標準化団体のThe Khronos Groupは11月18日、異機種混在環境における並列プログラミングのための規格「OpenCL 2.0」を公開した。翌日には、コンピュータビジョン向けライブラリ「OpenVX 1.0」の暫定仕様も公開している。
インクリメンタル・ガベージコレクターを導入した「PyPy 2.2」リリース
Pythonで実装されたPythonインタプリタ「PyPy」の開発チームは11月14日、「PyPy 2.2」をリリースした。インクリメンタル・ガベージコレクターの導入などの新機能が加わっている。
米Google、JavaScript代替のDartの初の正式版「Dart SDK 1.0」を発表
米Googleは11月13日、オープンソースのプログラミング言語「Dart」向けのソフトウェア開発キット「Dart SDK 1.0」をリリースした。実運用も十分可能(production-ready)な品質のリリースとされており、構造化されたWebアプリケーションの作成に必要なものを備えているという。
米Red Hat、新言語「Ceylon 1.0」発表、初のプロダクションリリースに
11月12日、米Red Hatが開発する新しいプログラミング言語「Ceylon 1.0.0」がリリースされた。「プロダクションリリース」(製品として実用的とされるリリース)という位置付けで、JavaおよびJavaScript環境上で実行できるクロスプラットフォームのプログラムを開発できるという。
クロスプラットフォームのウィジェットツールキット「wxWidgets 3.0」が登場
クロスプラットフォームのGUIライブラリ「wxWidgets」開発チームは11月11日、メジャーアップデート版となる「wxWidgets 3.0」をリリースした。15年ぶりのメジャーアップデートで、「wxWebView」など多数の機能が加わっている。
2.6系最後のリリースとなる「Python 2.6.9」が公開
Python開発チームは10月29日、Python2系の最新版となる「Python 2.6.9」を公開した。2.6系最後のリリースとなり、セキュリティに関連するバグ修正のみが加わっている。
Webデザインフレームワーク「Bootstrap 3.0」リリース、フラットデザインやレスポンシブデザインがデフォルトになる
Webデザインフレームワーク「Bootstrap」の開発チームは8月19日、最新版となる「Bootstrap 3.0」を公開した。新コンポーネントやアイコンセットの追加やグリッドデザイン機能の強化などが行われている。また、フラットデザインが取り入れられ、モバイル向けにレスポンシブデザインがデフォルトとなるなど、デザイン面でも多くの変更が加えられている。
「OPcache」を強化した「PHP 5.5.2」リリース
PHP開発チームは8月16日、スクリプト言語PHPの最新版「PHP 5.5.2」をリリースした。中間コードのキャッシュ機構「OPcache」の改善といった機能強化のほか、バグも多数修正されている。
Facebookが開発するPHPの高速実行環境「HipHop VM」、バージョン2.1がリリース
米Facebookの「HipHop VM(HHVM)」は、PHPの高速化を最大の目的とするFacebookのオープンソースプロジェクトだ。7月12日に公開された最新版「HHVM 2.1」では、Redisのサポートなどが加わり、速度もさらに改善している。
Mozilla、C/C++に似た新たなプログラミング言語「Rust 0.7」をリリース
Mozilla傘下で開発が進められている新しいプログラミング言語「Rust」の最新版「Rust 0.7」がリリースされた。言語の変更よりも標準ライブラリの強化に注力したリリースになっているという。
多数の新機能を搭載した「Ruby on Rails 4.0」が登場
Ruby on Rails作成者のDavid Heinemeier Hansson氏は6月25日、最新版「Ruby on Rails 4.0」のリリースを発表した。Ruby 1.9.3以上が必須となったほか、Webアプリケーションの高速化を実現する多数の機能が追加されている。
ジェネレータなどをサポートした「PHP 5.5」登場、Windows XPサポートは終了
スクリプト言語PHP開発チームは6月20日、最新版となる「PHP 5.5」を公開した。ジェネレータや例外におけるfinallyブロック、定数型のarrayやstringに対するデリファレンスなど、さまざまな新機能が追加され、高速化も行われているという。いっぽう、Windows XP/2003のサポートがなくなり、WindowsプラットフォームについてはVista以降のみのサポートとなった。
米Google、Web向けスクリプト言語「Dart」のSDKとEditorのベータ版を公開
米Googleは6月19日、同社が開発するJavaScriptと互換性のあるWeb向けプログラミング言語「Dart」のSDKおよび開発環境「Dart Editor」のベータ版を公開した。2011年に発表されてから初となるベータ版リリースで、対応プラットフォームはWindowsおよびLinux、Mac OS X。
アートやグラフィックデザイン向けのプログラミング言語「Processing 2」リリース
Processing開発チームは6月4日、アートやグラフィックデザイン向けのプログラミング言語および開発環境「Processing 2」を公開した。Javaに似たプログラミング言語で、作成したプログラムはJavaベースのランタイム上で動作するほか、JavaScriptベースのランタイムを使ってWebブラウザ上で実行させたり、Android上での実行も可能。ライセンスはGPLまたはLGPL。
jQuery、2系および1系の最新版を同時リリース
jQuery開発チームは5月24日、「jQuery 1.10.0」および「jQuery 2.0.1」をリリースした。それぞれバージョン1系と2系の最新版となり、2系でのInternet Explorer(IE) 6/7/8のサポート廃止に伴い、1系と2系で機能や挙動を共通化させるための同時リリースとなる。
安定性強化に向けて機能を整理した「Perl 5.18」リリース
The Perl Foundationは5月18日、Perl5系の最新安定版「Perl 5.18.0」をリリースした。ハッシュ関連の強化、Unicode 6.2対応、スマートマッチの実験的機能への格下げなどが特徴となる。
ブロックを組み合わせてプログラミングができる「Scratch 2.0」リリース
MIT Media Labは5月9日、グラフィカルなプログラミング言語環境「Scratch」の最新版「Scratch 2.0」をリリースした。Webブラウザ内でのプロジェクト作成機能などが加わっている。
米Google、性能を強化した「Go 1.1」をリリース
米Googleは5月13日、オープンソースで開発されているプログラミング言語「Go 1.1」を公開した。性能の強化が大きな特徴となり、30%以上高速になるという。
オープンソースのHTML5動画プレイヤー「Video.js 4.0」がリリース
オープンソースのHTML5動画プレイヤー「Video.js」開発チームは5月9日、最新版「Video.js 4.0」をリリースした。米Brightcoveのプロジェクトとなってから初のリリースとなり、性能、安定性などが強化されている。
PythonコードをJavaScriptコードに変換する「PythonScript 0.6」リリース
5月9日、Pythonで実装されたコードをJavaScriptコードに変換するトランスレータ「PythonScript 0.6」がリリースされた。Pythonで実装されており、PythonによるWebプログラミングを可能にするという。