FreeBSD 9.0-RELEASEリリース、 LLVMサポートや新インストーラの導入などが特徴

 FreeBSD Release Engineering Teamは1月12日、最新版となる「FreeBSD 9.0-RELEASE」をリリースした。新しいインストーラの導入やファイルシステム関連のアップデート、LLVMおよびそのCフロントエンドプロセッサであるclangの導入、powerpcアーキテクチャでのPlayStation 3サポートなどが特徴となる。

Apple、iPodなどで採用されている音声可逆圧縮コーデック「Apple Lossless」をApache Licenseで公開

 Appleが10月27日、同社が開発する音声可逆圧縮コーデック「Apple Lossless Audio Codec(ALAC)」のソースコードをオープンソースで公開した。Apple LosslessはiPhoneやiPod、iTunes、Mac OS Xなどで採用されている音声コーデックで、音声ファイルを劣化させずに圧縮できるのが特徴。ソースコードはApple Lossless Audio CodecプロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。

glibc、正式にフリーソフトウェアに

 米Sun Microsystems(米Oracle)が1980年代に開発したリモートプロシージャコール(RPC)実装である「Sun RPC」のライセンスが変更されたことで、Sun RPCのコードを利用するglibcが晴れてフリーソフトウェアとなった。元Sunの最高オープンソース責任者のSimon Phipps氏(現在、Open Source Initiativeのディレクター)や米Red Hatの開発者が8月26日に明かした。

エクセルソフト、Mac OS X Snow Leopardに対応した並列デバッガー新版「TotalView Debugger 8.7」

 エクセルソフト(本社:東京都港区)は2009年9月14日、米TotalView TechnologiesのLinux/UNIX/Mac OS X用マルチプロセス(並列)デバッガーの最新版「TotalView Debugger 8.7」と、メモリデバッガー「TotalView MemoryScape 3.0」、エラーを再現実行するアドオン「TotalView ReplayEngine 1.5」の3製品の販売を開始した。「Debugger」と「MemoryScape」は、最新OS「Mac OS X 1.6 Snow Leopard」に対応した。