Longhorn用仮想化ハイパーバイザの開発に遅れ――初期版では一部主要機能が非搭載に、「将来のバージョンで搭載する」とMicrosoft幹部 2007年5月14日19:18 米国Microsoftは5月10日、次期Windows Server(開発コード名:Longhorn)用の仮想化ハイパーバイザ(同Viridian)に搭載予定の主要機能の一部を、Viridianの初期バージョンから外すと発表した。開発の遅れが理由だと考えられるが、同社ではこれらの機能の具体的な搭載時期を明らかにしていない。
VMware、デスクトップ仮想化ソフトの新版をリリース 2007年5月10日19:28 米国VMwareは5月9日、デスクトップ仮想化ソフトウェアの新バージョン「VMware Workstation 6」を発表した。
Win4Lin Pro Desktop 4.0:他の無料の仮想化製品にも及ばず 2007年5月2日17:26 古参の仮想化製品の一つである「Win4Lin」には今や老朽化の兆しが見え始めている。Win4Linは競合製品の数が乏しく、しかも高価であった2000年当時は全盛を極めていた。しかしそれから7年を経た現在、仮想化製品は多数存在するだけでなく無料で入手可能になっているものまでいくつもある。Win4Lin Pro Desktop 4.0には前バージョン以来特に目立った改良点はなく、今となっては時代遅れであり他製品に大差をつけられている。
プロトンとエス・アンド・アイ、仮想化ソリューションで協業 2007年4月27日09:00 プロトン(二瓶孝二社長)とエス・アンド・アイ(松本充司社長)は4月24日、仮想化ソリューション分野において協業すると発表した。
IBM、System pサーバーでx86 Linuxアプリをサポートへ 2007年4月26日09:43 4月23日、IBMは、System p Unixサーバー上でx86アプリケーションをそのまま実行できる仮想Linux環境の公開ベータ試験を行うと発表した。このIBM System p Application Virtual Environment(AVE)技術を用いるとLinux用のx86バイナリーをそのままの形で動かすことができ、一部の企業で効果的な仮想化を妨げていた大きな障害がなくなる。これにより、数百台はともかく、数十台のサーバーであれば、1つの仮想環境への集約が実現可能となる。
インタビュー:XenSourceジェネラル・マネージャーが語る、XenEnterpriseの優位性 2007年4月25日21:00 米国XenSource、住商情報システム(SCS)、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の3社は4月24日、日本市場における、XenSourceの仮想化製品の提供に関して協業することを発表した。本稿では、この発表のために来日したXenSourceのアジア ジェネラル・マネージャー、Nima Homayoun(ニーマ・ホマユーン)氏へのインタビューで明かされた、XenSourceの戦略についてお伝えする。
IBM、UNIXサーバ上でLinuxコードを稼働させる仮想化ソフトを発表――x86ベースのLinuxアプリ数千種がコードを変更せずに稼働可能に 2007年4月25日20:45 米国IBMは4月23日、Powerプロセッサ・ベースのUNIXサーバ「System pシリーズ」上で、コードを変更することなく数千種類のx86ベースLinuxアプリケーションを稼働させることができるソフトウェアのベータ版を発表した。
これだけある「仮想アプライアンス」のメリット――コスト削減をはじめ、さまざまな点で有利に 2007年4月25日12:12 ここ数年、専門的なITソリューションを導入する際の形態としてアプライアンスを選択する企業が増えている。設定を行う手間がなく、管理も簡単、形状もコンパクトであることが人気の理由だ。
XenSource、SCS、CTCと、XenSourceのサーバー仮想化製品販売で協業 2007年4月25日09:00 米XenSourceと住商情報システム(SCS、阿部康行社長)、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、奥田陽一社長)は4月24日、オープンソース「Xen ハイパーバイザー」をベースとしたサーバー仮想化製品の日本での販売で協業すると発表した。
参入が相次ぐデスクトップ仮想化市場、一歩リードはCitrix 2007年4月24日19:21 デスクトップ仮想化技術は、以前はコールセンターや学校など、比較的“地味”なIT環境にのみ導入されていた。しかし、最近では仮想化技術を提供する多くのベンダーが、あらゆる企業ユーザーをターゲットとした、新しいデスクトップ仮想化製品をリリースしている。
注目集めるストレージ仮想化技術――企業は管理コスト削減に期待、管理コストを95%削減した事例も 2007年4月23日18:07 増大するストレージ需要に悩む企業の間で、ストレージ仮想化技術への期待が高まっている。物理的なストレージ・リソースを効率的に活用でき、管理コスト削減が見込めるという点に魅力を感じる企業が多いようだ。
富士通「PRIMEQUEST」、RHEL5対応で仮想化機能を強化 2007年4月20日19:33 富士通は、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」の仮想化機能を強化したと発表した。「Red Hat Enterprise Linux 5」(RHEL5)対応に伴って、「Xen」べースの「仮想マシン機能」を提供。また、仮想環境でWindows Serverの運用性を向上させるツールをあわせて提供する。
ヴイエムウェア、国内ユーザー向けに直接サポートを開始 2007年4月19日18:59 ヴイエムウェア(本社:東京都渋谷区)は2007年4月18日、仮想化ソフト「VMware」の国内でのサポート体制を強化すると発表した。専門窓口を新設して、直接サポートを開始する。従来は販売代理店経由または米国本社のサポート窓口で対応していた。
クラスキャット、Xen仮想マシン管理ツールを2007年第3四半期に発売 2007年4月17日18:17 クラスキャット(本社:東京都港区)は2007年4月16日、オープンソースの仮想化技術「Xen 3.0」をリモート管理するソフトウェア「ClassCat VirtGear VM Manger v1.0」を2007年第3四半期に発売すると発表した。価格はオープン。
Microsoft、Longhorn用仮想化ハイパーバイザのベータ版リリースを延期――Virtual Server 2005 R2 SP1も第2四半期に変更 2007年4月16日10:18 仮想化分野でライバル追撃を目指すMicrosoftの計画がつまずいた。同社は今週、次期Windows Server(開発コード名:Longhorn)に対応する仮想化ハイパーバイザのベータ版と、Virtual Server 2005のService Pack(SP)のリリースを延期したことを明らかにした。
デスクトップ仮想化が本格普及の兆し――Vistaの新ライセンス方式が普及を牽引? 2007年4月12日12:28 デスクトップ仮想化の市場が急速な勢いで拡大しつつある。新製品が次々に登場しており、その需要の高まりが調査会社の調査結果からも鮮明になってきた。
エス・アンド・アイと日本IBM、高集積な仮想化を実現するソリューション 2007年4月11日09:21 エス・アンド・アイ(松本充司社長)と日本IBM(大歳卓麻社長)は4月10日、高集積な仮想化を実現する通信事業者向けソリューションの導入サービスを共同で、同日から開始したと発表した。
S&Iと日本IBM、SWsoftのVirtuozzoで高集積仮想化システムを提供 2007年4月10日17:16 エス・アンド・アイと日本IBMは4月10日、米国SWsoftのLinux向けサーバ仮想化ソフトウェア「Virtuozzo」とIBMのPCサーバ「System x」およびブレード・サーバ「BladeCenter」を組み合わせた仮想化システム導入サービスを、同日より共同で提供すると発表した。提供内容には、サーバ本体とVirtuozzo、OS(Red Hat Enterprise Linux)、サーバ管理ツール(Plesk)、導入サービス、保守サービスが含まれる。提供価格は、最小構成(デュアルコアXeon 5110 1.6GHz×2基搭載のIBM System x 3550使用)で120万円から。
XenSource、サーバ仮想化ソフトの新版をリリース――Windows 2000対応で“年代物アプリ”も利用できるとアピール 2007年4月4日12:19 米国XenSourceは4月2日、企業向け仮想化ソフトウェアの新版「Xen Enterprise 3.2」をリリースした。Xen Enterprise 3.2は、前バージョンが対応していたWindows Server 2003およびWindows XPに加え、Windows 2000 Serverにも対応するのが大きな特徴だ。
Microsoft、仮想化対応のVistaライセンス・オプションを発表──ディスクレスPCと物理サーバ上の仮想マシンに対応 2007年4月3日17:13 Microsoftは4月2日、デスクトップPCの一元管理を図る大企業を支援する2つの新たなライセンス・オプション「Windows Vista Enterprise」を発表した。