FFmpeg Projectは5月17日、最新安定版「FFmpeg 2.6.3」をリリースした。バージョン2.6系最後のリリースとなり、多数の修正や機能強化が図られている。
マルチプラットフォーム対応の2Dアニメーション作成ツール「Sysfig Studio 1.0」リリース
オープンソースの2Dアニメーションソフトウェア「Synfig Studio」開発チームは4月27日、「Synfig Studio 1.0」をリリースした。ボーン機能や画像変形機能、物理演算を利用したアニメーション作成支援機能などを備えており、WindowsおよびMac OS X、Linuxで動作する。
オープンソースの音楽制作ソフト「Ardour 4.0」リリース、ついにWindowsサポートを実現
オープンソースの音楽制作ソフト「Ardour」の開発チームは4月18日、最新版となる「Ardour 4.0」をリリースした。Windows対応を実現したほか、オーディオライブラリ「JACK」への依存性もなくなった。
エフェクトのリアルタイムプレビューが加わった「Audacity 2.1」リリース
オープンソースのオーディオエディタ「Audacity」開発チームは3月29日、最新版「Audacity 2.1.0」を公開した。エフェクトのリアルタイムプレビューなどの機能が加わり、サポートするOSも拡大した。
NVENCサポート、VP9最適化などが加わった「FFmpeg 2.6」リリース
FFmpeg Projectは3月7日、オープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg」の最新版「FFmpeg 2.6」(開発コード「Grothendieck」)をリリースした。
オープンソースのメディアプレイヤーKodi(旧XBMC)14.0リリース
XBMC Foundationは12月23日、オープンソースのメディアプレイヤー「Kodi 14.0」(開発コード「Helix」)を発表した。XBMCから名称を変更した後で初のリリースとなり、「FFmpeg 2.4.4」のサポートなど多数の機能が加わっている。
動画エンコーダ「HandBrake 0.10.0」リリース、H.265やQSV、VP8などを新たにをサポート
動画フォーマットの変換ツール「HandBrake」を開発するHandBrakeプロジェクトは11月22日、最新版となる「HandBrake 0.10.0」をリリースした。新たにIntel QSVやH.265、VP8といったエンコーダが利用できるようになったほか、フィルタ機能やGUIも強化されている。
「Blender 2.72」リリース、パイメニューの導入やCycles GPUレンダリングの強化などが行われる
The Blender Foundationは10月4日、オープンソースで開発されているクロスプラットフォームの3Dグラフィック制作ソフトウェア「Blender 2.72」をリリースした。ユーザーインターフェイスに「Pie Menus」がオプションとして導入され、Cycles GPUレンダリングも強化されている。
「オープンソース化する」と発表するも未だソースは公開されていない「Lightworks」、バージョン12.0がリリースされる
米EditShareは9月25日、ノンリニア動画編集ソフトウェア「Lightworks 12.0」をリリースした。LinuxとWindowsに加えてMac OS Xに対応したほか、コンテンツマネージャーが新しくなるなどの強化が加わった。
Khronos Groupが「OpenGL 4.5」をリリース
標準化団体The Khronos Groupは8月11日(米国時間)、グラフィックスライブラリ「OpenGL 4.5」の仕様を正式リリースした。合わせて次世代のOpenGLイニシアティブに向けた参加を呼びかけたほか、「SPIR 2.0」仮仕様も公開した。また、「DirectX」を開発する米MicrosoftのThe Khronos Groupヘの加入も明らかになった。
メディアプレイヤー「XBMC」が「Kodi」に名称変更
オープンソースのメディアプレイヤー「XBMC」の開発母体であるXBMC Foundationは8月1日、XBMCの名称を次期版のバージョン14から「Kodi」に変更することを発表した。「XBMC」はXbox Media Centerの略であるが、「XBox 360」や「Xbox One」上では動作しない現状を反映されるといった事情に加え、商標など法的な問題もあるという。
EmacsのマルチメディアプレイヤーEmmsが7年ぶりに最新版をリリース
Emacsでマルチメディアコンテンツの再生を可能にする「Emms」開発チームは7月27日、最新安定版「Emms 4.0」をリリースした。7年ぶりのメジャーバージョンとなり、新機能やバグ修正が加わっている。
OpenGLサポートを強化した「GStreamer 1.4.0」がリリース
GStreamerチームは7月21日、オープンソースのマルチメディアフレームワーク「GStreamer 1.4.0」をリリースした。新しいAPIが多数加わり、OpenGLとの統合も強化した。
「FFmpeg 2.3」がリリース、Opusデコードにネイティブ対応
FFmpeg開発チームは7月16日、オープンソースのマルチメディアコーデック実装の最新版「FFmpeg 2.3」(開発コード「Mandelbrot」)をリリースした。Opusデコードのネイティブ対応、よりいっそうの最適化など多数の機能追加や強化が行われている。
「FFmpeg 2.2」リリース、H.265のエンコードにも対応
FFmpeg開発チームは3月24日、オープンソースのマルチメディアコーデック実装「FFmpeg 2.2」をリリースした。libx265エンコードのサポートが加わるなど、さまざまな強化が図られている。
オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg 2.1.3」リリース
オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」開発チームは1月15日、2.1系の最新版となる「FFmpeg 2.1.3」を公開した。Googleが多くのバグ修正に協力していることも話題になっている。
動画ファイルフォーマット「Matroska」用のツールセット「MKVToolNix 6.7」リリース
1月8日、Matroskaファイルの作成・変更ツール「MKVToolNix 6.7.0」が公開された。MPLSファイルの処理を改善するなどの変更が加わっている。また、Ruby 1.8系のサポートはなくなり、Ruby 1.9が必須となった。
Khronos Groupが「OpenCL 2.0」を完成、コンピュータビジョン向け「OpenVX 1.0」の暫定仕様も発表
標準化団体のThe Khronos Groupは11月18日、異機種混在環境における並列プログラミングのための規格「OpenCL 2.0」を公開した。翌日には、コンピュータビジョン向けライブラリ「OpenVX 1.0」の暫定仕様も公開している。
FBXインポートをサポートした「Blender 2.69」が公開
The Blender Foundationは10月30日、オープンソースの3Dモデリング/レンダリングソフトウェア「Blender 2.69」を公開した。FBXインポートのサポート、新しいモデリングツールなどの新機能が加わり、既存機能も強化されている。
米Cisco、H.264コーデックをオープンソースかつロイヤリティフリーで公開へ
米Cisco Systemsは10月30日、動画コーデック「H.264」の自社実装をオープンソースソフトウェアとして公開することを発表した。ロイヤリティフリーで利用できるようにし、WebRTCの標準技術となることを目指す。Mozillaが「Firefox」で同モジュールをサポートする計画を発表している。