Attachmate傘下となったSUSEが初の製品発表、メインフレーム対応の「SUSE Studio 1.2」をリリース
The Attachmate Group傘下のSUSEは7月20日(ドイツ時間)、ソフトウェアアプライアンスの構築・管理プラットフォーム「SUSE Studio 1.2」を発表した。最新版より2エディション体系となり、メインフレームをサポートした企業向けエディションが加わっている。
SUSE Studioは、x86、パブリッククラウド上でアプリケーションイメージの構築、更新、管理を行える開発プラットフォーム。ミドルウェアやJeOSを含む事前設定済みのソフトウェアアプライアンスにより、異機種混在環境でのアプリケーション管理問題を緩和する。Webベースで容易に開発でき、迅速に実装できる点も特徴となる。VMware、Xen、KVM、OVFなどの仮想化技術をサポート、Amazon EC2に対応しており、パブリッククラウドでも展開できる。
最新版ではIBM System zに対応し、メインフレーム向けにアプライアンスを作成できるエンタープライズ版「SUSE Studio Advanced Edition」が加わった。Webインターフェースを利用してSystem zイメージやワークロードを容易に構築し、最適な環境で実装できるという。メインフレーム対応はAdvancedエディションのみで、オンライン版ではない。
SUSE Studioは企業向けのAdvanced EditionとISV顧客向けの「Standard Edition」の2エディション体系となり、2製品をもってNovell時代に提供していた「SUSE Appliance Toolkit」を置き換える。
SUSE(The Attachmate Group)
http://www.suse.com/