Linux Foundation、新しい年次イベント「LinuxCon」を来年開催へ

 Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは9月30日(米国時間)、最新の年次イベント「LinuxCon」を開催することを発表した。初回は来年9月、米オレゴン州で開催される。ベンダー、ユーザー、開発者が集まるコミュニティ主導のイベントになるとしている。

 Linux Foundationは、LinuxConを「コミュニティによるコミュニティのためのカンファレンス」と説明している。Linux開発にかかわる開発者、ユーザー、ベンダーが集まる大規模なカンファレンスとなり、技術セッション、チュートリアル、基調講演、デモなどで構成される予定という。Linux Foundationは同イベントで、コミュニティや業界の要望を反映したトピックス限定型の“ミニサミット”も企画していくという。

 初回は2009年9月。北米におけるオープンソースの聖地といわれ、米O’Reillyの「Open Source Conference(OSCON)」の開催地でもあるオレゴン州ポートランドで、「Linux Plumbers Conference(LPC)」と同時開催となる。

 Linux Foundationはまた、年次イベント「Kernel Summit」の来年の開催地が東京となったことも発表した。日程は来年10月18日から20日、新イベント「Linux Foundation Tokyo Symposium」と合わせて開催する計画だ。Linux Foundation Tokyo Symposiumは、既存の技術者イベント「Japan Symposium」の進化形となる。

Linux Foundation
http://linux-foundation.org