フリーソフトウェアを推進する非営利団体、Free Software Foundation(FSF)は5月7日(米国時間)、フリーソフトウェア活動インターンシッププログラムを発表した。キャンペーンやコミュニティ向け活動、ライセンスに関連した作業、GNUプロジェクトのサポートなど、FSFの中核作業を体験できる機会を学生に提供するという。
今年のFree Software Awardsは「Postfix」のVenema氏とCreative Commonsが受賞
Free Software Foundation(FSF)は3月24日(米国時間)、フリーソフトウェアに貢献した人物やプロジェクトを称える「Free Software Awards」の受賞者を発表した。個人部門では、メールサーバー「Postfix」の作者であるWietse Venema氏、プロジェクト部門ではCreative Commonsが受賞した。
FSF、ソフトウェア特許反対プロジェクトに新たな投資
フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundationは2月23日(米国時間)、ソフトウェア特許廃止に向けた活動を展開する「End Software Patents(ESP)」プロジェクトに新たな支援を行うことを発表した。ソフトウェア特許が否定された事例を集め、活動家が利用できる共通のリソースを作るという。
フリーソフトウェアから見たACTAへの懸念
最近FSFが力を入れているのが、ACTAへの反対運動である。
FSF、GCCにプラグインアーキテクチャを認めるライセンス除外規定最新版
Free Software Foundation(FSF)、GCC Steering Committee、Software Freedom Law Center(SFLC)の3団体は1月27日(米国時間)、GNU Compiler Collection(GCC)向けのライセンス除外規定の最新版「GCC Runtime Library Exception」をリリースした。これにより、GCC向けのプラグインアーキテクチャ開発を認める方針だ。
「Vistaは失敗」とFSF、アンチVistaキャンペーンで勝利宣言
フリーソフトウェアを推進する非営利団体、Free Software Foundation(FSF)は1月7日(米国時間)、米Microsoftの「Windows Vista」に反対するBadVista.orgキャンペーンの勝利宣言を行った。「Vistaは失敗した」とFSFは述べている。
FSF、GPL違反で米Ciscoを提訴
フリーソフトウェア支援団体のFree Software Foundation(FSF)は12月11日(米国時間)、自分たちに属する著作権を侵害したとして米Cisco Systemsを提訴したことを明らかにした。Ciscoは無線ルーターブランド「Linksys」で、GNU General Public License(GPL)などのライセンスを遵守していないと主張している。
フリーソフトウェアとフリードキュメント
FSFが公開している文書の多くはフリーソフトウェアではない、と言うと、驚く向きもあるようだ。しかし、それは事実である。
FSF、年末年始の基金調達キャンペーン開始
フリーソフトウェアを支援する非営利団体Free Software Foundationは11月12日(米国時間)、年末年始の基金調達キャンペーンをスタートした。1月31日までに新規メンバーとして750人獲得を目標としている。
GFDL 1.3について
GPLv3、LGPLv3、AGPLv3と来て、ようやくGNU Free Documentation License(FDL)の新版、バージョン1.3が公開された。あれ、GFDLv3じゃないの?と思う方も多いでしょう。私もそうでした。
FSF、CC-BY-SAとの互換性を取り込んだFDL最新版をリリース
フリーソフトウェアを支援する非営利団体Free Software Foundation(FSF)は11月3日(米国時間)、ドキュメント向けライセンスの最新版「GNU Free Documentation License(FDL) v1.3」を発表した。「Creative Commons Attribution-ShareAlike(CC-BY-SA) 3.0」との相互依存性にフォーカスして修正が行われたバージョンとなる。
FSFが優先プロジェクトの支援キャンペーンを展開、寄付金を募集
GNUプロジェクトの創立25周年をStephen Fry氏からのお墨付き(翻訳記事)の言葉とOpenGLのライセンス変更(翻訳記事)で飾ったフリーソフトウェア財団(FSF:Free Software Foundation)は、1か月に及ぶ記念行事の締めくくりとして、優先プロジェクトのリストを再び掲げてその支援を強化しようとしている。優先プロジェクトのリストには、完全にフリーなコンピュータシステムの実現に必要でありながら、まだ手つかずだったり未完成だったりするソフトウェアが記されている。このリストは、FSFのWebサイトにただ掲載されているわけではない。プロモーション活動の対象として活発な支援や議論の呼び水となり、FSFの活動を改めて強調するものになるという。
FSF、フリーソフトウェアの高優先プロジェクトリストを発表
Free Software Foundation(FSF)は10月1日(米国時間)、高優先フリーソフトウェアプロジェクトの支援金として、1万ドルを獲得したことと、支援金の提供先となるプロジェクトリストを発表した。米Adobe Systemsの「Flash Player」の置き換えとなる「Gnash」などのプロジェクトを推進していく。
Richard Stallman氏、GNUプロジェクトの25年を振り返る
1983年9月27日、Richard M. Stallman氏は、フリーのオペレーティングシステムを構築するためにGNUプロジェクトを発足すると表明した。それから25年。このほどFree Software Foundationは、25周年を記念して1ヶ月にわたって祝賀行事を行うと発表した。Stallman氏は、この四半世紀を振り返り、フリーソフトウェア運動の成長に慎重な満足を示しつつも、内外の新しい課題への直面による状況の複雑化に懸念を示し、目標の達成には道半ばであると語った。