たに2種類のファイルシステムに対応するなど、多数の機能強化が図られている。
The Linux Foundation、Linuxデバイスドライバの技術トレーニングを日本初開催
The Linux Foundation(LF)は2010年2月12日、Linuxデバイスドライバ開発手法の技術トレーニングコース「Developing Linux Device Driver」の参加者募集を開始した。LFが米国で提供しているトレーニングコースの一つで、日本では初めての開催。
タスマニアンデビル「Tuz」とともにLinuxカーネルの最新版「2.6.29」が登場
Linus Torvalds氏は3月23日(米国時間)、最新のLinuxカーネル「Linux 2.6.29」を公開した。ロゴの一時変更により、ペンギンマスコットに変わってタスマニアンデビルが登場するほか、ファイルシステム、ドライバアップデートなど数多くの特徴を含む。
Linux Foundation、Linux技術者養成プログラムを展開
Linuxを推進する非営利団体The Linux Foundationは3月2日(米国時間)、Linux技術者を養成するプログラム「Linux Foundation Training Program」を発表した。Linuxスキルを持つ開発者への高い需要に応えるという。
Linuxカーネル2.6.28がリリース
Linuxの父、Linux Torvalds氏は12月24日、Linuxカーネル開発者メーリングリストLKMLにて、最新のLinuxカーネルとなる2.6.28を発表した。メモリ/ディスクマネジメント、GPUハンドリングなどが強化され、速度と安定性が図られた。Torvalds氏は、Linus“ほとんどサンタ”Torvaldsからのプレゼント、と記している。
Linux Foundation、新CTOにLinuxカーネルメンテナーのTed Ts'o氏を任命
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは12月18日(米国時間)、CTO職にLinuxカーネルメンテナーのTed Ts’o氏を任命したことを発表した。Ts’o氏はCTOとして、Linux Standard Base(LSB)などの技術イニシアティブを率いることになる。
Linuxディストリビューションの価値は108億ドル
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは10月22日(米国時間)、Linuxディストリビューションの価値に関するレポートを発表した。米国の2008年の人件費などに基づくと、「Fedora 9」の開発コストは108億ドル、Linuxカーネルそのものは14億ドルと見積もっている。
Linux開発者会議「Kernel Summit」、2009年東京開催が決定
The Linux Foundationは、Linuxカーネル開発者会議「Kernel Summit」を、2009年10月に東京で開催すると発表した。Linus Torvalds氏をはじめLinuxカーネルの主要開発者が結集して、開発の課題や今後の方向性を議論する。
Linux Foundation、新しい年次イベント「LinuxCon」を来年開催へ
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは9月30日(米国時間)、最新の年次イベント「LinuxCon」を開催することを発表した。初回は来年9月、米オレゴン州で開催される。ベンダー、ユーザー、開発者が集まるコミュニティ主導のイベントになるとしている。
sysctlによるカーネルのチューニング
Linuxカーネルは柔軟性が高く、sysctlコマンドを利用すれば、カーネルパラメータを動的に変更してその場で動作を変えることさえ可能だ。sysctlのインタフェースでは、LinuxまたはBSDの何百というカーネルパラメータを参照したり変更したりできる。変更はただちに反映されるが、リブート後まで変更を保留する手段もある。うまくsysctlを使えば、カーネルを再コンパイル(翻訳記事)しなくてもマシンの最適化が可能であり、しかもその効果をすぐに確認できる。