大量のプラグインで機能を拡張できる常駐ユーティリティ「TTBase」

 デスクトップやウインドウの機能を拡張するユーティリティツールはWindowsの使い勝手をよくし、パソコンを使った作業の能率を格段と高めてくれる。だが、多数のユーティリティを常駐させると操作や管理が面倒になるばかりか競合問題を起こしかねない。そこで利用したいのが統合ユーティリティツール「TTBase」である。

独特のユーザーインターフェイスを備えたTwitterクライアント「Hiyoko」

 人気のマイクロブログサービス「Twitter」はWebブラウザ上からでも利用できるが、専用クライアントを利用することでより使いやすくなる。ネット上ではさまざまな機能を持つTwitterクライアントが多数公開されているが、今回紹介する「Hiyoko – A Twitter Client」(以下Hiyoko)は、横方向に新着メッセージが追加されるインターフェイスが特徴のTwitterクライアントだ。

Windows Vista/7のインターフェイスを使い慣れたXP以前のものに変更する「Classic Shell」

 Windows 7やWindows VistaはそれまでのWindowsに比べてインターフェイスが大きく改善された。特にスタートメニューやエクスプローラ周辺は見た目だけではなく操作性も変わったため、Windows 7/VistaでもWindows XPのインターフェイスを利用したい、というユーザーも多いだろう。そこで利用したいのが今回紹介する「Classic Shell」である。

各種ソフトウェアのインストールやアップデートをまとめて一気に実行できる「AppliStation」

 フリーソフトのインストールやアップデートは面倒な作業だ。操作自体は簡単でも、複数の配布サイトから必要なソフトを探してダウンロードしたり、更新されていないかを1つずつ調べあげていくのは手間がかかる。ソフトが少数ならば問題はないが、多くなると管理に挫折する人も多いだろう。そこで役に立つのが「AppliStation」である。

破損して再生できないAVI/MKV動画を修復する「DivFix++」と「Meteorite」

 ダウンロードが途中で止まってしまったり、劣化したメディアなどに保存していた動画ファイルなどの場合、データが破損して再生できなくなっていることがある。FLVやWMVのようにストリーミング可能な形式の場合は一部分が壊れていても途中までは見られることが多いが、AVI形式やMKV形式の場合はほぼ見られなくなってしまう。このような場合に役立つのが今回紹介する「DivFix++」と「Meteorite」だ。

複数枚の同時書き込みやネットワーク経由での書き込みに対応するCD/DVDライティングツール「円盤複写屋」

 DVDやCDを配布用に複数枚用意したいというような場合、通常は統合CD/DVDライティングソフトを利用して複製することが多いだろう。だが、1枚ずつメディアを交換しながら書き込み作業を行うのは面倒かつ非常に時間がかかる。そこで利用したいのが今回紹介するCD/DVD量産用のコピーツール「円盤複写屋」だ。

GmailやGoogleカレンダーなどの新着を素早くチェックできる「googsystray」

 GmailやGoogleカレンダーなどは高度な検索やスパム対策機能、AJAXによる軽快な動作、どこからでも利用できる手軽さから人気を博している。しかし、OutlookやWindowsメールなどのローカルアプリケーションと違い、サウンドによる新着通知やリマインダー機能がないという弱点があった。これを補うのが、Gmailなどを定期的にチェックして新着メールや予定時刻が近づいたスケジュールなどを通知してくれるツール「googsystray」だ。

多人数でも遅延なしで軽快に使えるボイスチャット「Mumble」 の使い方

 「Skype」や「MSNメッセンジャー」の音声通話機能などのボイスチャットは、電話料金を気にせず手軽に通話できるとあってとても便利だ。しかし、これらのソフトは大人数でのマルチチャットに適しておらず、またCPU負荷も高いため重い処理の実行中には使いにくかった。今回紹介する「Mumble」は、マルチチャット対応の軽量なボイスチャットアプリケーションだ。

音程を変えずに速度変更可能な音楽・語学練習用プレイヤー「BestPractice」

 語学学習や楽器演奏の習得には、教材となる音声ファイルやCDをゆっくり聴きながらの反復練習が欠かせない。しかし一般的な音楽プレイヤーソフトはスロー再生や反復再生に対応しておらず使い勝手が悪い。そこで利用したいのが音楽・語学練習用プレイヤー「BestPractice」である。

小さな画像を美しく拡大する「SmillaEnlarger」

 デジカメ写真などの画像ファイルを拡大したいときは画像編集ソフトを使うのが一般的だ。しかし、通常のソフトで解像度が低い画像を無理やり拡大すると、まるでドット絵のような輪郭がギザギザの画像になったり、ノイズが目だったりして画質が大きく低下してしまう。そこで利用したいのが今回紹介する「SmillaEnlarger」である。

HDD/SSDの健康診断を行うS.M.A.R.T.対応ツール「CrystalDiskInfo」 の使い方

 今回紹介するのは、ハードディスクの健康状態をチェックするツール「CrystalDiskInfo」だ。パソコンを構成する部品の中でも、ハードディスクは極めて重要である。ハードディスクの故障はデータの喪失を意味しているため、非常にダメージが大きい。ハードディスクの健康状態は外から見ているだけでは分からないため、このようなツールを使って定期的に確認しておきたい。

多機能かつ手軽なPDF作成ツール「PDFCreator」 のインストールと使い方

 取引先に資料を提示するときなど、ビジネスの現場では書類をPDF形式で出力する機会が意外に多い。PDFファイルの作成ソフトとして有名なものに「Adobe Acrobat」があるが、比較的高価なソフトであり、手軽にすべてのPCに導入する、というのは難しい。そこで利用したいのが今回紹介するフリーのPDF作成ツール「PDFCreator」だ。

暗号化通信により安全にファイルを転送できるFTPS/SFTP/FTPクライアント「FileZilla」 の使い方

 最近、FFFTPなどのFTPソフトからログイン情報を取得するマルウェアが話題になっている。しかし、FTPはもともとパスワードやファイルを暗号化せずに送受信するため、ほかのクライアントでも盗聴などにより情報を盗まれる可能性がある。そのため、SFTPやFTPSといったより強固なセキュリティを備えるプロトコルを利用することをおすすめしたい。今回紹介するのは、これらに対応する高機能FTP/FTPS/SFTPクライアント「FileZilla」だ。

HDDやSSDなどの速度を計測するベンチマークソフト「CrystalDiskMark」 の使い方

 HDDよりもはるかに速いSSDや、高速タイプと銘打つUSBメモリの普及によって、記憶メディアは容量のみならず読み書きの速度も注目されるようになった。最近では製品のパッケージやスペック表に速度が明記されることも増加している。だが、自分の利用しているモデルが実際にどれくらいの速度が出ているかはなかなか分からない。そこで役に立つのが記憶メディアのベンチマークテストツール「CrystalDiskMark」である。

動画ファイルから本格的なメニュー付きのDVDビデオを作成する「DVDStyler」 の使い方

 動画共有サイトの相次ぐHD対応や、携帯などの機器に搭載されたカメラの進歩によって、パソコン上で高画質な動画を扱う機会は以前と比べて格段に増えた。しかし、ダウンロードしたり機器から転送したりした動画は、一般にパソコンでしか再生できない。せっかくの高画質な動画なのだから、大画面のテレビで家族や友人と一緒に楽しみたいという人も多いことだろう。そこで役に立つのが高機能なDVDビデオ作成ツール「DVDStyler」だ。

dat落ちした2ちゃんねるのスレを読めるようにする、ログのP2P共有ツール「o2on」 の使い方

 2ちゃんねるのスレッドは、書き込みの数が1000件を超えたり、しばらく書き込みがなかったりすると閲覧できなくなる。いわゆる「dat落ち」と呼ばれる状態だ。dat落ちしたスレッドは2ちゃんねるが運営しているサービスか、ウェブ上の過去ログ保存サイトを利用すると読むことができる。だが、2ちゃんねるのサービスは有償であり、過去ログ保存サイトでは読めないスレッドも多い。そこで役に立つのが「o2on」である。

「最強」の多機能タスクマネージャー「Process Hacker」 の使い方

 メモリの使用量やCPUの使用率を確認したいときや、暴走するプロセスを強制終了したいときにはタスクマネージャを利用するのが一般的だ。だがWindows標準のタスクマネージャは必要最低限の機能しか持ち合わせておらず、詳細な情報を得るには不十分だった。Windowsのシステムをより細かく把握するために、極めて強力なタスクマネージャツール「Process Hacker」を使ってみよう。

多数のデジカメに対応したRAWデータ現像ツール「UFRaw」

 デジタル一眼レフカメラの普及に伴い、RAW形式での写真撮影もだいぶ一般的となった。RAW形式はデジカメ内部で画像処理がされていない生のデータなので画質の劣化がなく、パソコンに取り込んでからも自由に画像処理できる半面、専用のソフトを使って「現像」作業を行う必要がある。しかし一口にRAW形式といっても、フォーマットはカメラメーカーや機種によってバラバラなので現像ソフトもそれぞれ違い、取り扱いが非常に不便だ。特にメーカーが違う複数のデジカメを使っていたり、デジカメを買い換えたりすると大きな問題になる。そんなときに使いたいのがオープンソースの現像ツール「UFRaw」だ。