写真共有サービス「Photographer.io」、プラットフォームをオープンソースで公開

 写真共有サービス「Photographer.io」の開発者は7月8日、サービスを構成するアプリケーションをオープンソースで公開したことを発表した。ライセンスはMIT License。これにより品質やセキュリティを改善していく狙い。

 Photographer.ioはRobert May氏が開発・運営する写真共有コミュニティサービス。写真のアップロード(1か月100点まで)、アルバムやコレクションなどの管理、共有などができる。SSLによるセキュリティ、コメントや評価などのソーシャル機能を持ち、Facebookのような「いいね(Like)」ではなく、1日10件までの「レコメンド」ができる。現在ベータ版として運用しており、利用は無料。広告はなく、将来的には有料のサブスクリプションサービスの提供を開始するとしている。

 公開されたアプリケーションはRubyやCoffeeScript、SASSで作成されており、Ruby on Railsの知識とRuby 2.0、PostgreSQL 9.2以上、Redis、Memcachedなどが必要としている。

 May氏はブログにて、オープンソース化は当初からの計画としており、その理由については共同作業によるコミュニティ作成、品質とセキュリティの改善などを挙げている。

Photographer.io
https://www.photographer.io/

photographer.ioの公開リポジトリ
https://github.com/afternoonrobot/photographer-io