Google(米Alphabet傘下)は3月2日、Webブラウザの最新版となる「Chrome 89」を公開した。Chrome 89は2月に公開したバージョン88に続く最新版。
型アノテーションが加わった「Numpy 1.20」が公開
Pythonの数学的処理向け拡張モジュール「Numpy」開発チームは1月30日、最新版となる「Numpy 1.20.0」を公開した。型アノテーションのサポートなどが特徴となる。
「fish 3.2.0」が公開
Linux向けコマンドラインシェル「fish」開発チームは3月1日、最新版となる「fish 3.2.0」を公開した。
ARMサポートがほぼ完成、「Mageia 8」公開
GNU/Linuxディストリビューション「Mageia」開発チームは2月26日、最新のメジャーリリースとなる「Mageia 8」の公開を発表した。ARMのサポートをさらに強化させ、「ほぼプライマリ」のレベルとしている。
Red Hat、プロジェクトや非営利団体向けの無償RHELプログラムを発表
Red Hat(米IBM傘下)は2月25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のノーコストプログラム「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) for Open Source Infrastructure」を発表した。「CentOS Linux」の打ち切りを受けて混乱するコミュニティに対する救済策の1つと位置付けられる。
米Microsoft、「TypeScript 4.2」を公開
米Microsoftは2月23日、JavaScriptの拡張であるプログラミング言語の最新版「TypeScript 4.2」公開を発表した。
Linux FoundationとGoogle、Linuxカーネル安全性強化に向け専任担当を起用
Linuxを推進する非営利団体Linux FoundationとGoogle(米Alphabet傘下)は2月24日(米国時間)、Linuxカーネルの安全性にフォーカスするためにフルタイムの開発者2名を起用する資金の設立を発表した。今後長きに渡りLinuxが持続できるための安全性の取り組みを前進させる狙い。Linuxは2020年8月時点で20万人以上の貢献者が開発に参加しており、コミット数は100万件にのぼるという。
「Firefox 86」公開、プライバシーの強化や複数Picture-in-Pictureウィンドウなど
Mozillaは2月23日、オープンソースのWebブラウザ最新版となる「Firefox 86.0」を公開した。プライバシー保護で新機能を導入、Picture-in-Pictureは複数ウィンドウのサポートが加わった。Firefox 86.0は、1月末に公開したバージョン85に続く最新版。
オープンソースのメディアプレイヤー「Kodi 19.0 "Matrix"」公開
Team Kodiは2月20日、オープンソースのメディアプレイヤーの最新メジャーリリースとなる「Kodi 19.0」(開発コード”Matrix”)を公開した。
米Oracle、「Unbreakable Enterprise Kernel 5 Update 5」公開
米Oracleは2月17日、Oracle Linux向けの「Unbreakable Enterprise Kernel 5 Update 5(R5U5)」を公開した。
米Microsoft、クラウドネイティブアプリ構築ランタイム「Dapr 1.0」を公開
米Microsoftの「Distributed Application Runtime(Dapr)」開発チームは2月17日、初の正式版となる「Dapr 1.0」公開を発表した。分散型アプリケーションを構築するためのランライムで、1.0ではKubernetes実装にフォーカスした。
Google Cloud、Python Software Foundationの最上位スポンサーに
プログラミング言語「Python」を推進するPython Software Foundation(PSF)は2月11日、Googleがビジョナリースポンサー(Visionary Sponsor)として加わったことを発表した。
「Go 1.16」が公開、module-awareモードがデフォルトで有効に
Googleのプログラミング言語「Go」の開発チームは2月16日、最新安定版となる「Go 1.16」を公開した。Apple Siliconのサポートなど多数の強化が加わっている。Go 1.16は2020年8月に公開されたGo 1.15に続く最新版。
「Linux 5.11」が公開
Linus Torvalds氏は2月14日、「Linux 5.11」を公開した。2021年初のリリースとなり、ファイルシステム、ハードウェアなどで多数の強化が加わっている。Linux 5.11は2020年12月に公開されたバージョン5.10に続く最新版。7回のリリース候補(RC)リリースを経ての正式版公開となる。
最新開発版「Wine 6.2」が公開
WindowsアプリケーションをUNIX系OSの上で実行するための互換レイヤー「Wine」の開発チームは2月12日、最新開発版「Wine 6.2」公開を発表した。
「PostgreSQL 13.2」が公開、バージョン9.5系はEOLに
オープンソースのリレーショナルデータベース「PostgreSQL」を開発するPostgreSQL Global Development Groupは2月11日、最新安定版となる「PostgreSQL 13.2」を公開した。セキュリティ脆弱性の修正が特徴となる。
Ubuntuベースの商用Linux「Linspire 10」が公開
Ubuntuベースの商用Linuxディストリビューション「Linspire」の開発チームは2月8日、最新のメジャーリリースとなる「Linspire 10.0」を公開した。
「Rust 1.50」が公開
プログラミング言語「Rust」の開発チームは2月11日、最新安定版となる「Rust 1.50.0」を公開した。
クラウド時代、プロプライエタリよりKubernetesなどのオープンソースを重視ーーIBMとO'Reilly調査
米IBMは2月9日、O’Reilly Mediaと共同で行ったクラウドとオープンソースに関する調査をまとめた「The Value of Open Source in the Cloud Era」の公開を発表した。「特定のベンダーのクラウドに関連したスキルにフォーカスするより、クラウドの土台をなすオープンソース技術に関連したスキルを構築したいと思っている」とまとめている。
Vue.jsアプリの状況管理パターン「Vuex 4.0」が公開
Vue.jsアプリケーションのstate管理ライブラリ「Vuex」開発チームは2月3日、最新版「Vuex 4.0.0」を公開した。Vue 3をサポートし、Vuex 3系との互換性にフォーカスしたものとなる。