GitLab、オープンソースプロジェクトが無償でUltimateの機能を利用できるプログラム
オランダGitLabは2月4日、オープンソースプロジェクト向けのプログラム「GitLab for Open Source」を発表した。GitLabが有料で提供するUltimateエディションの機能を無償で利用できるものとなる。
GitLab for Open Sourceは、GitLabでコードをホスティングするオープンソースプロジェクトがGitLabがUltimateで提供するDevOpsなどの機能に無償でアクセスできるプログラム。
GitLabは無償のCommunity版のほか、月額19ドルのPremium版、月額99ドルのUltimate版の3エディションを備える。UltimateはCommunity、Premiumで提供される機能に加え、複数階層のエピック、高度なセキュリティテスト、セキュリティリスク軽減、ポートフォリオ管理、無料のゲストユーザーなどを備える。毎月5万分まで共有RunnerでCI/CDを実行でき、サポートも受けられる。
GitLab for Open Sourceを利用するためには、OSI承認のオープンソースライセンスの下でコードを公開していること、営利を追求していないこと(寄付を求める場合は良い)、GitLab.comでのグループや自己ホスティングが公開されており、利用可能な状態であることなどの条件を満たす必要がある。
プログラムの適用を受けたいプロジェクトは、専用フォームから応募できる。GitLabアカウント、プロジェクトのスクリーンショットなどを添える必要がある。
GitLab for Open Source
https://about.gitlab.com/solutions/open-source/