米Apple、UIフレームワーク「SwiftUI」を発表
米Appleは6月3日、iOSやmacOSなどで動作するアプリケーション向けのUI(ユーザーインターフェイス)構築フレームワーク「SwiftUI」を発表した。Swift言語を利用してUI開発ができ、少ないコーディング作業で優れたアプリを開発できるとしている。
宣言的なSwiftの文法を利用して、ノートPCやデスクトップ(macOS)、スマートフォン(iOS)、タブレット(iPadOS)、ウェアラブル端末(watchOS)、セットトップボックス(tvOS)といった異なるデバイス向けに単一のツールやAPIセットでUI開発が行える。
あわせて、Appleの統合開発環境(IDE)であるXcode 11に新たなGUI設計ツールが組み込まれた。開発ツールとシームレスに連動し、Dynamic Type、Dark Mode、ローカリゼーション、アクセシビリティなどを自動でサポートするという。
直感的な設計ツールとエディタを備え、ドラッグ&ドロップでUIの構築や編集ができる。Xcodeが瞬時に変更をリコンパイルするため、入力しながらプレビューできるという。開発したUIは、コントロールやプラットフォーム固有の機能をネイティブに利用できる。
同日、開発者向けプレビューを公開、チュートリアルとリファレンスも公開した。