「FFmpeg 2.2」リリース、H.265のエンコードにも対応

 FFmpeg開発チームは3月24日、オープンソースのマルチメディアコーデック実装「FFmpeg 2.2」をリリースした。libx265エンコードのサポートが加わるなど、さまざまな強化が図られている。

 FFmpegはオーディオや動画の録音、変換、ストリーミングなどの機能を提供するツールおよびライブラリで、さまざまなプラットフォームで動作する。ライセンスはGPLv2。マルチメディアファイルの再生やデコード/エンコード、フォーマット変換、mux/demux、ストリーミング、フィルターなどを実行できる。FFmpegが提供する音声/動画コーデックライブラリ「libavcodec」はさまざまなオープンソースアプリケーションで使われているほか、フォーマット変換を行うコマンドラインツール「ffmpeg」やマルチメディアストリーミングサーバー「ffserver」、SDLとFFmpegライブラリベースのメディアプレイヤー「ffplay」、マルチメディアストリームアナライザ「ffprobe」といったコマンドラインツールも提供されている。

 FFmpeg 2.2は2013年10月にリリースされたバージョン2.1に続く最新のメジャーリリースとなる。新機能として、libx265を利用したH.265形式での動画エンコードをサポートした。すでに導入されているH.265のデコードに加わるものとなり、H.265のエンコードとデコードの両方が可能となる。

 このほか、DNx444コーデックのサポートをはじめ、libwebpライブラリ経由でのWebPエンコードのサポート、ATRAC3+デコード、HNMバージョン4のdemuxerおよび動画デコードなどコーデック対応が強化された。またOpenGLデバイスをサポートし、フィルタではelbg、dejudder、aevalが加わった一方でmp3_header_compress bitstreamは削除されている。VDAの自動検出も加わった。このほか、多数のバグが修正されている。

 FFmpeg 2.2のソースコードはプロジェクトのWebサイトより入手できる。

FFmpeg
http://www.ffmpeg.org/