Pythonで書かれたテキストエディタ「Leo 4.10」
Pythonベースのアウトライン対応テキストエディタ「Leo(Leonine Editor with Outlines)」の最新版「Leo 4.10」が公開された。データオーガナイザー、プロジェクトマネージャーなどさまざまな用途に利用できるクロスプラットフォーム対応のアプリケーションで、Windows向けバイナリが用意されている。
LeoはPythonで実装されたアウトライン対応テキストエディタ。プログラム、Webサイト、音楽、動画などさまざまな種類のデータを利用できる。スクリプト可能な統合開発環境(IDE)、reStructuredTextやWebページ向けのレンダリングエンジン、メディアプレイヤーとしての機能も持つ。クロスプラットフォーム対応で、GUIはQtを利用する。
Leo 4.10ではタブ補完で@commandと@buttonの全ノードが表示可能となり、@commandを付けずにスクリプトの名称で実行できるようになった。また、メインのウィンドウからタブの分離が可能となり、leoInspectモジュールでPythonコードを調べられるようにもなっている。このほか、ユニットテスト、URLの処理、非Leoファイルの編集なども強化されている。Mac OS X環境でのインストールが容易になり、70以上のバグも修正されている。
Leo 4.10はSourceForge.JPのダウンロードページからダウンロードできる。利用にはPython 2.6以上が必要で、ライセンスはMIT License。
Leo
http://webpages.charter.net/edreamleo/
SourceForge.netのLeoプロジェクトページ
http://sourceforge.net/projects/leo/files/Leo/
Leoのダウンロードページ
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_leo/