「GParted 1.0.0」リリース

 GNOMEパーティションツール「GNOME Partition Editor(GParted)」の開発チームは5月29日、「GParted 1.0.0」を公開した。

 GPartedはハードディスクやSSDといったストレージのパーティション管理ツール。libpartedをベースとし、グラフィカルなUIを利用してパーティションの作成や削除、編集、フォーマットを行える。btrfs、ext2/3/4、fat16/fat32、linux-swap、lvm2 pv、nftsなどさまざまなファイルシステムに対応し、データを損失することなくパーティションのリサイズ、複製、移動ができる。ライセンスはGPLv2。

 2004年8月に0.0.1をリリースして以来約15年が経過してのバージョン1.0.0リリースとなった。コードベースをgtkmm2からgtkmm3にマイグレーションしたことがバージョン番号を変更した理由とのこと。そのほかの依存性にも変更があると留意している。

 そのほかの変更点として、拡張パーティションをオンラインで拡張できるようになった。またF2FSのサポートが加わり、NTFSファイルシステムのリフレッシュに時間がかかる問題を修正した。バグも多数修正されている。

 GParted 1.0は公式サイトやSourceforgeのプロジェクトのページより入手できる。

GParted
https://gparted.org/