Ruby on Railsの開発者であるDavid Heinemeier Hansson氏は6月30日、新たなメジャーリリース版となる「Ruby on Rails 5.0」を発表した。WebSocketsの処理を行うフレームワーク「Action Cable」など、多数の新機能が加わっている。
無償SSLサーバー証明書Let's Encryptの普及とHTTP/2および常時SSL化
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Webサイトの暗号化(SSL化、HTTPS対応)はこれまでEコマースやプライバシを守る目的で部分的に導入されてきたが、SHA1からSHA2への切り替え、モバイル端末の普及やHTTP/2の登場によって、サイト全体を常にHTTPS通信にする常時SSL化の動きが活発になっている。さらにSSLサーバー証明書を無償で入手可能なLet’s Encryptのサービス開始や主要なWebサーバーソフトウェアの安定版でHTTP/2が利用できるようになったことでその動きは加速している。本稿ではSSL化を取り巻く最近の状況を整理し、NginxとLet’s EncryptによるHTTP/2&SSL化の実装例も紹介していく。
米Microsoft、EdgeブラウザのWebGL実装をオープンソースとして公開
米Microsoftは6月9日、「Microsoft Edge」ブラウザでのWebGL実装をオープンソースで公開したことを発表した。GLSL(OpenGL Shading Language)からDirectX向けシェーディング言語HLSL(High Level Shading Language)へのトランスパイラのコードなどを公開することで、相互運用性問題の解決を容易にすると狙いを説明している。
TLS/SSLのオープンソース実装「LibreSSL 2.4」リリース
TLS/SSLプロトコルのオープンソース実装「LibreSSL」の開発チームは5月31日、「LibreSSL 2.4.0」を公開した。
ownCloudの創始者ら、owcCloudからフォークしたプロジェクト「NextCloud」を発表
Dropboxのようなファイル共有・同期機能を提供する「ownCloud」の創始者Frank Karlitscheck氏が6月2日、新プロジェクト「NextCloud」の立ち上げを発表した。ownCloudのフォークプロジェクトとなり、「ユーザーが自分のデータをコントロールできる」ことにフォーカスする。
開発者向けの機能を強化した「Google Chrome 51」が公開
Googleは5月25日、Webブラウザ「Google Chrome」の最新安定版「Google Chrome 51(51.0.2704.63)」をリリースした。
オープンソースのWebサーバー「Nginx 1.11」リリース
Nginxは5月24日、オープンソースのWebサーバー「Nginx」の最新開発版「Nginx 1.11」をリリースした。
PGP暗号化をサポートしたWebメール「Roundcube Webmail 1.2」がリリース
オープンソースのWebベースの電子メール「Roundcube Webmail」開発チームは5月22日、最新安定版となる「Roundcube Webmail 1.2.0」を公開した。PGP(Pretty Good Privacy)暗号化のサポートといったセキュリティ関連の機能が加わっている。
米GitHub、Node.jsベースのアプリケーションフレームワーク「Electron 1.0」を公開
米GitHubは5月11日、Node.jsベースのクロスプラットフォーム対応デスクトップアプリケーション開発フレームワーク「Electron 1.0」をリリースした。
Mozilla、次期「Firefox 48」で拡張用WebExtensions APIを安定扱いに
Mozillaは4月29日、今週開発版(Aurora)を公開した次期版「Firefox 48」で「WebExtensions API」が安定扱いとなる見通しを発表した。アドオン開発者に対し、WebExtensions APIを利用したアドオン開発を促している。
「Nginx 1.10」リリース、HTTP/2をサポート
オープンソースのWebサーバーNginx開発チームは4月26日、最新版となる「Nginx 1.10」を公開した。HTTP/2のサポートなどが加わった安定版となる。
GTK3に対応した「Firefox 46」が公開
Mozillaは4月26日、オープンソースのWebブラウザ最新版「Firefox 46」を公開した。先延ばしになっていたGTK 3の統合を実現したほか、JavaScriptのJITコンパイラのセキュリティ改善などが特徴となる。
米Microsoft、オープンソースのWebアプリ開発ツール「Visual Studio Code 1.0」を公開
米Microsoftは4月14日、オープンソースの軽量開発環境「Visual Studio Code 1.0」をリリースした。専用Webサイトより無料で入手できる。
元Operaの創業者が開発するChromiumベースのWebブラウザ「Vivaldi 1.0」リリース
ノルウェーVivaldi Technologiesは4月6日、Webブラウザ「Vivaldi 1.0」をリリースした。Opera創業者らがChromiumをベースに開発したもので、「要求の多いユーザー向け」に生産性を改善する機能を用意する。WindowsおよびMac OS X、Linuxに対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
オープンソースの掲示板プラットフォーム「Discourse 1.5」リリース
オープンソースの掲示板プラットフォームDiscourseの開発チームは4月1日、最新版「Discourse 1.5」リリースを発表した。「Topics」ページの書き直しによる高速化、カスタマイズなどさまざまな機能が加わっている。
Googleが次期「Chrome 50」で搭載のJavaScriptエンジン「V8 5.0」を発表
Googleは3月15日、JavaScript実行エンジン「V8」の最新版「V8 5.0」を発表した。ECMAScript 2015(ES6)のサポート強化などが加わるもので、4月後半が見込まれる「Chrome 50」安定版リリースに合わせて正式版となる。
「Firefox 45」リリース、「Firefox Hello」の強化などが特徴
Mozillaは3月8日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 45」を公開した。ブラウザ内で通話やチャットができる「Firefox Hello」やタブの同期などを強化したほか、開発者向けにも多数の新機能が加わった。
Eclipse、ブラウザベースのIDE「Orion 11」をリリース
Eclipse FoundationのOrion開発チームは2月24日、Webブラウザ上でコード編集や各種操作を行える統合開発環境(IDE)「Orion 11」を発表した。JavaScriptツール関連の強化などが加わっている。
米Microsoft、「TypeScript 1.8」を公開
米MicrosoftのTypeScript開発チームは2月22日、JavaScriptを拡張したプログラミング言語「TypeScript 1.8」を公開した。JavaScriptファイルをTypeScriptコンパイラで利用できるようになるなど、多数の機能が加わっている。
「Angular 1.5」リリース、次期版のAngular 2.0に向けたコンポーネント関連機能などを実装
JavaScript向けのアプリケーションフレームワークAngularJSの開発チームは2月6日、「Angular 1.5.0 ennoblement-facilitation」を公開した。次期メジャーバージョンとなる「Angular 2」に向けた準備となる機能追加が行われている。