USBメモリからブートできるDebianベースのLinuxディストリビューション「Slax 9.3」

 Linuxディストリビューション「Slax」の開発チームは12月24日、最新安定版「Slax 9.3」公開を発表した。

 Slaxはモダン、軽量、高速性などを特徴とするLinuxディストリビューション。PCの本体ストレージにインストールせずにUSBメモリから直接起動できる。当初はSlackwareベースのディストリビューションとしてスタートしたが、アプリケーションやパッケージなどのエコシステムを理由にDebianベースに変更している。デスクトップ環境はFluxboxを採用する。

 Slax 9.3は11月に公開された9系の最新の安定版。多数のファームウェアドライバを追加し、様々なWiFiデバイスをサポートした。そのため容量が増えたものの、接続性を優先させたとしている。WiFiネットワーク管理のためのwicdやファイルマネージャーpcmanfmも導入した。pcmanfmではブックマーク機能も利用できる。

 アプリケーションランチャーxLunchで自動アップデートが可能になり、新たにインストールされたアプリケーションを管理できるようになった。画面解像度の変更を改善し、syslinuxが最新版となった。このほか、バグも多数修正されている。

 プロジェクトのWebサイトでは64ビット版および32ビット版に加えて、ネットワークブート用のiPXEイメージも用意されている。

Slax
https://www.slax.org/