Fedora、「IoT Edition」を提供することを発表

 FedoraリリースエンジニアのPeter Robinson氏は3月9日、Fedoraに新たに「Fedora IoT Edition」が加わることを発表した。まずは10月末に公開予定の「Fedora 29」で試験的に提供することを目指すという。

 Robinson氏によると、Fedora Councilが提案を受けてIoT Editionをプロジェクトの目的(Council Objective)として承認したという。Robinson氏は別途ダウンロードする「Spin」としての提供を提案したが、Councilは作業部会を持つ公式のエディションとして開発を進めることに決定したという。

 まずは、「Fedora 29」を目標に軽量のSpinスタイルとして提供することを目指す。今後作業部会を立ち上げ、月例リリースを行うことですぐに試すことができるようにするという。これらを通じてFedora IoTコミュニティを成長させる、としている。

 コミュニティ活動については、「Fedora IoT Pagure Group」としてイシュー追跡、リリースマイルストーン、Gitリポジトリなどを担当する。メーリングリスト、IRCチャネルなども立ち上げ、依存性の追跡、コンポーネントのRFE(機能拡張や強化のリクエスト)、イシューの追跡のためのFedora IoT Tracking bugも設ける。

 具体的な作業として、土台となるOSTree Atomicホストイメージの作成に加え、ドキュメント、テスト自動化のためのCI/CDパイプラインの構築、リリースプロセス、コンテナ、サポートするリファレンスデバイス、IoTフレームワークの選定などを挙げている。

Fedora UiT Working Group
https://pagure.io/fedora-iot/