フリーのグラフ作成ソフト「gnuplot」開発チームは3月8日、最新版となる「gnuplot 4.6」を公開した。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
FreeBSD 9.0-RELEASEリリース、 LLVMサポートや新インストーラの導入などが特徴

FreeBSD Release Engineering Teamは1月12日、最新版となる「FreeBSD 9.0-RELEASE」をリリースした。新しいインストーラの導入やファイルシステム関連のアップデート、LLVMおよびそのCフロントエンドプロセッサであるclangの導入、powerpcアーキテクチャでのPlayStation 3サポートなどが特徴となる。
ソフトウェアを自前でビルドするユーザーに向けたソフトウェア管理ツール「GNU Stow 2.1.0」リリース、9年ぶりの新版
GNU Stow開発チームは12月3日、ソフトウェアパッケージのインストール管理ツール「GNU Stow 2.1.0」を公開した。9年ぶりの正式版リリースとなり、コードの大幅なリライトが行われている。
Apache ZooKeeper 3.4.0リリース
「Apache ZooKeeper」の開発チームは11月22日、最新版「Apache ZooKeeper 3.4.0」を公開した。Apache ZooKeeperは分散アプリケーション向けの協調動作制御サービス。ノードの名前付けや設定管理、同期、グルーピングなどの機能を提供する。
性能をさらに改善したmemcached 1.4.10リリース
分散型メモリオブジェクトキャッシュシステムmemcachedの最新版「memcached 1.4.10」が11月10日公開された。マルチスレッド動作におけるスケーラビリティの強化とパフォーマンスの向上に注力したリリースとなる。
Oracle、Oracle Solaris 11をリリース
米Oracleは11月9日、「Oracle Solaris 11」をリリースしたことを発表した。仮想化機能やクラウド対応などが特徴となる。SPARC T4やIntel AVXサポート、セキュリティやネットワーク機能の改善など多くの変更点が含まれる。
Apple、iPodなどで採用されている音声可逆圧縮コーデック「Apple Lossless」をApache Licenseで公開
Appleが10月27日、同社が開発する音声可逆圧縮コーデック「Apple Lossless Audio Codec(ALAC)」のソースコードをオープンソースで公開した。Apple LosslessはiPhoneやiPod、iTunes、Mac OS Xなどで採用されている音声コーデックで、音声ファイルを劣化させずに圧縮できるのが特徴。ソースコードはApple Lossless Audio CodecプロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。
OpenSolarisの後継を目指すフリーのSolarisディストリビューション「OpenIndiana」、1年ぶりの最新版
OpenSolarisの後継を目指すOpenIndianaプロジェクトは9月14日、最新版「OpenIndiana oi_151a」を公開した。オープンソースで開発されているSolaris派生カーネル「Illumos」をベースとする初のビルドとなり、仮想化ではKVMサポートが加わっている。
SMB2をサポートした「Samba 3.6.0」が登場
Sambaを開発するSamba Teamは8月9日、最新版「Samba 3.6.0」をリリースした。「SMB2」のサポートが加わるなど、さまざまな機能強化が図られている。
IMを直接統合した初のリリース「KDE Software Compilation 4.7」がリリース
KDEは7月27日、最新のデスクトップ環境「KDE Software Compilation(SC) 4.7」を発表した。デスクトップからモバイル機器までをサポートする「Plasma Workspaces」や各種KDEアプリケーションのアップデート、マルチメディアやインスタントメッセージング(IM)関連の改良などが特徴となる。
X.org、「X Server 1.10」をリリース
X.Org Foundationは2月26日、X Window Systemのオープンソース実装「X Server 1.10」をリリースした。プロジェクトのWebサイトでソースコードが公開されている。
NovellとAttachmate、Novellの売却に対し「openSUSEプロジェクトに変更はない」「UNIXの著作権を今後も所有する」とコメント
米Novellの売却が発表され、同社の抱えるオープンソースプロジェクト「openSUSE」の今後が注目されるが、同社を買収する米Attachmateが声明文を発表している。それによると、今後もopenSUSEプロジェクトに変更はないようだ。
glibc、正式にフリーソフトウェアに
米Sun Microsystems(米Oracle)が1980年代に開発したリモートプロシージャコール(RPC)実装である「Sun RPC」のライセンスが変更されたことで、Sun RPCのコードを利用するglibcが晴れてフリーソフトウェアとなった。元Sunの最高オープンソース責任者のSimon Phipps氏(現在、Open Source Initiativeのディレクター)や米Red Hatの開発者が8月26日に明かした。
OpenSolarisから派生した「Illumos」プロジェクト始動、OpenSolarisのさらなるオープン化を目指す
米Nexentaの開発者らは8月3日、米Oracleの「OpenSolaris」の派生プロジェクト「Illumos」を立ち上げたことを発表した。OpenSolarisが含むクローズドなコンポーネントをオープンにし、コミュニティによるビルド/メンテナンスを目指す。
xorg-server 1.8.0が登場、udevによる入力デバイスの自動設定がデフォルトに
X.Org Foundationの開発者は4月2日、X Window Systemのオープンソース実装である「X.org X server(xorg-server) 1.8.0」をリリースした。X11 Licenseの下、freedesktop.orgのgitリポジトリなどから入手できる。
日本IBM、最大32スレッドの並列処理が可能な「POWER7」発表
日本IBMは2010年2月9日、POWERシリーズプロセッサの新製品「POWER7」を発表した。POWER6の約5倍の処理能力を持ち、消費電力も抑えた。あわせてPOWER7を搭載したミッドレンジのサーバ製品4モデルを発表した。2月19日から順次出荷開始する。
エクセルソフト、Mac OS X Snow Leopardに対応した並列デバッガー新版「TotalView Debugger 8.7」
エクセルソフト(本社:東京都港区)は2009年9月14日、米TotalView TechnologiesのLinux/UNIX/Mac OS X用マルチプロセス(並列)デバッガーの最新版「TotalView Debugger 8.7」と、メモリデバッガー「TotalView MemoryScape 3.0」、エラーを再現実行するアドオン「TotalView ReplayEngine 1.5」の3製品の販売を開始した。「Debugger」と「MemoryScape」は、最新OS「Mac OS X 1.6 Snow Leopard」に対応した。
DNSセキュリティ拡張の実装を促進するオープンソースプロジェクトOpenDNSSEC
DNSSEC(DNSセキュリティ拡張)を容易に実装できるオープンソースソフトウェアを開発するプロジェクト、OpenDNSSECが発足した。DNSSECの実装を促進し、インターネットを安全にするとしている。
Bash&シェルスクリプトを極めるテクニックまとめ
UNIXやLinuxのエキスパートになるのに避けて通れないのが、Bashに代表されるコマンドラインシェルによる操作だ。そこで本記事では、「Bashのカスタマイズ」「シェルスクリプトの高等テクニック」「Bash以外の高機能シェル」の3つについて、SourceForge.JP Magazineで過去に掲載された解説記事を紹介する。
米Microsoft、オープンソースのWindows向けNFSクライアント開発に出資
米Microsoftは4月22日(米国時間)、ミシガン大学情報技術統合センター(CITI)のオープンソースのWindows向けNFS(Network File System)クライアント開発プロジェクトに出資することを明らかにした。実現すれば、WindowsとNFSの相互運用性を改善できるという。