VA Linux、仮想化システム「Xen」の導入・運用支援サービスを提供

 VA Linux Systems Japan(本社:東京都中央区)は、オープンソースの仮想化システム「Xen」の導入や運用を支援する総合サービス「VA Virtual-suite」を2007年6月20日提供開始した。システム開発、コンサルティング、障害解析などで、Linuxカーネルを中心とした技術力をベースに、ソ-スコードレベルのサービスを提供するという。

Mac対応仮想化ソフトの普及を促すApple──Windowsユーザーの関心を喚起し取り込みをねらう

 米国AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏は、イベントの基調講演で自社の製品と技術を宣伝するのが常だ。6月11日の週に開催された同社の年次コンファレンス「Worldwide Developers Conference(WWDC)2007」での基調講演もその例外ではなく、同氏は「iPhone」、「Safari 3」、そして特に「Mac OS X 10.5」(開発コード名:Leopard)のアピールに努めた。

仮想化ソフトウェアのトップに躍り出たVMware Workstation 6

 新たにリリースされたVMware Workstation 6には、ホスト側とゲスト側の各オペレーティングシステム間の協調を容易にする数多くの新機能と改良が加えられている。そのうえUSBデバイスのサポートの改善と非常に安定したパフォーマンスにより、VMware Workstation 6は仮想ソフトウェア間の競争をあっさりと制したと言え、189ドルという価格も妥当なものに思える。

ワイズノット、オープンソース仮想化技術を利用したレンタルサーバ

 ワイズノット(本社:東京都渋谷区)はKDDIネットワーク&ソリューションズ(KNSL、本社:東京都文京区)と協業して、オープンソースの仮想化技術「OpenVZ」および「Xen」を利用したレンタルサーバサービスを2007年6月1日から開始する。従来よりも低価格で、サーバ追加などにも柔軟に対応できるという。

企業IT支出の最優先項目はサーバの「統合」と「仮想化」

 IT予算に関する米国Goldman Sachsの最新調査によると、米国企業のIT幹部たちは、向こう12カ月の間、IT予算を「サーバ統合」や「ネットワーク・アップグレード」といったプロジェクトに集中させようとしている。一方、これまで優先度の高かった「セキュリティ」「リスク管理」「コンプライアンス」は、支出優先順位上位10項目から姿を消した。

日本HP、IT統合や災害対策に適したハイエンドストレージの最上位機種

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は5月15日、IT統合や災害対策に適したハイエンドストレージ「HP StorageWorks ディスクアレイXPファミリ(XPファミリ)」の新製品「HP StorageWorks XP24000 ディスクアレイ(XP24000)」を6月11日に発売すると発表した。出荷は7月上旬の予定。

富士通、サーバ統合を主眼としたブレード・サーバ/仮想化ミドルウェアの新製品を発表――ハードウェア、ミドルウェア、サポート・サービスの三位一体をアピール

 富士通は5月14日、同社のブレード・サーバ「TRIOLE BladeServer」シリーズの新製品「PRIMERGY BX620 S4」を発表した。併せて、ブレード・サーバ用仮想化ソフトウェア「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition V13.2」の発表も行い、ブレード・サーバと仮想化の両技術を核とするサーバ統合に向けた同社の最新の取り組みを示した。

EMC、VMwareツールに対応したストレージ・リソース管理ソフト新版を発表へ――ユーザー企業からは“やっと対応した”と皮肉な歓迎の声も

 米国EMCは今週、ストレージ・リソース管理(SRM)ソフトウェアの新版「ControlCenter Version 6.0」を発表する。同製品は、同社の子会社であるVMwareが提供するサーバ仮想化技術をサポートしており、既存の「ControlCenter」と比較してリポートやカスタマイズ機能が強化されている。