Googleが開発する機械学習フレームワークのTensorFlow開発チームは6月19日、最新安定版となる「TensorFlow 1.14」を公開した。次期メジャーリリースとなる2系に向けた互換性モジュールが加わっている。
「Kubernetes 1.15」リリース、カスタムリソース定義(CRD)を強化
GoogleのKubernetes開発チームは6月19日、コンテナクラスタ運用・管理プラットフォーム「Kubernetes 1.15」をリリースした。クラスタ独自のリソースを実装・管理するCustomResourceDefinition(CRD)関連の強化を中心に、多数の細かな機能強化が行われている。
「Qt 5.13」リリース
The Qt Companyは6月19日、クロスプラットフォームのアプリケーション/ユーザーインターフェイスフレームワーク「Qt 5.13」をリリースした。対応ブラウザ上でアプリケーションを高速に実行できるWebAssemblyにフル対応したほか、多くの機能強化が行われている。
「DragonFlyBSD 5.6」リリース
DragonFly BSD開発チームは6月17日、BSD系OSの最新版となる「DragonFlyBSD 5.6」を公開した。HAMMER 2、仮想メモリシステムなどが強化された。
「OpenMandriva Lx 4.0」リリース
LinuxディストリビューションのOpenMandriva開発チームは6月16日、最新版となる「OpenMandriva Lx 4.0」の公開を発表した。AMDプロセッサ向けのバージョンも用意する。
セキュリティを修正した「HHVM 4.9」リリース
米FacebookのHHVM開発チームは6月10日、Hack言語実行環境の最新版「HHVM 4.9.0」を公開した。セキュリティ関連のアップデートが中心となる。
ブラウザ上で動作するHTML編集コンポーネント「CKEditor 5 v12.2」リリース
JavaScriptで実装されたWebブラウザ上で動作するWYSIWYGエディタ「CKEditor」開発チームは6月11日、CKEditor v5系の最新安定版となる「CKEditor 5 v12.2.0」を公開した。
「Scala 2.13」リリース、標準ライブラリを見直し
Scalaプログラミング言語の開発チームは6月11日、最新版「Scala 2.13.0」を公開した。標準ライブラリの見直しが最大の特徴としている。
分散リアルタイムコミュニケーションプロトコル「Matrix 1.0」リリース
分散リアルタイムコミュニケーションのためのプロトコル「Matrix」の開発チームは6月11日、初の最新版となる「Matrix 1.0」を公開した。Matix 1.0 APIを実装したリファレンス実装となる「Synapse 1.0」も公開、非営利団体となるMatrix.org Foundationの設立も明らかにした。
LinuxベースのデスクトップOS「Zorin OS 15」リリース、Androidとの連携機能を導入
Zorin Groupは6月5日、最新のメジャーリリースとなる「Zorin OS 15」を公開した。Androidベースのモバイル端末との連携機能を導入したほか、新しいデスクトップテーマも加わった。
Wine、最新開発版の「Wine 4.10」を公開
UNIX系OSなどでWindowsアプリケーションを動かすためのAPI集であるWine開発チームは6月10日、最新の開発版となる「Wine 4.10」を公開した。
「Git 2.22」が公開
分散バージョン管理の「Git」開発を主導するJunio C Hamano(濱野純)氏は6月7日、「Git 2.22.0」を公開した。
長期サポート版の「HHVM 4.8」が公開
米FacebookのHack言語の実行環境「HHVM」開発チームは6月3日、最新版「HHVM 4.8.0」を公開した。約48週間サポートされるLTS(長期サポート)版となる。
分散SQLデータベース「CockroachDB」、「as a Service」としての提供を制限するライセンスに変更
分散SQLデータベース「CockroachDB」を開発する米Cockroach Labsは6月4日、ライセンスをApache License 2からBusiness Source License(BSL) 1.1に変更することを発表した。クラウド事業者が同ソフトウェアを使った商用クラウドサービスを提供するのを阻止することが目的のようだ。
米Apple、UIフレームワーク「SwiftUI」を発表
米Appleは6月3日、iOSやmacOSなどで動作するアプリケーション向けのUI(ユーザーインターフェイス)構築フレームワーク「SwiftUI」を発表した。Swift言語を利用してUI開発ができ、少ないコーディング作業で優れたアプリを開発できるとしている。
i3互換のWaylandコンポジタ「Sway 1.1」リリース
Waylandコンポジタ「Sway」開発チームは6月3日、最新安定版となる「Sway 1.1」を公開した。「swaybar」がタッチ操作に対応するなどの機能強化が加わっている。
「Apache Storm 2.0」リリース、Javaでコア機能を再実装
Apache Stormコミュニティは5月30日、分散処理システム「Apache Storm 2.0.0」を公開した。約3年ぶりのメジャーリリースとなり、コア機能をJavaで書き直すことで性能を改善したという。
「TypeScript 3.5」リリース、性能の強化などが行われる
TypeScript開発チームは5月29日、JavaScriptを拡張したプログラミング言語「TypeScript 3.5」を公開した。性能の改善などが特徴となる。
PHPフレームワーク「Symfony 4.3」リリース
PHPフレームワークSymfony開発チームは5月30日、最新安定版「Symfony 4.3.0」を公開した。バグ修正が中心のメンテナンスリリースとなる。
「GParted 1.0.0」リリース
GNOMEパーティションツール「GNOME Partition Editor(GParted)」の開発チームは5月29日、「GParted 1.0.0」を公開した。