XenSource、SCS、CTCと、XenSourceのサーバー仮想化製品販売で協業

 米XenSourceと住商情報システム(SCS、阿部康行社長)、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、奥田陽一社長)は4月24日、オープンソース「Xen ハイパーバイザー」をベースとしたサーバー仮想化製品の日本での販売で協業すると発表した。

 今回の協業で、SCSではシステム構築サービスでXenSourceのサーバー仮想化製品を活用し、販売代理店や他のソリューション販売会社へのサポートを提供する。CTCは、SCSの協力を受け、サーバー仮想化製品を活用したシステム構築ビジネスを展開する。SCSでは子会社のヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン(VAリナックス、上田哲也社長)を通じて蓄積した、Xenの仮想化技術も最大限に活用する。

 CTCは、今年度から仮想化ビジネスを推進の社内組織を新たに作り、プリセールスから構築までを幅広くサポートする体制を整備。「SOI(Service Oriented Infrastructure)」という仮想・統合化を実現するためのシステムインフラのコンセプトを核に、システム開発で設計から開発、構築、保守・運用までを提供していく。

 また、XenSourceの仮想化製品を仮想化市場活性化の戦略製品と位置付け、小-大規模までの幅広いシステム開発のニーズに対応するサービス体制の強化も図る。

住商情報システム=http://www.scs.co.jp/
伊藤忠テクノソリューションズ=http://www.ctc-g.co.jp/
ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン=http://www.valinux.co.jp/

提供:BCN