VideoLAN開発チームは9月26日、オープンソースのメディアプレイヤー最新版「VLC Media Player 2.1.0」(開発コード「RinceWind」)をリリースした。オーディオコアが新しくなり、4K動画にも実験的に対応した。
米Adobe、「Photoshop CC」の新機能「Generator」関連ライブラリやコードをオープンソースで公開
米Adobe Systemsは9月9日、最新の「Photoshop Creative Cloud 14.1」でJavaScriptベースの拡張プラットフォーム技術「Adobe Generator」を導入したことを発表、これを利用するためのNode.js向けライブラリやAdobe Generatorに対応するアセット生成プラグイン「Image Asset Generation Plug-in for Generator」などをオープンソースで公開した。開発者はJavaScript APIを利用してPhotoshop CCとの連携機能を開発できるという。
インディーゲームバンドル「Humble Indie Bundle 9」登場、Mark of the Ninja、FEZなど6タイトルが揃う
米Humble Bundleは9月11日、WindowsおよびMac OS X、Linuxに対応するクロスプラットフォームのゲーム集「The Humble Indie Bundle 9」をリリースした。6タイトルをバンドルし、このうち3本はLinux初登場となる。
GNOME向け音楽アプリ「Rhythmbox 3.0」リリース
GNOMEベースの音楽管理アプリケーションRhythmbox開発チームは9月4日、最新版「Rhythmbox 3.0」(開発コード「I Eat Tapes」)をリリースした。
マルチメディアライブラリ「SDL 2.0」リリース、OpenGL ESやモバイル対応が加わる
8月12日、グラフィックの描画や音声の再生といった機能を提供するマルチプラットフォーム対応のマルチメディアライブラリSDL(Simple DirectMedia Layer)の最新版「SDL 2.0」が公開された。OpenGL ESのサポート、AndroidとiOSのサポートなどの機能が導入されている。Unicode入力とIMEサポートも加わっている。
米Google、「Webの未来」をデモンストレーションした「Web Lab」の一部プロジェクトをオープンソースで公開
米Googleは8月9日、英ロンドンのサイエンス・ミュージアムで1年の間開催されていた「Chrome Web Lab」で展示していた「Universal Orchestra」および「Sketchbots」の2プロジェクトをオープンソースで公開した。11日の展示終了を受け、人気が高かったプロジェクトを公開した形となる。
写真共有サービス「Photographer.io」、プラットフォームをオープンソースで公開
写真共有サービス「Photographer.io」の開発者は7月8日、サービスを構成するアプリケーションをオープンソースで公開したことを発表した。ライセンスはMIT License。これにより品質やセキュリティを改善していく狙い。
タッチ操作に対応したペイントソフト「Krita Sketch for Windows」リリース
ペイントソフト「Krita」開発チームは7月5日、タッチ操作に対応したWindows向けの「Krita Sketch 1.0 for Windows」をリリースした。Windows 7および8に対応する。
RAW現像ソフト「Darkable 1.2.2」リリース
オープンソースの写真ワークフローアプリケーション「Darkable」開発チームは6月28日、最新版となる「Darkable 1.2.2」を公開した。LinuxおよびMac OS Xで動作するRAW現像および画像編集ツールで、GPUを利用したアクセラレーション機能なども備える。
Windows/Linux向けの動画作成ソフト「ffDiaporama 1.6」リリース
ffDiaporamaチームは6月23日、ムービー作成ソフトの最新安定版「ffDiaporama 1.6」をリリースした。LinuxとWindowsに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
OggやFLACのXiph.orgが新しい動画コーデック「Daala」プロジェクトを発表
Xiph.org Foundationは6月20日、新しい動画コーデック「Daala」を開発していることを発表した。「VP9」や「HEVC」(H.265)といった「次世代動画コーデック」といわれる技術をさらに進めるもので、「Lapped Transforms」と呼ばれる符号化技術を採用しているのが特徴。
「中途半端なものばかりだから作った」という動画管理/字幕ダウンロードツール「Filebot」――SourceForgeが選ぶ今月のプロジェクト
米SourceForgeでは毎月1つのプロジェクトを投票で選び、「Project of the Month(今月のプロジェクト)」の栄冠を与えている。2013年5月の「今月のプロジェクト」に選ばれたのは、動画ファイル管理ツール「Filebot」だ。
オープンソースのDAW「Ardour 3.2」リリース、動画の音声トラック編集をサポート
マルチトラックでの音声の録音/編集をサポートするデジタルオーディオワークステーション(DAW)「Ardour」開発チームは6月13日、最新版「Ardour 3.2」をリリースした。新機能として、「数年がかりで実現した」という動画の音声トラック編集がサポートされている。
可逆圧縮オーディオコーデック「FLAC 1.3」リリース
可逆圧縮型音声ファイルコーデック「Free Lossless Audio Codec(FLAC)」の最新版「FLAC 1.3」がリリースされた。6年ぶりの最新版となり、Xiph.Org Foundationの下でのリリースとしては初となる。
Linux向けのサウンドサーバー「PulseAudio 4.0」リリース
PulseAudio開発チームは6月4日、オープンソースのサウンドサーバー最新版「PulseAudio 4.0」をリリースした。Bluetoothサポートの強化など多数の機能強化や改善が加わった。
オープンソースの動画変換ツール「HandBrake 0.9.9」リリース
5月18日、マルチプラットフォームに対応するオープンソースのビデオフォーマット変換ツールHandBrakeの最新版「HandBrake 0.9.9」がリリースされた。Blu-rayディスクで使われているPGS字幕のサポートが追加されたほか、Windows版ではGUIがWPFベースのものに置き換えられるなどの変更が加わっている。
ブロックを組み合わせてプログラミングができる「Scratch 2.0」リリース
MIT Media Labは5月9日、グラフィカルなプログラミング言語環境「Scratch」の最新版「Scratch 2.0」をリリースした。Webブラウザ内でのプロジェクト作成機能などが加わっている。
3Dモデルから漫画のようなグラフィックを生成する機能などを新たに搭載、「Blender 2.67」リリース
The Blender Foundationは5月7日、オープンソースの3Dモデル作成/レンダリングツール「Blender 2.67」を公開した。ノンフォトリアリスティック(NPR)レンダリングエンジン「Freestyle」が加わり、2Dラインを様々な方法で描画できるようになった。
Linux向けテレビ録画アプリケーション「Video Disk Recorder 2.0」リリース
Linux向けのデジタルビデオレコーダーアプリケーションを開発するThe Video Disk Recorder(DVR)プロジェクトが、最新安定版「Video Disk Recorder(VDR)2.0」を公開した。5年ぶりにリリースされる安定版で、HDTVのフルサポートなどが特徴となる。
「GTK+ 3.8」リリース、Wayland 1.0に正式対応
The GTK+ Projectは3月25日、マルチプラットフォーム対応のGUIツールキット「GTK+」の最新版「GTK+ 3.8」をリリースした。これまで実験的だったWaylandが正式サポートとなっている。