英Canonicalは4月21日(英国時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 16.04」(開発コード「Xenial Xerus」)を公開した。5年サポートのLTS(長期サポート版)となり、snapパッケージフォーマットやハイパーバイザーLXD、ZFSなどのサポートといった新機能が加わっている。
IoTやクラウドに特化したUbuntu「Snappy Ubuntu Core 2.0」が登場
英CanonicalのUbuntuとSnappyコミュニティは4月16日、UbuntuのIoT向け軽量版となる「Snappy Ubuntu Core 2.0」を公開した。今週後半にリリース予定の次期版「Ubuntu 16.04 LTS」(開発コード「Xenial Xerus」)の一部となるものだ。
Canonicalが「Ubuntu on Windows」を発表、Windows 10上にUbuntuのユーザー空間を提供
「Ubuntu」を開発する英Canonicalは3月30日、Windows上で動作するUbuntuユーザー空間を提供するプロジェクト「Ubuntu on Windows」を発表した。UbuntuのbashシェルをWindows 10上で直接実行でき、さまざまなコマンドラインツールも利用できるという。
「Ubuntu 15.10」リリース、OpenStack Libertyをサポート
英Canonicalは10月22日、Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新版「Ubuntu 15.10」(開発コード「Wily Werewolf」)をリリースした。最新版OpenStackのサポートなど、さまざまな機能強化が図られている。
英Canonical、オンラインストレージ「Ubuntu One」のコードを公開
英Canonicalは8月10日、ファイル同期サービス「Ubuntu One」のコードの一部をオープンソースで公開した。同社のホスティングサービスLaunchPad上に用意されたプロジェクトページより入手できる。
クラウドとコンテナを強化した「Ubuntu 15.04」リリース
4月23日、Ubuntuの最新版「Ubuntu 15.04」(Vivid Vervet)がリリースされた。Ubuntuを開発する英Canonicalは4月22日(英国時間)に新機能について説明、サーバー版ではコンテナとクラウド(「OpenStack」)がメインになるとした。開発を進めているクラウドおよびモノのインターネット(IoT)向けの軽量版「Snappy Ubuntu Core」も初の安定版として含まれる予定だ。
英Ubuntuが「Ubuntu Core」を拡大、クラウドとモノのインターネット向けの「Snappy Ubuntu」を発表
英Canonicalは1月20日、軽量OS「Snappy Ubuntu Core」のローンチを行った。クラウドやIoT(モノのインターネット、Internet of Things)向けのプラットフォームで、22社がパートナーエコシステムに加わっている。
英Canonical、OpenStackディストリビューションのベータ版を発表
Linuxディストリビューション「Ubuntu」を開発する英Canonicalが10月28日、OpenStackディストリビューション「Canonical Distribution of Ubuntu OpenStack」を発表した。ストレージ、ソフトウェア定義ネットワーク、ハイパーバイザーを選択するだけでOpenStackを使ったクラウド環境を容易に作成できる。
「Ubuntu 14.10(Utopic Unicorn)」をリリース、PaaSのCloud Foundryをサポート
英Canonicalは10月23日(英国時間)、人気Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新版「Ubuntu 14.10」(開発コードネーム「Utopic Unicorn」)をリリースした。デスクトップ向けでは開発者ツールセンターの導入が、サーバー向けでは「Cloud Foundry」サポートなどPlatform as a Service(PaaS)向け機能やビックデータ関連の強化などが行われている。
「Ubuntu MATE」、Ubuntu公式フレーバー採用への進捗を報告
MATEデスクトップ環境を搭載した「Ubuntu MATE」が公式のUbuntuファミリーになりそうだ。Ubuntu MATE開発チームが8月17日、ブログで次期ベータ1の進捗とともに報告している。
英Canonicalが「Ubuntu 14.04LTS」をリリース
英Canonicalは4月17日、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 14.04」(開発コード「Trusty Tahr」)をリリースした。サポート期間が5年間となる長期サポート版となる。
ストレージサービス「Ubuntu One」、6月30日で終了。コードはオープンソース化される方針
英Canonicalは4月2日、ストレージサービス「Ubuntu One」の提供を7月1日に打ち切ると発表した。ユーザーは6月30日までにデータを別の場所に保管する必要がある。CanonicalのCEOは米Googleや米Dropboxなどが提供する同等サービスとの競合を示唆しながら、「無料のストレージサービスの戦いは長期的に持続できない」と敗北宣言をしている。
「Cinnamon 2.0」を搭載した「Linux Mint 16」が登場
UbuntuベースのLinuxディストリビューション「Linux Mint」開発チームは11月30日、最新版「Linux Mint 16」(開発コード「Petro」)をリリースした。
「Ubuntu 13.10」(Saucy Salamander)リリース、スマートフォン向けエディションが新たに追加
英Canonicalは10月17日、Linuxディストリビューションの最新版「Ubuntu 13.10」(開発コード「Saucy Salamander」)をリリースした。64ビットARMが新たに開発者向けプレビューとしてサポートされているほか、OpenStackクラウド関連の機能も強化されている。
英Canonicalが開発中のモバイルOS「Ubuntu Touch」、Androidの事前ブートなしに利用可能に
英Canonicalの開発者は7月3日、同社が開発するモバイルOS「Ubuntu Touch」での進展として、直接のブートが可能になったことを発表した。従来はAndroidを起動したのちにchrootを使ってUbuntu Touchを起動するという手順だったが、この作業が不要になる。
Ubuntu 13.04ベースの「Linux Mint 15」がリリース
Linux Mint開発チームは5月29日、LinuxディストリビューションLinux Mintの最新安定版「Linux Mint 15」(開発コード「Olivia」)を公開した。デスクトップ環境には「Cinnamon 1.8」と「MATE 1.6」を搭載、「これまでで最も野心的なリリース」という。
「Ubuntu 13.04」リリース、軽量化やパフォーマンス向上、クラウドサポートの強化などが行われる
英Canonicalは4月25日(英国時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 13.04」(コードネーム「Raring Ringtail」)を公開した。モバイルデバイスの普及拡大に備え、低スペックなハードウェア上でも十分なパフォーマンスを提供できるよう改善が加えられているという。また、サーバー版UbuntuではOpenStackのサポート強化やHA(高可用性)機能の提供などの強化が加えられている。
スマートフォンやタブレットからLinuxにアクセスできるリモートデスクトップソフトウェア「Splashtop Streamer」
米SplashtopがPCへのリモートアクセスを可能にするソフトウェア「Splashtop Streamer for Linux」を公開した。すでにWindowsおよびMac版がリリースされている「Splashtop Streamer」のLinux版で、Ubuntu 12.04に対応する。これを利用することで、AndroidやiOS端末からUbuntuが動くコンピュータにリモートアクセスできる。
近年人気上昇中のLinuxディストリビューション「Linux Mint 14」リリース、デスクトップ環境の強化などが行われる
Linux Mint開発チームは11月20日、Linuxディストリビューション「Linux Mint」の最新版「Linux Mint 14」(開発コード「Nadia」)をリリースした。
Ubuntuが開発・リリーススケジュールを変更、アルファリリースは廃止へ
Linuxディストリビューション「Ubuntu」開発を主導する英Canonicalが、Ubuntuリリーススケジュールの見直しを発表した。作業の合理化と品質の改善が目的となる。半年に一度というリリースサイクルに変更はないが、今後アルファ版リリースはなくなりベータ1回のみになるという。