CentOSをベースとする小規模オフィス/中規模企業向けサーバーOS「NethServer 7.4」

 CentOSベースのサーバー向けLinuxディストリビューション「NethServer」開発チームは10月30日、最新版「NethServer 7.4」を公開した。

 NethServerはCentOSをベースとしたLinuxサーバーOS。小規模オフィスや中規模企業向けに開発されており、ファイルサーバー、Webサーバー、メールサーバー、フィルタリング、VPN、ファイアウォール、プライベードクラウドといった機能を提供する。ライセンスはGPLv3。

 NethServer 7.4は、2月に公開した7系の最新版。Software Centerで新しいアップストリームのアップデートがある場合はそれを通知するようになった。ローカルのActive Directoryアカウントプロバイダで、Samba DCインスタンスに自動でアップデートを適用するようになった(最新のSamba DCバージョンは4.6.8)。ローカルのActive Directory(AD)に加え、リモートのADとLDAP(ローカル/リモート)もサポートする。アカウントプロバイダは、LDAPとAD間を双方向で変更できる。

 Webプロキシの「Squid」を強化し、SSL透過プロキシ使用時のWebナビゲーションを改善した。SSLなしの透明/非表示モードでのWebフィルタリング、AD/LDAP認証、ネットワーク全体のブラウジングの安全化なども加わっている。IPSモジュールの「Suricata」、アンチウイルスなども強化した。クラウドストレージの「Netcloud」もアップデートし、Webコンテンツフィルタ「ufdbGuard」も1.33.4にアップデートした。

 Webユーザーインターフェイスでは、診断パネルに、サーバーのインターネットの速度をテストできるスピードテスト機能が加わった。このほかネットワーク情報、ルーター、DNS参照、Pingなども表示するようになった。帯域の測定では、「Bandwidthd」に変わってネットワーク分析の「Ntopng 3」を導入した。

 NethServer 7.4はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

NethServer
http://www.nethserver.org/