Free Software Foundation(FSF)の創始者、Richard M. Stallman氏が約1年半ぶりに取締役に復帰することがわかった。FSFの年次イベント「LibrePlanet 2021」で本人が発表した。
OSIの取締役会選挙プロセスに脆弱性、再投票へ
オープンソースライセンスの承認などを行う非営利団体Open Source Initiative(OSI)は3月19日、取締役会の投票プロセスに脆弱性があったとして再度投票を行うことを発表した。脆弱性の詳細については明確にしていない。
FSFがFree Software Awardsを発表、個人部門はSFCのBradley Kuhn氏が受賞
フリーソフトウェアを推進するFree Software Foundation(FSF)は3月20日(米国時間)、フリーソフトウェアに貢献した人と団体を讃える「2020 Free Software Awards」の受賞者を発表した。
企業での利用が増えるGo言語
Googleのプログラミング言語Goが職場で使われるようになっている。Go開発チームが発表した年次調査では、76%が仕事で使っていると回答している。
.NET向けのPHPコンパイラ/ランタイム「PeachPie 1.0」が登場
PHP向け.NET開発プラットフォーム「PeachPie」開発チームは3月14日、初の正式版となる「PeachPie 1.0.0」を公開した。PeachPieは、.NETランタイム上でPHPをネイティブにサポートするプラットフォーム。PHPをネイティブの.NET言語のように扱うことができる。
オーディオエディタ「Audacity 3.0」が公開
オープンソースのオーディオソフトウェア「Audacity」開発チームは3月17日、最新のメジャーリリースとなる「Audacity 3.0.0」公開を発表した。ファイルフォーマットの変更が最大の変更となる。Audacity 3.0は、2012年に公開されたバージョン2に続く最新のメジャーリリース。
「Java 16」が登場
米Oracleは3月16日(米国時間)、「Java 16」(「Oracle JDK 16」)の一般公開(GA)を発表した。Oracleは半年に1度、JavaをリリースしておりJava 16は2020年9月に公開されたJava 15に続くメジャーリリース。
GitOpsツールFluxがCNCFのインキュベーションプロジェクトに昇格
非営利団体Linux Foundation傘下のCloud Native Computing Foundation(CNCF)は3月11日、GitOpsツールのFluxをSandboxからインキュベーションに昇格することを発表した。
分散バージョン管理システム「Git v2.31.0」公開
分散型バージョン管理システム「Git」開発チームは3月15日、最新版となる「Git v2.31.0」の公開を発表した。
Google、ファジング「OSS-Fuzz」でJavaをサポート
Google(米Alphabet傘下)は3月10日、オープンソースソフトウェア向け継続的ファジングサービス「OSS-Fuzz」で、Java、およびKotlin、Scala、ClojureなどのJava仮想マシン(JVM)言語に対しても対象を拡大したことを発表した。
「Apache NetBeans 12.3」公開
Apache NetBeans開発チームは3月11日、オープンソースの統合開発環境(IDE)「Apache NetBeans 12.3」公開を発表した。
Linux Foundation、オープンソースソフトウェアの署名を容易にする「Sigstore」
非営利団体Linux Foundationは3月9日(米国時間)、最新のプロジェクト「Sigstore」を発表した。リリースファイルへの署名を容易にすることで、ソフトウェアサプライチェーン攻撃に対する保護対策を進める狙い。
「WordPress 5.7」が公開
WordPressは3月9日、オープンソースコンテンツ管理システムの最新版となる「WordPress 5.7 “Esperanza”」公開を発表した。
性能を強化した「Microsoft Edge 89」
米Microsoftは3月4日、Webブラウザの最新安定版となる「Microsoft Edge 89」を公開した。性能の強化が大きな特徴となる。 Microsoft Edge 89は、1月に公開されたバージョン88に続く最新版。
クラウドネイティブアプリ向けセキュリティ「Curiefense 1.3」
クラウドアプリケーションのためのセキュリティプラットフォーム「Curiefense」開発チームは3月2日、初のGA(一般公開)となる「Curiefense 1.3.0」公開を発表した。
AMD ROCmをサポートした「PyTorch 1.8」 が公開
PyTorch開発チームは3月4日、オープンソースの機械学習フレームワークの最新版「PyTorch 1.8」公開を発表した。AMD ROCmのサポート、パイプライン並列処理のベータ導入などが加わっている。
Googleが「Flutter 2」を公開、モバイルからWeb、デスクトップに拡大
Google(米Alphabet傘下)のUI/アプリケーションツールキット「Flutter」開発チームは3月3日、最新のメジャーリリースとなる「Flutter 2」公開を発表した。モバイルフレームワークからデスクトップなどでも動く移植性のあるフレームワークにフォーカスを拡大した。
「NomadBSD 1.4」が公開
FreeBSD系ディストリビューション「NomadBSD」の開発チームは3月3日、最新版となる「NomadBSD 1.4」を公開した。
「OpenSSH 8.5」が公開
SSHプロトコルのオープンな実装「OpenSSH」開発チームは3月3日、最新版となる「OpenSSH 8.5」を公開した。ベターなアルゴリズムに自動アップデートできるUpdateHostkeysがデフォルトで有効になるなどの強化が加わっている。OpenSSH 8.5は2019年に初版が公開された8系の最新版で、2020年9月に公開されたバージョン8.4に続くリリース。
Red Hatが企業におけるオープンソース利用調査を発表、コンテナの受け入れが進む
オープンソースを利用する企業は90%にのぼるなど、企業におけるオープンソースの利用は進んでいるが、その中でもKubernetesなどコンテナ関連の増加が目立つという。Red Hat(米IBM傘下)が年次調査「2021 State of Enterprise Open Source Report」を発表した。