FSF、年末年始の基金調達キャンペーン開始

 フリーソフトウェアを支援する非営利団体Free Software Foundationは11月12日(米国時間)、年末年始の基金調達キャンペーンをスタートした。1月31日までに新規メンバーとして750人獲得を目標としている。

 このキャンペーンは、FSFの2009年の活動を支える基金を調達するもの。新規メンバー募集と同時に展開される。

 FSFは、2008年のハイライトとして、ソフトウェア特許反対運動、GNU Project25周年記念イベント、米Silicon Graphics(SGI)による最新ライセンス「SGI Free Software License B Version 2.0」の発表、「GNU Free Documentation License 1.3」のリリース、反DRMキャンペーンなどの活動を上げている。現在、GPLv3、LGPLv3、AGPLv3を利用するフリーソフトウェアプロジェクトは合計で4000以上あるという。

 2009年もGPLv3などのライセンスのプロモーションと平行して、フリーソフトウェアを支援・保護する活動を続けていくという。

 メンバー登録や寄付は、同団体のWebサイトで受け付けている。有料ニュースレターの購読、特製Tシャツやギフトの購入といった方法でも活動に参加できるという。

Free Software Foundation
http://www.fsf.org