FSFがGPLv3策定の最終段階を変更
フリーソフトウェア財団(FSF:Free Software Foundation)は、GNU一般公衆利用許諾契約書のバージョン3(GPLv3)を策定する最終プロセスの変更を進めている。FSFの常任理事Peter Brown氏は、この変更の理由として、次のドラフトにおける改訂範囲が広いことと、策定の正念場を迎えるにあたって「FLOSSコミュニティに改めてこのプロセスに関わってもらう」必要があることを挙げている。なお、今回の改訂内容は、最近のNovellとMicrosoftとの協定によって持ち上がった問題や、特許とデジタル著作権管理(DRM)に関わる言い回しについてコミュニティから提起された問題に対処するものになる。