TeXstudioは、組版処理言語であるTeXやLaTeXによる文書作成を支援するマルチプラットフォーム対応エディタだ。TeXやLaTeXでは独自のコマンドを文書中に埋め込むことで段組や表の作成、テキストの装飾などを行うが、TeXstudioはこれらのコマンドをハイライト表示する機能やコマンドを補完する機能などを搭載している。このTeXstudioの開発者に、TeXstudioの機能や今後の新機能などについて話を聞いた。
Mozillaが「Firefox 14.0.1」をリリース、HTTPS接続でのGoogle検索がデフォルトに
Mozillaは7月17日、Firefox 14系で最初のリリースとなる「Firefox 14.0.1」をリリースした。6月5日に公開された「Firefox 13」以来のメジャーアップデートとなる。Mozillaは6月末に「Firefox Mobile 14.0」を公開しており、デスクトップ版とモバイル版のリリースを同期するため、「14.0.1」というバージョン番号でのリリースとなった。
Mac OS X向けテキストエディタ「Vico」がオープンソースに
vi風のキーバインディングを備えるMac OS X向けテキストエディタ「Vico」の開発チームは7月8日、Vicoをオープンソースとして公開する方針を発表した。オープンソースとして公開することでコミュニティによる開発を促進したいという。
MozillaがThunderbirdの開発方針を変更、今後は新機能追加を行わずメンテナンスのみに
Mozillaは7月6日、メールクライアント「Thunderbird」の開発に関する方針を発表した。今後は新機能の開発は行わず、セキュリティアップデートの提供のみを継続するという。理由については「革新的な製品にするという目標に到達しなかった」と説明している。
サーバーサイドJavaScript環境を含むアプリケーションプラットフォーム「Wakanda」、初の安定版をリリース
7月2日、オープンソースのJavaScriptアプリケーションプラットフォーム「Wakanda Production Release 2」がリリースされた。WakandaはJavaScript実行環境を含むサーバー「Wakanda Server」とJavaScriptライブラリ「Wakanda Framework」、開発環境「Wakanda Studio」などから構成されるJavaScriptアプリケーションプラットフォーム。サーバーサイドとクライアントサイドの両方をJavaScriptで実装することで、さまざまなデバイスに向けたアプリケーション開発を高速に行えるという。 Mac OS X、Linux、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Mountain Lionに対応、WindowsアプリをMac OS XとLinuxで動かせる「CrossOver 11.2」が登場
米CodeWeaversは6月25日、LinuxおよびMac OS XでWindowsアプリケーションを実行できる「CrossOver 11.2 Mac」および「CrossOver 11.2 Linux」を発表した。オープンソースのWindows APIレイヤ「Wine」をベースとした商用製品で、価格は39.95ドルより。無償トライアル版もある。
米Facebook、モバイルWebブラウザ向けテストツール「Ringmark」のオープンソース化を完了
米Facebookは6月15日、モバイルWebブラウザに向けたテストツール「Ringmark」のオープンソース化が完了したことを発表した。Ringmarkは個々のモバイルWebブラウザがどのような機能を実装しているかを簡単にチェックできるテストツールで、WebブラウザでRingmarkを稼働させているWebサイトにアクセスするだけでテストを実行できる。
Macでオープンソースをインストール管理できる「MacPorts 2.1.0」がリリース
MacPorts Projectは5月15日、Mac OS X用パッケージシステム「MacPorts 2.1」をリリースした。Mac OS X 10.5/10.6/10.7に対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
Mac OS X向けのコーデック集「Perian」、プロジェクト終了へ
オープンソースのMac OS X向けQuickTimeプラグイン「Perian」の開発チームが、プロジェクトの打ち切りを発表した。間もなく公開予定の最終バージョンのリリース後90日間でサポートを打ち切り、ソースコードはGoogle CodeまたはGithubで公開するという。
JavaScriptでWebアプリを開発できる「Node.js」活用入門
オープンソースのオフィススイート「Calligra」正式版がリリース
KDE CommunityのCalligra Projectは4月11日、オフィススイート「Calligra 2.4.0」をリリースした。ワープロや表計算、プレゼンテーション、図形描画などの機能を持つオフィススイートで、同プロジェクト初の安定版リリースとなる。
Pythonで書かれたテキストエディタ「Leo 4.10」
Pythonベースのアウトライン対応テキストエディタ「Leo(Leonine Editor with Outlines)」の最新版「Leo 4.10」が公開された。データオーガナイザー、プロジェクトマネージャーなどさまざまな用途に利用できるクロスプラットフォーム対応のアプリケーションで、Windows向けバイナリが用意されている。
「Go 1」リリース、米GoogleのGo言語がついに安定版に
米Googleは3月28日、同社が開発するプログラミング言語「Go」の安定版となる「Go version 1(Go 1)」を公開した。ライフサイクルを通じて互換性を確保するものとして言語の安定性にフォーカスしたという。Googleは同時に、Goに対応した「Google App Engine SDK」も公開した。
Wayland対応を強化した「GTK+ 3.4.0」が登場
GTK+開発チームは3月26日、GUIツールキットの最新版「GTK+ 3.4.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトより入手できる。タッチ対応、Waylandサポートの強化などが特徴となる。
多数の新機能を搭載したメディアセンターソフトウェア「XBMC 11.0」リリース
XBMC開発チームは3月24日、最新版となる「XBMC 11.0」(開発コード「Eden」)を公開した。1年3か月ぶりのメジャーアップデートとなり、多数の機能が盛り込まれている。
64ビットに対応、Mac OS X用のフリーなIMクライアント「Adium 1.5」リリース
Mac OS X向けのインスタントメッセージング(IM)クライアント「Adium」開発チームは3月15日、最新版「Adium 1.5」を公開した。1年半の開発期間を費やしてのリリースとなり、64ビットサポート、UIの改善など多数の強化が加わった。
6年ぶりの安定版、フリーのオーディオ編集ツール「Audacity 2.0」リリース
3月13日、フリーのオーディオ編集録音ツール「Audacity」の最新版「Audacity 2.0」がリリースされた。6年ぶりの安定版となり、エフェクト機能の改良やトラック関連機能の改善、ユーザーインターフェイスの改良などが行われている。
グラフ作成ツール「gnuplot 4.6」がリリース
フリーのグラフ作成ソフト「gnuplot」開発チームは3月8日、最新版となる「gnuplot 4.6」を公開した。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Co-locatedブランチの基本サポートが加わった「Bazaar 2.5.0」がリリース
分散型バージョン管理システム「Bazaar」の開発チームは3月8日、最新安定版「Bazaar 2.5.0」(開発コード「Phillip」)をリリースした。2017年4月までサポートされる長期サポート版となり、2.4系のバグフィックスや同一の作業ディレクトリ内に複数ブランチを設置できる「Co-Location」機能などが主な変更点となる。
豊富なエフェクトとGPUによる軽快な動作が特徴の動画加工ツール「Javie」
携帯電話のカメラ機能やデジタルカメラの性能向上で、誰でも手軽にHD画質の動画を撮影できるようになった。しかし、動画をほかの人に見せるのであれば、単に撮影しただけではつまらない。エフェクトをかけたり、文字を入れたり、合成を行ったりして映像作品に仕立てたいものだ。今回紹介する「Javie」は映像に多彩なエフェクトをかけられる高機能な動画加工ツールである。