オープンなクラウドインフラ環境や関連ツールの構築を目指すプロジェクトOpenNebula.orgは8月3日、VMware vCenterのオープンソース実装「vOneCloud 3.0」を公開した。VM Templatesでのストレージとネットワークのフル対応など、多数の機能強化が加わっている。
多機能なコンテナクラスタ構築ツール「Kontena」
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Dockerの普及に伴い、昨今ではDockerを使ったさまざまなクラスタ構築ツールが登場している。今回紹介するKontenaもそのようなクラスタ構築ツールの1つで、多機能かつ構成が容易で、またさまざまな環境で利用できるのが特徴だ。
vCenterとの統合が強化された「OpenNebula 5.4」リリース
クラウド基盤ソフトウェア「OpenNebula」の開発チームは7月20日、「OpenNebula 5.4」(開発コード「Medusa」)を公開した。VMware vCenterとの統合が強化され、vCenterの各種管理機能をOpenNebulaでもフルに利用できるようになっている。
「Apache Hive 2.3」がリリース
Hadoop向けデータウェアハウスソフトウェア「Apache Hive」の開発チームは7月19日、最新版となる「Apache Hive 2.3.0」をリリースした。
「Apache Spark 2.2.0」リリース、Structured Streamingが正式機能に
Apache Spark開発チームは7月11日、大規模なデータ処理向けの分散処理フレームワークの最新版「Apache Spark 2.2.0」を発表した。「Structured Streaming」機能が正式扱いとなり、安定性も強化した。
【Dockerの最新機能を使ってみよう】複数のDockerコンテナを自動で立ち上げる構成管理ツール「Docker Compose」
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複数のコンテナを組み合わせた構成でサービスを運用している場合、コンテナに対し特定のパラメータを指定したり、特定の順序での起動が必要となるケースがある。こういった作業を自動化するツールが「Docker Compose」だ。今回はこのDocker Composerの使い方を紹介する。
セキュリティ関連機能などが強化された「Kubernetes 1.7」リリース
コンテナクラスタ管理システム「Kubernetes」開発チームは6月29日、最新版となる「Kubernetes 1.7」を公開した。セキュリティ関連機能を強化したほか、外部のAPIを利用できるアグリゲーション層が加わった。
マルチステージを導入した「Docker 17.06 Community Edition(CE)」が登場
米Dockerは6月28日、「Docker 17.06 Community Edition(CE)」を発表した。コンテナシステム構築のためのフレームワークである「Moby」をベースとした初のリリースとなり、マルチステージなどの新機能が導入された。
openSUSE、「Container as a Service」をうたうプラットフォーム「Project Kubic」プロジェクトを発表
openSUSEは5月29日、最新のオープンソースプロジェクト「Project Kubic」を発表した。openSUSEとKubernetesをベースとした「Container as a Service」(CaaS)をうたうクラウドプラットフォームを目指すものとなっている。
Google、アプリ開発プラットフォーム「Firebase」の一部SDKをオープンソースに
Googleは5月17日、アプリケーション開発プラットフォーム「Firebase」のSDKをオープンソースで公開することを発表した。Firebase iOS SDKおよびJavaScript SDK、Admin Node.js SDK、Admin Java SDK、Admin Python SDKの合計5種類のソースコードが公開されている。
分散処理フレームワーク「Apache Beam 2.0」リリース、APIが安定版扱いに
非営利団体Apache Software Foundationは5月17日(米国時間)、「Apache Beam 2.0.0」を発表した。APIの安定性を約束する初の安定版としている。
米CoreOS、商用Kubernetesプラットフォーム「Tectonic 1.6.2」を発表
米CoreOSは5月11日、商用のKubernetesプラットフォーム「Tectonic 1.6.2」を発表した。Kubernetes 1.6.2をサポートし、インストーラの強化、ワークロード分離などの機能が加わっている。
マイクロサービス向けサービスメッシュ「Linkerd 1.0」が公開
米Buoyantは4月25日、マイクロサービス間の通信レイヤとなるサービスメッシュ「Linkerd 1.0」を公開した。分散型アプリケーションにおいてRPCを使ってサービス間の連携を支援するツールで、すでに複数の企業が運用環境で導入しているという。
【Dockerの最新機能を使ってみよう】Dockerのボリュームプラグインとストレージドライバについて知る
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新たなサーバー環境構築ツールとして普及が始まっているDockerは、その開発も積極的に行われている。そこで本連載記事では、4回に渡って最近Dockerに実装された新機能について紹介していく。今回は、Dockerのボリュームプラグインとストレージドライバについて紹介する。
「Kubernetes 1.6」リリース、スケーラビリティやアクセスコントロール機能の強化が行われる
Kubernetes開発チームは3月28日、Dockerコンテナ管理ソフトウェアの最新版「Kubernetes 1.6」を公開した。拡張性と自動化にフォーカスした機能強化が加わっている。
【Dockerの最新機能を使ってみよう】マルチホストネットワークで複数ホスト間を繋ぐ仮想ネットワークを作る
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新たなサーバー環境構築ツールとして普及が始まっているDockerは、その開発も積極的に行われている。そこで本連載記事では、4回に渡って最近Dockerに実装された新機能について紹介していく。まず第1回となる今回は、Dockerのネットワーク周りの新機能について紹介する。
米CoreOSがKubernetes向けのコンテナインフラ「Tectonic 1.5.5」を発表、AzureとOpenStackにもプレビュー対応
米CoreOSは3月23日、「Kubernetes」をベースとしたコンテナクラウド構築向けディストリビューション「CoreOS Tectonic 1.5.5」を発表した。Amazon Web Services(AWS)、ベアメタルに加えてMicrosoft AzureやOpenStackでの利用についてもプレビュー段階として対応した。
米Red Hat、ソフトウェア定義ストレージ「Red Hat Gluster Storage 3.2」を一般公開
米Red Hatは3月23日(米国時間)、ソフトウェア定義ストレージソリューションの最新版「Red Hat Gluster Storage 3.2」の一般公開(GA)を発表した。
米Docker、コンテナランタイム「containerd」をCNCFに寄贈へ
米Dockerは3月15日、コンテナランタイム技術「containerd」をCloud Native Computing Foundation(CNCF)に寄贈する意図を発表した。プロポーザルを提出しており、今月中に承認を得られる見通しという。
PivotalとGoogle、Kubenetes向けのリリースエンジニアツール「Kubo」を発表
Pivotal Softwareは3月10日、Kubernetesクラスタのインスタンス化、実装、管理を行うツール「Project Kubo」を発表した。Googleと共同開発したもので、Pivotalのインフラ管理ソフトウェアをKubernetesに対応させたものとなる。