FedoraリリースエンジニアのPeter Robinson氏は3月9日、Fedoraに新たに「Fedora IoT Edition」が加わることを発表した。まずは10月末に公開予定の「Fedora 29」で試験的に提供することを目指すという。
3D UIを構築できる「Qt 3D Studio 1.1」リリース
Qtは3月2日、3Dユーザーインターフェイス(UI)構築ツール「Qt 3D Studio 1.1」をリリースした。データ入力支援ツールなど新たな機能を実験導入している。
Linux Foundation、エッジコンピューティング向けのソフトウェアスタック「Akraino」を発表
非営利団体のLinux Foundationは2月20日(米国時間)、最新のオープンソースプロジェクト「Akraino」を発表した。信頼性やパフォーマンスが求められるアプリケーションを仮想マシンやコンテナ内で実行させるためのソフトウェアスタックで、通信事業者クラスの大規模な利用にも耐えられるという。
LinuxQuestions.org、2017年度の人気Linuxディトリビューションなどを発表
LinuxコミュニティのLinuxQuestions.orgは2月7日、メンバーに好きなデスクトップ、サーバーなどを選んでもらう「2017 LinuxQuestions.org Members Choice Award」の結果を発表した。デスクトップでは「Ubuntu」、サーバーでは「Slackware」が選ばれた。
米CoreOS、キーバリューストア「etcd 3.3」を公開
米CoreOSのetcdプロジェクトは2月1日、分散システム向けのKey-Valueストア「etcd 3.3」を公開した。バックエンドデータベースが新しくなるなどの変更が行われている。
Linuxカーネル4.15リリース、Meltdown/Spectreへの対処が組み込まれる
Linus Torvalds氏は1月28日、「Linuxカーネル4.15」のリリースを発表した。年始に明らかになったCPUの脆弱性Meltdown及びSpectreへの対応が中心だが、通常通りの機能強化も多数行われている。
「Wine 3.0」リリース、Direct3D 10/11をサポート
UNIX系環境向けのWindows API実装「Wine(Wine Is Not an Emulator)」の開発チームは1月18日、最新安定版「Wine 3.0」を公開した。
Linuxディストリビューション「NuTyX 10.0」リリース
GNU/Linuxディストリビューションの「NuTyX」開発チームは1月17日、最新安定版「NuTyX 10.0」公開を発表した。
Linux向けのMIDI/マルチトラックオーディオ編集ソフト「MusE 3.0」が公開
Linux向けMIDI/音声編集ソフト「MusE」の開発チームは1月6日、最新安定版「MusE 3.0.0」を公開した。Qt 5の採用など多数の機能強化が加わっている。
USBメモリからブートできるDebianベースのLinuxディストリビューション「Slax 9.3」
Linuxディストリビューション「Slax」の開発チームは12月24日、最新安定版「Slax 9.3」公開を発表した。
セキュリティ研究者向けのLinuxディストリビューション「Parrot 3.10」公開
セキュリティに特化したGNU/Linuxディストリビューション「Parrot」開発チームは12月16日、最新版「Parrot 3.10」を公開した。firejailとapparmorを組み合わせたサンドボックスシステムの導入などが強化点となる。
パッケージマネージャ「GNU Guix」およびGuix採用ディストリビューション「GuixSD 0.14」リリース
GNU Guixプロジェクトが12月7日、パッケージマネージャおよびこれを利用したシステムディストリビューションシステム「GNU Guix/GuixSD 0.14.0」を公開した。
openSUSE、ローリングリリース「Tumbleweed」のスナップショット機能を発表
openSUSEは11月22日、ローリングリリース「Tumbleweed」のスナップショット機能「Tumbleweed Snapshots」を公開した。Tumbleweedのスナップショットのリポジトリで、システム全体をアップデートすることなく特定のアプリケーションのみをインストールできるとしている。
ペネトレーションテスト向けディストリビューション「Kali Linux 2017.3」公開
ペネトレーションテスト向けのLinuxディストリビューション「Kali Linux」開発チームは11月21日、最新版「Kali Linux 2017.3」をリリースした。ノートアプリなど新しいツールが導入されている。
「Red Hat OpenShift Container Platform 3.7」登場、AWSとの統合機能を実装
米Red Hatは11月16日(米国時間)、コンテナアプリケーションプラットフォームの最新版「Red Hat OpenShift Container Platform 3.7」を発表した。Amazon Web Services(AWS)のパブリッククラウドに直接アクセスできるようになり、OpenShiftでAWS向けの設定やデプロイが行えるようになっている。
モジュラー化を進めた「Fedora 27」リリース
Fedora Projectは11月14日、Linuxディストリビューションの最新版「Fedora 27」を発表した。現在「Workstation」エディションと「Atomic」エディションが提供されおり、また約1ヶ月後にはサーバー向けの「Fedora 27 Modular Server Beta」の公開も予定されている。
Linuxカーネル4.14リリース、x86_64環境でのメモリ上限が拡大される
Linus Torvalds氏が11月12日、「Linuxカーネル4.14」のリリースを発表した。長期サポート版(LTS)となり、新しいperfツールの導入、x86_64のメモリ上限の拡大など多数の機能が加わっている。
CentOSをベースとする小規模オフィス/中規模企業向けサーバーOS「NethServer 7.4」
CentOSベースのサーバー向けLinuxディストリビューション「NethServer」開発チームは10月30日、最新版「NethServer 7.4」を公開した。
軽量のQtデスクトップ環境「LXQt 0.12」リリース
Qtベースの軽量デスクトップ環境「LXQt」開発チームは10月21日、最新版となる「LXQt 0.12.0」を公開した。HiDPIのサポート強化などが特徴となる。
「Ubuntu 17.10」公開、デスクトップ環境をGNOMEに移行
英Canonicalは10月19日、Linuxディストリビューション「Ubuntu 17.10」(開発コード名「Artful Aardvark」)を公開した。デスクトップに「GNOME Shell」を搭載するなどの変更が加わっている。