JavaScriptライブラリ「Yahoo! UI Library(YUI)」開発チームは4月24日、最新版「YUI 3.10.0」を公開した。性能改善に大きく注力したリリースとなる。
はじめてのNode.js:マルチプロセスアプリケーションを作成する

Node.jsは原則としてシングルスレッドで動作する。そのため、多くのリソースを消費するプログラムでは、リクエストを受信してからレスポンスを返すまでの遅延が大きくなってしまう可能性がある。このような場合、複数のプロセスでプログラムを実行し、リクエストを振り分けることでサーバーのCPUリソースをより効率良く利用できる可能性がある。今回はNode.jsで複数プロセスを利用するための方法を紹介する。
はじめてのNode.js:Node.jsアプリケーションのデバッグ

Node.jsアプリケーションのデバッグを行う際に、変数の値や実行中の関数、実行した関数の戻り値といったプログラムの内部的な状態を外部から確認することで、デバッグの効率が大幅に向上する。本記事ではこれらを実現できるNode.js組み込みのデバッグ機能や、GUIで操作できるデバッガ「node-inspector」について紹介する。
「PHP 5.4.14」リリース、バグ修正が中心
スクリプト言語PHP開発チームは4月11日、「PHP 5.4.14」および「PHP 5.3.24」をリリースした。それぞれ5.4系、5.3系の最新版となり、バグ修正が中心のアップデートとなる。
英RunRev、クロスプラットフォームに対応するアプリケーション開発ツール「LiveCode 6.0」オープンソース版を公開
英Runtime Revolution(RunRev)は4月10日(英国時間)、クロスプラットフォームに対応するアプリケーション開発ツール「LiveCode 6.0」をリリースした。元々は商用の開発ツールだったが、資金調達サイトKickstarterでオープンソース化のための資金調達に成功、オープンソース化が行われた。
「GTK+ 3.8」リリース、Wayland 1.0に正式対応
The GTK+ Projectは3月25日、マルチプラットフォーム対応のGUIツールキット「GTK+」の最新版「GTK+ 3.8」をリリースした。これまで実験的だったWaylandが正式サポートとなっている。
デバッグ機能やエディタが強化されたScala開発Eclipseプラグイン「Scala IDE 3.0」リリース
米Typesafeは3月20日、Scala開発向けのEclipseプラグイン「Scala IDE for Eclipse 3.0」を公開した。デバッガ統合、エディタの改善、プラグイン機構の導入など多数の機能が加わっている。
はじめてのNode.js:Node.jsのイベントシステムを知る

Node.jsがWebブラウザのJavaScript実行環境と異なるのは、関数やクラスが定義された「モジュール」が利用できる点と、「イベント」と呼ばれる機構を多用する点、そして対話的な実行環境であるREPLが備えられている点だ。Node.jsに初めて触れるユーザーに向け、これらの機能について紹介しよう。
「Node.js 0.10」リリース、性能が向上した新streamクラスの導入などが行われる
Node.js開発チームは3月11日、最新の安定版リリースとなる「Node.js 0.10」を公開した。streamモジュールの実装が変更されたほか、domainモジュールのアップデート、process.nextTickメソッドの改善といった変更が行われている。
Ruby 2.0系では初となる安定版リリース「Ruby 2.0.0-p0」が登場
Ruby開発チームは2月24日、Ruby 2.0系で最初の安定版リリースとなる「Ruby 2.0.0-p0」を公開した。Ruby誕生から20周年に合わせたリリースとなる。いくつかの新しいメソッドやリテラルが追加されたほか、性能も向上している。
HTML5対応などWeb開発機能を強化した「NetBeans 7.3」がリリース
米Oracleは2月21日(米国時間)、オープンソースの統合開発環境(IDE)「NetBeans 7.3」を公開した。HTML5、JavaScriptなどを利用したWebアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発機能強化など、多くの新機能・機能強化が加わっている。
Scala向けのORマッパー「Slick 1.0」が公開
米Typesafeは2月11日、Scala向けのデータベースアクセスライブラリ「Slick 1.0」をリリースした。Scalaとデータベースとの相互運用性を向上させることで、Scalaベースの分散アプリケーション構築を支援するという。
Java/Scalaを利用するWebアプリケーションフレームワーク「Play 2.1」リリース
米Typesafeは2月6日、JavaとScalaに対応したWebアプリケーション開発フレームワーク「Play」の最新版「Play 2.1」をリリースした。Scala 2.10の採用により処理速度が向上し、またPlayベースのアプリケーション開発もより容易になるという。Play自体のモジュール化も進められている。
高速なアプリ開発を支援するPHPベースの「CakePHP 2.3」がリリース、セキュリティなどを強化
Webアプリケーション開発フレームワーク「CakePHP」のコアチームは1月28日、最新版となる「CakePHP 2.3.0」をリリースした。セキュリティやキャッシュなど多数の強化が加わっている。
ロスレスJPEG圧縮サポートを改善した「libjpeg 9」リリース
JPEGのリファレンス実装を提供しているIndependent JPEG Group(IJG)は1月13日、JPEGライブラリ「libjpeg 9」をリリースした。可逆圧縮モードにおける改善が行われている。
新しいクラスや機能が多く追加された「Scala 2.10.0」リリース
Java仮想マシンで動作するプログラミング言語「Scala」の開発チームは1月4日、最新版「Scala 2.10.0」を発表した。ValueやImplicitといった新しいクラスや文字列補間などの機能が加わっている。
人気ゲーム開発者、ブロックを組み合わせてゲームを開発できるオープンソースのゲーム制作ライブラリ「Game Blocks」を公開
12月18日、人気ゲーム「Deus Ex」シリーズの開発者として知られるSheldon J. Pacotti氏が、ブロックを組み合わせて視覚的にプログラミングを行えるオープンソースのゲーム制作ライブラリ「Game Blocks」を発表した。ビジュアルプログラミングツールキット「BYOB」のライブラリとして提供され、WindowsおよびMac OS X、Linuxなどの環境で利用できる。
JavaScriptベースのスクリプト言語「CoffeeScript 1.4」リリース
スクリプト言語CoffeeScriptの開発チームは10月23日、最新版となる「CoffeeScript 1.4」をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
1年半ぶりのメジャーリリースとなる「JRuby 1.7」リリース、性能や安定性が強化される
10月22日、JavaによるRuby実装「JRuby」の最新版「JRuby 1.7.0」がリリースされた。1年半ぶりのメジャーリリースとなり、デフォルトではRuby 1.9.3互換となっている。
フレームワークの良さや特徴を知ることでミスマッチを防ぐ――「PyCon JP 2012」併設イベント「Django & Pyramid Con JP 2012」開催レポート

2012年9月15日から17日にかけて、Pythonユーザーのためのカンファレンス「PyCon JP 2012」が開催された。PyCon JP 2012ではPython関連コミュニティによるイベントが併設されているのも特徴である。今回はその1つである「Django & Pyramid Con JP 2012」について、運営側担当者によるイベントレポートをお送りする。