米CoreOSのetcdプロジェクトは2月1日、分散システム向けのKey-Valueストア「etcd 3.3」を公開した。バックエンドデータベースが新しくなるなどの変更が行われている。
米Red HatがCoreOSを買収へ、コンテナとKubernetes分野を強化
米Red Hatは1月30日、コンテナ向けディストリビューションなどで知られる米CoreOSを買収する計画を発表した。買収金額は2億5000万ドル、Kubernetesとコンテナ関連のポートフォリオを強化する狙い。
Hadoopベースの分散データベース「Apache HBase 1.4」リリース
HadoopのHDFSを使った分散データベース「Apache HBase」プロジェクトは12月19日、最新安定版「Apache HBase 1.4」を公開した。
管理者ポータルを一新した仮想マシン管理ツール「oVirt 4.2」リリース
仮想化管理プラットフォーム「oVirt」の開発チームは12月20日、最新安定版「oVirt 4.2」の一般公開(GA)を発表した。管理者向けの管理ポータルをUIフレームワーク「Patternfly」を用いて再デザインするなどの機能が加わっている。
「Kubernetes 1.9」リリース、Apps Workloads APIが正式機能に
コンテナクラウド構築ツール「Kubernetes」開発チームは12月15日、最新版となる「Kubernetes 1.9」を公開した。「Apps Workloads API」が正式版機能となったほか、Windowsワークロードのサポートがベータ機能として提供される。
「Apache Hadoop 3.0」リリース、Java 8が必須に
非営利団体のApache Software Foundation(ASF)は12月14日、分散処理フレームワーク「Apache Hadoop 3.0.0」を公開した。本バージョンではJava 7のサポートがなくなり、Java 8の利用が必須となっている。
ストリーム処理フレームワーク「Apache Flink 1.4」リリース
ストリーム処理フレームワーク「Apache Flink」開発チームは12月12日、最新版「Apache Flink 1.4.0」を公開した。Apache KafkaのExactly Onceのサポート、依存性構造の強化などが特徴となる。
「Containerd 1.0」リリース、基本的な仕様の実装が完了
米Dockerは12月5日、コンテナランタイムの最新版「Containerd 1.0」を公開した。Dockerなどで利用されるコンテナランタイムで、WindowsおよびLinuxの両方で基本的な仕様が実装されたという。
米CoreOS、「Tectonic 1.8」を12月後半に提供へ
米CoreOSは12月5日、Kubernetesプラットフォーム「Tectonic 1.8」を発表した。Kubernetes向けに事前に設定が行われたオープンソースソフトウェアを提供する「Open Cloud Services」が新たに提供される。これによってetcdなどの技術を容易に利用できるという。
Hadoop向けクエリエンジン「Apache Impala」がトップレベルプロジェクトに
Apache Software Foundationは11月28日、Apache Hadoop向けのアナリティクスデータベース「Apache Impala」のトップレベルプロジェクトへの昇格を発表した。
「Red Hat OpenShift Container Platform 3.7」登場、AWSとの統合機能を実装
米Red Hatは11月16日(米国時間)、コンテナアプリケーションプラットフォームの最新版「Red Hat OpenShift Container Platform 3.7」を発表した。Amazon Web Services(AWS)のパブリッククラウドに直接アクセスできるようになり、OpenShiftでAWS向けの設定やデプロイが行えるようになっている。
オープンソースの分散型分析エンジン「Apache Kylin 2.2」リリース
オープンソースの分散型分析エンジン「Apache Kylin」開発チームは11月4日、最新版「Apache Kylin 2.2.0」の公開を発表した。
分散データストリーミングプラットフォーム「Apache Kafka 1.0.0」リリース
分散ストリーミングプラットフォーム「Apache Kafka」開発チームは11月1日、「Apache Kafka 1.0.0」を発表した。企業での利用に向けた拡張性と信頼性の強化、性能の改善などが特徴となる。
米Docker、Kubernetesをネイティブに統合へ
米Dockerは10月17日、DockerプラットフォームにKubernetesを統合する計画を発表した。Dockerではコンテナクラスタの構築機能として「Docker Swarm」や「Swarm mode」を提供しているが、これらに加えて標準でKubernetesによるクラスタ構築もサポートされるようになる。同日、ベータアクセスへの受付を開始している。
GoogleやIBMなどがコンテナとマイクロサービス向けのメタデータAPIプロジェクト「Grafeas」を発表
Google、米IBMらは10月12日、メタデータ情報の保存、検索のためのオープンソースのAPI仕様「Grafeas」を発表した。これを利用することで、マイクロサービスを利用したソフトウェア構築を安全にできるとしている。
RBACが安定扱いに、「Kubernetes 1.8」が公開
Kubernetes開発チームは9月28日、コンテナオーケストレーションの最新版「Kubernetes 1.8」を公開した。役割ベースのアクセス制御機能「RBAC」が正式扱いとなるなど、セキュリティの強化などが特徴となる。
Cloud Native Computing Foundationに新プロジェクト「Jaeger」と「Envoy」が追加される
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は9月13日、「Jaeger」および「Envoy」という2つのサブプロジェクトを加えることを発表した。それぞれ米Uber、米Lyftの配車サービスが貢献したもので、これによりCNCFのプロジェクトの総数は12となった。
OpenStackの16回目のリリースとなる「OpenStack Pike」リリース
OpenStack開発チームは8月30日(米国時間)、クラウドインフラストラクチャ構築ソフトウェア「OpenStack Pike」を公開した。各コンポーネントでさまざまな強化が加わっている。
米Docker、「Docker Enterprise Edition 17.06」を発表
米Dockerは8月16日、Dockerの商用版「Docker Enterprise Edition(EE)17.06」を発表した。IBM zSystemsのサポート、同一クラスタでWindowsアプリケーションとLinuxアプリケーションを動かす機能などが加わっている。
Microsoftに続きAWSもCloud Native Computing Foundationに加入
「Kubernetes」などのオープンソースプロジェクトを抱えるCloud Native Computing Foundation(CNCF)は8月9日、Amazon Web Services(AWS)がプラチナメンバーとして参加したことを発表した。今後AWSのパブリッククラウドでCNCFの技術の実装や開発を加速させるという。