OpenSUSE開発チームは10月24日、公式ブログにて「Tumbleweed」と「Factory」の2つのリリースをマージする計画を発表した。これらのリリースはともに「ローリングリリース」(頻繁に更新されるリリース)とされていたが、開発版という位置付けのFactoryの開発プロセス改善を受けての統合となる。マージ後の名称は「Tumbleweed」となり、11月に公開予定の「openSUSE 13.2」に合わせてマージ作業を行う予定だ。
SUSEの親会社AttachmateがMicro Focusと合併、合併後もopenSUSEプロジェクトの位置付けは変わらず
LinuxディストリビューションSUSEの母体となっている米The Attachmate Groupと英Micro Focusが合併する計画を発表した。合体によりインフラソフトウェア企業を目指すというもので、openSUSEとして展開してきたオープンソース活動についてどのような影響があるのか、SUSEがコミュニティに説明している。
安定性を強化、64ビットARMに対応した「openSUSE 13.1」が登場
openSUSE開発チームは11月19日、Linuxディストリビューション「openSUSE 13.1」を公開した。安定性の強化や「OpenStack Havana」対応、64ビットARM(AArch64)サポート、btrfsの強化、Waylandの実験的サポートなどさまざまな新機能が加わっている。
Webブラウザ上での操作でカスタムOS環境を作成できる「SUSE Studio 1.3」公開
独SUSE(Attachmate傘下)は4月11日(ドイツ時間)、OSのカスタマイズやソフトウェアのプリインストールといった作業を加えたOSイメージを作成できるツール「SUSE Studio 1.3」GA(一般公開)版を公開した。Hyper-VやKVMサポートの強化、クラウドサービスとの連携強化などが行われている。SUSE Studioを無償で利用できるWebサービス「SUSE Studio Online」も公開されている。
SUSEが開発する分散ビルドツール「Icecream」、初の正式版がリリース
openSUSEのIcecreamプロジェクトは4月8日、マルチプラットフォーム対応の分散ビルドツール「Icecream 1.0.0」を公開した。初のリリースから10年かけての「バージョン1.0」リリースとなった。
システム関連がアップデートされた「openSUSE 12.3」登場、OpenStackサポートやMariaDBのデフォルト化なども含む
openSUSE Projectは3月13日、Linuxディストリビューション「openSUSE」の最新版となる「openSUSE 12.3」を公開した。systemdの統合が完了したほか、ARMv7や64ビット版ARM版も提供される。
SLESとRHELを管理できる「SUSE Manager 1.7」リリース
米The Attachmate Group傘下のSUSEは9月19日(米国時間)、Linux環境向け統合システム管理ソリューション「SUSE Manager 1.7」をリリースした。セキュリティの強化、PostgreSQLサポートなどが特徴となる。
openSUSE 12.2リリース、Linuxカーネルはバージョン3.4を採用
openSUSE.orgは9月5日、LinuxディストリビューションopenSUSEの最新版「openSUSE 12.2」をリリースした。Linuxカーネル3.4を採用、性能の改善などが特徴となる。
SUSE、OpenStackベースのプライベートクラウドソリューション「SUSE Cloud」をリリース
米Attachmate傘下のSUSEは8月29日(米国時間)、プライベートクラウドソリューション「SUSE Cloud」をリリースした。SUSEが開発に参加しているオープンソースのクラウド基盤「OpenStack」をベースとした初のディストリビューションとなる。
openSUSEの開発に遅れ、次期「openSUSE 12.2」は9月中旬リリースに延期
openSUSEプロジェクトのリリースマネージャーStephan Kulow氏は6月14日、開発中のLinuxディストリビューションの次期版「openSUSE 12.2」のリリース延期をメーリングリストにて発表した。リリースは当初7月11日の予定だったが、9月中旬に延期されるという。
米Novell、SLES 11ベースのエンタープライズ向けサーバー環境「Open Enterprise Server 11」を発表
米Attachmate傘下の米Novellは12月13日(米国時間)、ワークグループサーバーの最新版「Novell Open Enterprise Server 11」を発表した。「SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1」をベースとしたサーバー向けディストリビューションで、「NetWare」からの移行を促進する。
「openSUSE 12.1」リリース、デスクトップ環境のアップデートや仮想化の強化が特徴
openSUSE開発チームは11月16日、最新安定版「openSUSE 12.1」をリリースした。デスクトップ環境には「GNOME Shell 3.2.1」を搭載、プライベートクラウド「ownCloud」やBtrfsスナップショット管理「Snapper」などの新機能が盛り込まれている。
SUSEもOpenStackに加入、OpenStackベースのクラウドインフラ「SUSE Cloud」開発へ
米Attachmate傘下のSUSEは10月26日(ドイツ時間)、クラウドインフラソリューション「SUSE Cloud」を発表、開発者やパートナー向けに初期版を公開した。オープンソースのクラウド基盤プロジェクト「OpenStack」をベースとし、SUSEの技術を組み合わせるという。
openSUSEが仮想マシンを利用したテスト自動化フレームワーク「openQA」を正式公開
openSUSE Projectは10月11日、テスト自動化フレームワーク「openQA 1.0」をリリースした。ブートローダーからアプリケーションまで、OSのさまざまなレベルでのテストが可能という。
「openSUSE 12.1」ベータ版公開に遅れ――正式版リリースは予定通り11月11日
openSUSE開発チームは9月21日、「openSUSE 12.1」ベータ版の公開を遅らせることを発表した。「systemd」をデフォルトにする作業に遅れが出ているという。
Attachmate傘下となったSUSEが初の製品発表、メインフレーム対応の「SUSE Studio 1.2」をリリース
The Attachmate Group傘下のSUSEは7月20日(ドイツ時間)、ソフトウェアアプライアンスの構築・管理プラットフォーム「SUSE Studio 1.2」を発表した。最新版より2エディション体系となり、メインフレームをサポートした企業向けエディションが加わっている。
米NovellとAttachmateとの合併が完了、同時にCPTNへの特許売却も完了
米Novellは4月27日(米国時間)、米Attachmateとの合併が完了したことを発表した。AttachmateがNovellを吸収合併するにあたって条件の一部となっていたNovellの特許についても、予定通りCPTN Holdingsによる取得が完了したと報告している。
openSUSE 11.4正式版リリース、ローリングリリースシステムTumbleweedを導入
openSUSE Projectは3月10日、「openSUSE 11.4」をリリースした。8ヶ月ぶりのリリースとなり、最新技術の導入と安定性の維持にフォーカスした。ローリングリリースシステム「Tumbleweed」も導入されている。
OpenSUSEの最新パッケージをいち早く利用できる「openSUSE Tumbleweed」プロジェクト
openSUSE開発者であり、Linuxカーネルメンテナとしても知られるGreg K-HことGreg Kroah-Hartman氏は11月30日、openSUSEプロジェクトのメーリングリストで「openSUSE Tumbleweed」プロジェクトを発表した。openSUSEの最新安定技術を利用できる「ローリング(定期的)アップデート版」で、次期版の「openSUSE 11.4」以降、本格的に取り組みたいとしている。
NovellとAttachmate、Novellの売却に対し「openSUSEプロジェクトに変更はない」「UNIXの著作権を今後も所有する」とコメント
米Novellの売却が発表され、同社の抱えるオープンソースプロジェクト「openSUSE」の今後が注目されるが、同社を買収する米Attachmateが声明文を発表している。それによると、今後もopenSUSEプロジェクトに変更はないようだ。