オープンソースの音声/動画録音・変換ライブラリ「FFmpeg」開発チームは3月15日、最新版となる「FFmpeg 1.2」(開発コード「Magic」)をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
MIDIに対応したオープンソースのDAW「Ardour 3.0」がリリース
Mac OS XおよびLinuxで動作するオープンソースのデジタルオーディオワークステーション(DAW)「Ardour」の開発チームは3月10日、メジャーアップデート版となる「Ardour 3.0」をリリースした。MIDIの録音/再生/編集機能が新たに搭載されるなど、多数の機能が加わっている。
オープンソースの写真管理・編集ソフト「digiKam 3.0」がリリース、DLNAサポートやスライドショー動画作成機能などが追加
digiKam開発チームは2月8日、オープンソースの写真編集ソフトウェア「digiKam 3.0.0」をリリースした。ビデオスライドショー出力など多数の機能が加わっている。WindowsおよびMac OS X、Linuxなどに対応する。
Android初期対応が加わった「XBMC 12」が登場
フリーのメディアセンターソフトウェア「XBMC」を開発するTeam XMBCは1月29日、最新版「XBMC 12.0」(開発コード「Frodo」)を公開した。HDオーディオのサポートに加え、Androidのサポートが開始されるなど多数の強化が加わっている。
FLV形式のサポートが強化されたMKVファイル用ツール集「MKVToolNix 6.0.0」リリース
1月20日、動画ファイル形式「Matroska(MKV)」用のツール集「MKVToolNix 6.0.0」がリリースされた。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Nepomukベースのプラグインが加わった「Amarok 2.7」リリース
オープンソースのメディアプレイヤー「Amarok」開発チームは1月18日、最新版「Amarok 2.7」(開発コード「A Minor Tune」)を公開した。Nepomukを利用した音楽コレクション機能が技術プレビューとして加わっている。
「FFmpeg 1.1」がリリース、Opus対応強化など
オープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg」の開発チームは1月7日、最新版となる「FFmpeg 1.1」(開発コード「Fire Flower」)を公開した。字幕フィルタの導入やFFM2サポート、エンコーダ/デコーダの追加や強化などが改善点となる。
Bluetoothサポートが追加された「PulseAudio 3.0」がリリース
12月17日、オープンソースのサウンド再生/録音フレームワーク「PulseAudio 3.0」がリリースされた。Bluetoothのサポート、ALSA Use Case Managerのサポートなどが加わっている。
Mozilla、Webベースの動画コンテンツオーサリングツール「Popcorn Maker 1.0」を発表
Mozillaは11月11日、Webブラウザ上で動作するインタラクティブな動画編集ツール「Popcorn Maker 1.0」を公開した。動画の編集や動画にさまざまなライブコンテンツを挿入できるWebベースのツールで、誰もが簡単な操作で利用できるという。
Opus対応などが加わった「FFmpeg 1.0」がリリース
マルチメディアライブラリ「FFmpeg」の開発チームは9月28日、新しいメジャーリリースとなる「FFmpeg 1.0」(開発コード「Angel」)を公開した。多数の新機能追加やバグフィックスが行われている。
オープンソースのマルチメディアフレームワーク「GStreamer 1.0」がリリース
9月24日、オープンソースのマルチメディアフレームワーク「GStreamer 1.0」が公開された。エンドユーザーをターゲットにした初の安定版となる。
「OpenGL 4.3」および「OpenGL ES 3.0」が発表される
標準化団体The Khronos Groupは8月6日(米国時間)、グラフィックAPI「OpenGL 4.3」および組み込み機器向けグラフィックAPI「OpenGL ES 3.0」(開発コード「Haiti」)を発表した。テクスチャフォーマットの共通化などが特徴となる。
米Pixar、Subdivition Surfaceを実装したオープンソースライブラリ「OpenSubdiv」を公開
米Pixarは8月5日、3DCGで利用されるSubdivision Surface(subdiv)処理を実装したライブラリ「OpenSubdiv」をオープンソースで公開した。現在はβ版の段階だという。
オープンソースのメディアプレイヤー「MPlayer 1.1」リリース。本バージョンよりバージョン番号付けルールを変更へ
オープンソースのメディアプレイヤー「MPlayer」の開発チームは6月10日、最新版「MPleyer 1.1」をリリースした。2011年1月にはMPlayer 1.0rc4がリリースされていたもの、1.0pre1がリリースされてから9年近くの月日が経っていることもあり、「pre」や「rc」といった形でリリースを繰り返すことを止め、新たなバージョン番号を付ける方針に変更された。
Blu-rayサポートなどが強化された「FFmpeg 0.11」リリース
HDR画像を簡単に作成できる「Luminance HDR」――SourceForgeが選ぶ今月のプロジェクト
米SourceForgeでは毎月1つのプロジェクトを投票で選び、「Project of the Month(今月のプロジェクト)」の栄冠を与えている。2012年5月に選ばれたのは、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)を行うためのツール「Luminance HDR」だ。HDRは露出を変えながら撮影した複数の画像を合成することで、より広いダイナミックレンジの画像を作成する手法である。以下では、米SourceForgeがLuminance HDRの開発者らに行ったインタビューの模様をお伝えしよう。
Mac OS X向けのコーデック集「Perian」、プロジェクト終了へ
オープンソースのMac OS X向けQuickTimeプラグイン「Perian」の開発チームが、プロジェクトの打ち切りを発表した。間もなく公開予定の最終バージョンのリリース後90日間でサポートを打ち切り、ソースコードはGoogle CodeまたはGithubで公開するという。
シングルウインドウ表示が加わった「GIMP 2.8」が登場
6年ぶりの安定版、フリーのオーディオ編集ツール「Audacity 2.0」リリース
3月13日、フリーのオーディオ編集録音ツール「Audacity」の最新版「Audacity 2.0」がリリースされた。6年ぶりの安定版となり、エフェクト機能の改良やトラック関連機能の改善、ユーザーインターフェイスの改良などが行われている。
Songbirdベースのメディアプレーヤー「Nightingale」登場、まずはWindowsとLinuxに対応

マルチプラットフォーム対応のメディアプレーヤー「Nightingale 1.8.1」が12月15日リリースされた。オープンソースのメディアプレーヤーであるSongbirdからフォークしたプロジェクトで、WindowsおよびLinuxで動作する。音楽ライブラリの管理や再生のほか、アドオンや拡張機能による カスタマイズ機能を備えているのが特徴。